『世にも美しい三字熟語』10月27日発売

2021/10/27  株式会社 ダイヤモンド社 

「三字熟語クイズ」を楽しみながら、語彙力がつく本!

このたび、株式会社ダイヤモンド社(東京都渋谷区)は、『世にも美しい三字熟語』(西角けい子:著)を2021年10月27日に発売します。


西角けい子著『世にも美しい三字熟語』ダイヤモンド社刊
■美しく、カッコよく、面白い「三字熟語」の世界!
 四字熟語と比べると、三字熟語とは耳慣れない言葉ですが、「雪月花(せつげっか)」「五月雨(さみだれ」「朧月夜(おぼろづきよ)」のような日本の景観や四季折々の風物を表す美しい言葉をはじめ、「安本丹(あんぽんたん)」「頓珍漢(とんちんかん)」「素頓狂(すっとんきょう)などの思わず笑ってしまう言葉、「大団円(だいだんえん)」「知情意(ちじょうい)」「不如意(ふにょい)」などの使うとかっこいい言葉など、三字熟語の世界は多彩です。
 日本の美を映し出す情景や歌舞伎や落語などの伝統芸能、歴史、文学に至るまで、壮大な日本の文化が展開されています。三字熟語には、軽やかで、庶民的で、思わずクスッと笑ってしまうような言葉がたくさんあります。つまり、「三字熟語」は、ちょっと変わっている。だから、おもしろい。そんな、味わい深い「三字熟語」の世界をご紹介する本です。

■「世にも美しい三字熟語」(目次、本文より)
第1章 人をほめる時に使う三字熟語
姉御肌(あねごはだ)、偉丈夫(いじょうふ)、韋駄天(いだてん)、気丈夫(きじょうぶ)、麒麟児(きりんじ)、好事家(こうずか)、先覚者(せんかくしゃ)、素封家(そほうか)、天眼通(てんがんつう)、美丈夫(びじょうふ)、益荒男(ますらお)、見巧者(みごうしゃ)、ほか

第2章 使うとかっこいい三字熟語
阿修羅(あしゅら)、歓喜天(かんぎてん)、帰去来(ききょらい)、橋頭堡(きょうとうほ)、健啖家(けんたんか)、小半時(こはんとき)、獅子吼(ししく)、知情意(ちじょうい)、等閑視(とうかんし)、如夜叉(にょやしゃ)、翻筋斗(もんどり)ほか

第3章 世にも美しい三字熟語
朝月夜(あさづくよ)、十六夜(いざよい)、朧月夜(おぼろづきよ)、案山子(かかし)、寒垢離(かんごり)、五月雨(さみだれ)、不知火(しらぬい)、真善美(しんぜんび)、雪月花(せつげっか)、蝉時雨(せみしぐれ)、日照雨(そばえ)、半夏生(はんげしょう)ほか

第4章 使ってはいけない三字熟語
青瓢箪(あおびょうたん)、黄口児(こうこうじ)、村夫子(そんぷうし)、ほか

第5章 思わず笑ってしまう三字熟語
安本丹(あんぽんたん)、奇天烈(きてれつ)、素寒貧(すかんぴん)、素頓狂(すっとんきょう)、駄法螺(だぼら)、猪口才(ちょこざい)、珍紛漢(ちんぷんかん)、珍無類(ちんむるい)、突樫貪(つっけんどん)、唐変木(とうへんぼく)、頓珍漢(とんちんかん)、ほか

第6章 日本人の心情を表す三字熟語
悪太郎(あくたろう)、伊呂波(いろは)、産土神(うぶすな)、十八番(おはこ)、下手物(げてもの)、守破離(しゅはり)、序破急(じょはきゅう)、垂乳根(たらちね)、転失気(てんしき)、土性骨(どしょうぼね)、南無三(なむさん)ほか

第7章 知っていると恥をかかずにすむ三字熟語
依怙地(いこじ)、自堕落(じだらく)、守銭奴(しゅせんど)、太公望(たいこうぼう)、半可通(はんかつう)、鼻下長(びかちょう)、風馬牛(ふうばぎゅう)、風来坊(ふうらいぼう)、朴念仁(ぼくねんじん)、野暮天(やぼてん)、四方山ほか

特別コラム 夏目漱石と太宰治の「三字熟語」の世界
西角けい子著『世にも美しい三字熟語』ダイヤモンド社刊

■著者プロフィール:西角けい子(にしかど・けいこ)


ステージメソッド塾代表/学習コンサルタント/三字熟語愛好家
オムロンを退職後、日本有数の大手塾の激戦区である兵庫県西宮北口にステージメソッド塾を開業。
国語力を急伸させる独自の「ニシカド式勉強法」 により、わずか6か月でごく普通の成績だった7名の塾生を日本一(全国版学力テスト)に育て 、多くのマスコミから取材される。 「お母さんの言葉がけ」と、「暗記力」「ノート力」「作文力」アップを重視した「ニシカド式勉強法」は定評があり、倍率10倍以上の超難関公立中高一貫校に、14年連続地域No.1の合格者を出している。片道3時間以上かけて通う小学生や新幹線や飛行機で通塾する中学生もおり、塾周辺に転居してくる家庭も多い。
ひょんなことから、国語の世界で影が薄い「三字熟語」のおもしろさに気づき、軽やかで、庶民的で、思わずクスッと笑ってしまう三字熟語にハマる。三字熟語ラブな思いが高じて、三字熟語クイズを作り始めた。夏目漱石や太宰治などの文豪が使う「三字熟語」の巧みな表現にしびれ、文豪の人間味や生き方に興味を抱き、文豪の出生地巡りや墓参りをしながら、「三字熟語」の探究を続けている。

■『世にも美しい三字熟語』
著者:西角けい子
定価:1540円(税込)
発売日:2021年10月27日
発行:ダイヤモンド社
判型:46判並製・1C・256ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/447810980X/

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