温室効果ガス排出削減目標の見直しについて~資源循環の取り組みに関わるGHG排出を踏まえた目標を設定~

2024/07/31  三菱マテリアル 株式会社 

プレスリリース

2024年7月31日

三菱マテリアル株式会社

温室効果ガス排出削減目標の見直しについて
~資源循環の取り組みに関わるGHG排出を踏まえた目標を設定~

三菱マテリアル株式会社は、「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーの転換等に関する法律」ならびに「地球温暖化対策の推進に関する法律」(以下、「温対法」)の運用変更に基づく定期報告が2024年度から適用されたことに伴い、当社の温室効果ガス(以下「GHG」)排出量を見直しました。
これまで算定・報告の対象外であったE-Scrapに含まれるプラスチックの燃焼に伴い生じるCO2や、銅の製錬工程で使用する石灰石の化学反応に伴い生じるCO2などのGHG排出量を法令報告の対象として追加しました(*1)。?上記変更に併せ、2023年7月に公表している当社グループのGHG排出量の削減目標について見直し、資源循環の取り組みにより排出されるGHGを除くGHG排出量(*2)を2030年度までに2020年度比で47%(*3)削減することを目指します。

当社は「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを私たちの目指す姿に掲げ、当社事業の強みを活かして資源の循環への取り組みを強化していくことを中期経営戦略の柱としています。新たな目標では、資源循環の取り組みにより排出されるGHGを除いたGHG排出量について設定することとしました。

製造現場における省エネルギーや化石燃料の使用量削減に加え、カーボンニュートラル社会に貢献する製品やCO2?回収・処理などの技術の開発を進めるとともに、適用可能な技術を活用し、資源循環の取り組みにより排出されるGHGを含めて2045年度のカーボンニュートラルの達成を目指します。

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(*1)
当社のGHG排出量は、温対法の運用変更前の報告量と比べて削減目標の基準年度としている2020年度で約23万トン、削減目標年度の2030年度で約35万トン増加します。
(*2)
温対法に基づく調整後排出量の算定方法によります。
(*3)
従来の目標である45%削減(E-Scrap由来および石灰石など由来の排出を除いたもの)と同水準です。
資源循環の取り組みにより排出されるGHGを含めたGHG排出量(温対法に基づく基礎排出量の場合)の削減率は、2030年度に2020年度比で29%となります。

【関連リリース】

2023年7月26日
温室効果ガス排出量削減目標の見直しについて
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2023/23-0726.html

以上

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