2023年CDP気候変動スコアで「A?」を取得

2024/02/07  山陽特殊製鋼 株式会社 

2024 年 2 月 7 日

2023 年 CDP 気候変動スコアで「A」を取得

山陽特殊製鋼株式会社(代表取締役社長 宮本 勝弘、本社 兵庫県姫路市)は、CDP による 2023 年気候変動質問書への回答を行い、このほど、リーダーシップレベルに位置付けられる「A-」(Aマイナス)のスコアを取得しました。

CDP とは、グローバルな環境情報開示システムを運営する英国の非営利団体(NGO)で、機関投資家と連携して企業に対し気候変動への取り組みや温室効果ガス排出量等に関する情報開示を求めています。 2023 年は全世界で 23,000 社以上の企業を調査し、リスクマネジメント、事業戦略、目標と実績、エンゲージメント等の多岐の項目にわたる対象企業の気候変動等への対応について、リーダーシップレベル(A、A―)、マネジメントレベル(B、B-)、認識レベル(C、C-)、情報開示レベル(D、D―)の 8 段階のスコアで評価しています。

当社は、2022 年から CDP 気候変動質問書への回答を行い、今回は 2022 年のスコアから1ランクアップした「Aー」スコアと評価されました。リーダーシップレベルに位置付けられる「A」および「A―」のスコアは、脱炭素社会の構築に先導的と評価される企業に付与されるもので、当社が属する金属セクターのカテゴリーでは上位 20%にあたります。なお、「Aー」以上のスコアを取得した国内特殊鋼専業メーカーは当社のみとなります。

また、2023 年は CDP による水セキュリティ質問書への回答を初めて行い、水セキュリティスコアでは、マネジメントレベルに位置付けられる「B」のスコアを取得しました。

当社は、気候変動をはじめとする地球環境の問題が人類の存続に影響を与える重要な課題であるとの認識のもと、2050 年カーボンニュートラル実現に向けて 2030 年度に自社で排出する CO2を 2013 年度比 50%以上削減するロードマップを策定し、エコプロセス推進やグリーンエネルギー活用等による CO2排出削減に取り組むとともに、需要家の CO2排出削減に貢献するエコプロダクトや、海外グループ会社に省エネ・生産性向上技術を展開するエコソリューションによる CO2排出削減への貢献を積極的に推進しています。当社は、引き続きこうした取り組みと情報開示の充実をさらに加速させ、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

以上

≪お問い合わせ先≫ 山陽特殊製鋼株式会社 総務部広報グループ (TEL:079-235-6002)

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