小林製薬の「サラサーティ」30周年

2018年03月01日  小林製薬 株式会社 

ニュースリリース

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2018年3月1日

- News Letter -
小林製薬の「サラサーティ」30周年
~日本で初めてのおりものシート 市場を切り開いた30年の歩み~
~3月30日を「サラサーティの日」に制定~

●日本で初めてのおりものシート「サラサーティ」

●「サラサーティ」30年の歩み
1. 初めてづくしのおりものシート開発
~恥ずかしくて言えない・聞けない そのニーズに応えて
2. みんなの悩みとして啓発
~初めては、コミュニケーションも大変
3. 女性のニーズで進化し続けるサラサーティ

初代『サラサーティ』

●30周年を迎えて「サラサーティ」担当者インタビュー
●仕事に家庭に活躍する、女性の毎日を支える小林製薬

『サラサーティ コットン100』

『Sara・li・e(さらりえ)』

●「サラサーティ」最新トピックス

「サラサーティの日」登録証

30周年記念 限定コラボパッケージ

日本で初めてのおりものシート「サラサーティ」

1988年4月、日本で初めておりものシート(パンティライナー)が誕生しました。名前は『サラサーティ』。サラサーティは“おりものによる下着の汚れ、不快感をサラッと解消する”女性の「あったらいいな」を叶える商品として支持され、30周年を迎えました。
小林製薬が0からスタートしたおりものシート市場は多くのメーカーが参入する一大マーケットとなり、サラサーティも販売金額43億円に成長。現在でもトップクラスのシェアを誇っています。

「サラサーティ」30年の歩み

1.初めてづくしのおりものシート開発

~恥ずかしくて言えない・聞けない そのニーズに応えて~

今では定番となったおりものシートですが、おりものは当時、女性が各自こっそり対処しているもので、その悩みはなかなか口にできない、どちらかといえばタブー視されたものでした。しかし、そこに悩みやニーズがあるのでは?と独自の調査をしたところ、なんと「女性の約8割が、おりものによる下着の汚れや不快感を気にしている」実態がわかったのです。それにも関わらず、対策と言えば、生理用ナプキンをあてたり、ティッシュで拭いたり、頻繁に下着を替えたり…、と実に不便なものでした。
こうした背景から、女性による女性のためのおりもの対策製品の開発が始まりました。しかし、人には言えない「おりもの」、なかなか情報が集まらず、専門家もいません。「そもそもおりものって何?」「一体どのくらい出るのか?」「気になるこの臭いは何?」など、初めてづくしの研究や調査がスタート。手作りのシートでおりものの回収や測定を重ね、臭いの原因となる「ラク酸」の解明、独自の技術を駆使した薄さへのこだわり、生産は難しいけど装着感のよいビヨロン型…多くの困難を経て、薄さ「2mm」を実現した日本初のおりものシート、サラサーティが誕生しました。

2.みんなの悩みとして啓発

~初めては、コミュニケーションも大変~

調査では、もう1つ大事な気づきがありました。「自分だけだと思ったけど、みんなあるんだと安心する」-インタビューに答えた女性の一言です。おりものを気にしている女性が多くいるということは、「体がおかしいんじゃないか?」「自分だけなのか?」不安に思っている女性も多くいるということでした。
正しい知識をみんなで共有し、心を楽にできるように…。コミュニケーションでは、「おりものは女性なら普通のことであり、健康な女性の8割が悩んでいる」ということを全面に押し出したほか、おりもの対策商品であることをはっきり訴求するため、あえて「おりものシート」という呼び方を採用しました。
TVCMを制作する際にも、CMで「おりもの」と言ってくださる女優さんを見つけるのが大変だったりと、世に送り出すまでにも苦労がありましたが、試行錯誤の結果生まれたサラサーティは、当初の予想を大きく上回り、わずか11カ月足らずで200万人もの方にご愛用いただくヒット商品となりました。発売後、愛用者の方からは「相談相手がいないから救われた」「これなら毎日使える」「汚れやシミを気にしないで白い下着を選べる」など多くの反響をいただきました。お客様の誰にも言えない悩みに気づき、「あったらいいな」にお応えできた結果だと考えています。

88年発売当時のサラサーティ。無香性のブルーと微香性のピンクを展開

~女性を悩ます「おりもの」とは?~

「おりもの」は、その名前のとおり、女性のカラダの中から“おりてくるもの”。子宮や膣の分泌物や、子宮や膣からはがれた古い細胞の老廃物で、女性なら誰にでもあるものです。
粘性のある液体で、排卵日の前後数日にあたる排卵期をピークとして毎月周期的に起こる現象です。
女性のカラダにとって必要な、2つの役割「自浄作用」と「受精の手助け」を担っています。

※ビヨロン型:ふちにカーブを描いた8の字型。バイオリン型。

3.女性のニーズで進化し続けるサラサーティ

◆本音を聞き出す製品開発『コットン100』

インタビューをすると必ず、「薄い方が良い」と言われるおりものシート。でも、超薄型製品を発売してもあまり反応がよくない…ブランドマネージャーが悩む中、ふんわりとしたコットン使いのサンプルを持ち回ってヒアリングしていた開発員から「とても評判がいい」との声が。適度な厚みが吸水する安心感を生み、好まれていたのです。さらに、既存の製品は肌に合わないと感じていたモニターも「これはやわらかくてかぶれないわ」と高評価。この「かぶれない」というコンセプトで生まれたのが『コットン100』です。担当者自ら使用感を徹底的にモニターし、かぶれの原因を排除し、肌に触れる面はオールコットンでの製品化を実現。
1995年に発売されると瞬く間に大ヒットを記録、現在に至るまでサラサーティの売り上げNo.1を誇る人気製品です。

(左)発売当時の『コットン100』/(右)現在の『コットン100』

◆遊びごころから生まれた新発想『2枚重ね』

おりものシートが習慣化してくると、ユーザーの中には「替えを持ち歩くのが面倒」「つい携帯することを忘れてしまう」といった不満も芽生え始めました。その想いに応えたのが、2枚をくっつけるという画期的な製法で、1度装着すれば汚れた際にめくるだけできれいなもう1枚のシートを使用できる『2枚重ね』。この技術は、研究員があるとき、シールの試作機でテストをしていたところ、シールが簡単にくっついて離れることを発見し、その技術が応用されたものです。何も持たずトイレに行けるうえ、取り替えも簡単に。女性の潜在ニーズを叶えたアイデア製品として、2000年の発売以来、人気が衰えることなく愛され続けています。

(左)発売当時の『2枚重ね』/(右)現在の『2枚重ね』

◆サラっと感が長時間持続する『Sara・li・e』

忙しく活動的な女性が増える中、こまめにシートを取り替える時間を持てない彼女たちに向けて、2007年、より高機能でサラっと感が長時間持続する『Sara・li・e(さらりえ)』を発売。特徴は新開発のウェットフリーシート。撥水性を持つ表面材に凹凸を施し、へこみ部分に水分を集中させ、下に強力な吸収材を重ねることで、表面に水分が残らない技術を構築しました。肌に触れるシートの端はやわらかく優しいつけ心地で、さらっとした上質なリネンのような快適な肌触りを実現。さらにおりものシートのパッケージとしては斬新な、黒と白のスタイリッシュなデザインを採用し、化粧ポーチにそのまま入れてもおしゃれな個包装デザインとしました。

(左)発売当時の『Sara・li・e』/(右)現在の『Sara・li・e』

◆独自製法で肌に寄り添う『極上やわらか』

2000年ごろから“敏感肌”に対応する化粧品等が次々発売され、敏感肌を意識する女性が次第に増加。2016年、「かぶれない」コンセプトで敏感肌の女性にも支持されてきた『コットン100』シリーズから、かぶれにくいだけでなくさらにやわらかく擦れにくい『極上やわらか』が登場しました。皮膚の薄いフェミニンゾーンに直接触れるシートのふっくら感を高めたほか、シート中心部分の表面紙と吸収体の間に接着剤を使わず貼り合わせる独自製法で特許を取得。肌に寄り添うような極上のやわらかさを実現し、その快適さで着実にファンを増やしています。

~「あったらいいな」の真骨頂!?
女性ならではの着眼点『Tバックショーツ用』~

2002年に発売された『Tバックショーツ用』。当時流行のパンツスーツに下着のラインが出ることを気にして、Tバック型の下着を着用する女性が増えていたのです。女性社員の生の意見から製品化された『Tバックショーツ用』は、他にないアイデア製品として歓迎され、現在まで一定の支持を集め続けています。

30周年を迎えて「サラサーティ」担当者インタビュー

初代「サラサーティ」開発担当者より

製品開発・マーケティング統括本部 中央研究所 河崎 美保子

経験のない「不織布/紙製品市場への参入」に対する危惧などがある中で、1987年7月に開発を始めました。10月には手作業で試作した2つのタイプでユーステストを行い、11月には仕様が決定するも、機械導入の都合で仕様が変更になる等のトラブルもあり、完成したのは本当に発売直前の4月という、約9ヶ月での超スピード開発となりました。
おりものの吸収量設定のための測定や、試作品やユーステストを実施する際、当時は女性社員が少なかったため、男性社員に使用してもらいはがれ具合等を聞いた事もありました。様々な困難を乗り越えて発売した際には、念願の子どもをやっと授かった思いで、初めは出来が悪くても、これからますます磨かれた製品となり長く愛され続けて欲しいと感じました。

「サラサーティ」ブランド研究担当者より

日用品事業部 研究開発部 パーソナルケア開発G 中川 文

サラサーティを更に進化させるべく、おりものやコットン素材の良さについて研究しています。お客様にカブレにくいと評価いただいているサラサーティコットン100ですが、実はコットンが肌によいという科学的根拠は取得されていませんでした。
そこで、合成繊維でできたおりものシートとサラサーティコットン100の着用試験を実施し、サラサーティコットン100の方が有意にかゆみを感じにくいことが臨床的に確認されました。現在は、そのメカニズム解明と、研究報告が少ないおりもの自体について、性周期により分泌量がどう変化するか自分達で体をはって測定・分析しながら、サラサーティの更なる進化を目指しています。

「サラサーティ」ブランドマネージャーより

日用品事業部 マーケティング部 パーソナルケアG 山口 真希子

サラサーティの発売から30年が経ちましたが、おりものに関する知識や大切さを知らない方も多いはずです。おりものより生理の方に重きが置かれてしまうのは仕方のない事かもしれませんが、1年365日中、300日はおりものの期間です。生理よりも長く付き合うおりものだからこそ、もっとたくさんの人に大切さと上手な付き合い方を知っていただきたいという想いから、今回3月30日をサラサーティの日と制定致しました。
これからもサラサーティがたくさんの人に愛され続け、また初めてのおりものシートに選ばれるよう、その時代にあった製品の開発や、おりものについての啓発活動を続けていきたいと思います。

仕事に家庭に活躍する、女性の毎日を支える小林製薬

おりものは女性にとっては365日中300日と、長く付き合うものです。
生理より長い、おりものと付き合う時間をより快適に過ごせるようにと願い、これからも小林製薬(サラサーティ)はおりものの専門家として、現代の女性たちが少しでも快適に過ごし、社会で活躍できるよう、応援してまいります。

女性の社会進出とサラサーティの歩み1986年に男女雇用機会均等法が施行され女性の社会進出が盛んになり始めるとともに、今まで見過ごされてきた「おりもの」トラブルが今まで以上に大きなものとなりました。そんな女性たちの声にできない「あったらいいな」をカタチにし生まれたのが「サラサーティ」です。以来30年、より進む女性の社会進出や生き方の多様性に寄り添い続けています。

「サラサーティ」最新トピックス

■制定!サラサーティの日

発売開始から30周年の記念として、3月30日を「サラサーティの日」と定めました。語呂合わせの「3(さら)30(サーティ)」に加え、あわただしい年度末でもサラっと快適に過ごしてほしいという理由で、日本記念日協会へ申請し、認定されました。制定を記念し、30周年記念イベントを開催します。

≪イベント概要≫

開催日時:
3月29日(木)
会場:
第一ホテル東京
本館5階「ラ・ローズ」
時間:
13時半 受付開始
14時~ イベント開始

■30周年限定 マイメロコラボパッケージ

サラサーティの30周年記念とお客様への感謝を込めて、女性に大人気のキャラクター「マイメロディ」とコラボレーションし、「30周年限定 マイメロディコラボパッケージ」として期間限定で展開します。個包装には「乙女の格言」をプリントし、生理より長いおりもの期間を毎日楽しく前向きに過ごしてほしいというメッセージを込めています。

PDFファイルはこちら(982KB)

以上

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