感染対策に有効な「ハイブリット型案内ロボット」を神奈川県と開発

2022/10/13  株式会社 スマートロボティクス 

目の動きを察知するAI搭載.大型サイネージ活用でリアルタイムコミュニケーション



 ロボット開発のベンチャー企業である株式会社スマートロボティクス(所在地:東京都千代田区東神田2-4-6、S-GATE秋葉原8階、代表取締役社長:井島剛志、以下、スマートロボティクス)は、株式会社ドコモビジネスソリューションズ神奈川支店(横浜市西区)との共同事業として、神奈川県の令和4年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット開発支援事業で採択された「ハイブリッド型(自律、遠隔モード)案内ロボットの開発」について基本設計、機械設計を終え、ソフトウエア制御などの製品開発に着手しました。神奈川県内の商業施設や交通機関、医療・介護施設などでの実証実験を経て2023年春からの提供を目指します。

 神奈川県の令和4年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット開発支援事業は、新型コロナ感染症により、社会によるロボットが有する非接触、遠隔操縦、自動化といった価値が再認識され、多様なシーンでのロボット導入の機運をロボットビジネスへの参入の好機と捉えて、県内産業の振興と県民の安全・安心の実現を図るため、新型コロナウイルス感染症対策に有効なロボット開発プロジェクトを推進するものです。そこでスマートロボティクスは、不特定多数の方と接触する「受付」業務に着目し「ハイブリット型案内ロボット」を企画いたしました。

 「ハイブリット型案内ロボット」は、各種施設での受付業務や館内案内の自動誘導をはじめ、ロボットでは賄いきれない対応は遠隔操作で人が対応できる機能を導入。また、来場者の挙動や目の動きをAIカメラで察知し、アプローチして話しかける機能や性別やおおよその年齢を判断して55インチの大型ディスプレイより的確な案内や広告宣伝ができる機能も搭載します。現状の案内ロボットは、搬送ロボットに電子看板を搭載し、決められた搬送ルートを巡回するタイプが主流となっていますが、当社のロボットはAIによる「温かみのあるおもてなし」と人による遠隔操作を組み合わせた、感染症対策にも貢献できる次世代のハイブリット型案内ロボットとなります。

 ロボットを導入する施設や交通機関にとっては、案内ロボットを電子看板広告、受付システム、遠隔操作による警備・監視として使用できるほか、配膳などのサービスロボットにも応用可能なことから、大きな費用対効果が見込まれます。ドコモビジネスソリューションズ神奈川支店はプロジェクトを統括しており、ネットワークを生かした市場開拓を行うほか、スマートロボティクスと販売・保守の協業体制を構築します。

■目の動きを察知するAI制御による可愛いコミュニケーション機能について(参考映像)






■神奈川県 和4年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット開発支援事業
神奈川県さがみロボット産業特区では、多様な分野を対象に生活支援ロボットの実用化及び普及を推進しています。近年、新型コロナウイルス感染症により、社会によるロボットが有する非接触、遠隔操縦、自動化といった価値の再認識が進み、多様なシーンでのロボット導入の機運が醸成されています。そこで、この機運をロボットビジネスへの参入の好機と捉え、もって県内産業の振興と県民の安全・安心の実現を図るため、ロボットが有する価値を生かした新型コロナウイルス感染症対策に特に効果的なロボットプロジェクトの実施を委託するものです。

【株式会社ドコモビジネスソリューションズ神奈川支店】
・株主:NTTコミュニケーションズ株式会社100%
・事業内容:
 モバイル/ネットワーク/クラウド/音声サービスなどの販売、地域や業種に適した先進ICTサービス・ソリューシ
 ョンモデルの販売および販売・保守にかかわる支援業務
・本社所在地:東京都港区芝浦3丁目4番1号 グランパークタワー
・神奈川支店所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目7番3号 横浜メディアタワー
・URL:https://www.docomobs.com/

【株式会社スマートロボティクス】
・設立:2016年(平成28年)3月
・資本金:1億900万円
・事業内容:
 ロボット関連製品開発・販売(殺菌灯搭載ロボット、自律走行型搬送ロボット、遠隔操作ロボット、アクチュエ
 ータ)、ロボット・IoT機器の開発
・本社所在地:東京都千代田区東神田2-4-6、S-GATE秋葉原8階
・URL: https://www.smartrobotics.jp/  

【本件の問い合わせ先】
 株式会社スマートロボティクス 応報担当宛
 E-mail:https://bit.ly/3SYm4ug

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