中堅企業と成長志向の高い中小企業の新事業創出に向けた「新事業共創マッチング」を開催します!

2023/12/20  近畿経済産業局 

~アークレイ株式会社、株式会社イシダ、株式会社スーパーホテル、株式会社マルヤナギ小倉屋、山本光学株式会社の5社が発表~

 近畿経済産業局は、「地域未来牽引企業」のうち、中堅企業と成長志向の高い中小企業の新事業創出や新たな価値創造を支援するため、他社との協業・協働につなげる「新事業共創マッチング」を開催します。  本イベントでは、中堅・中小企業5社が共創テーマを発表し、スタートアップや大企業等の参加者とのネットワーキングや個別面談を通じて、共創パートナーとの出会い、事業アイデアの創発につなげます。また、当日発表した共創テーマはビジネスマッチングサイト「J-GoodTech(ジェグテック)」に掲載します。



1.目的


 不確実性の高い事業環境において、地域の中堅・中小企業が10~20年後も継続して成長していくためには、既存事業の深掘りだけでなく、将来のビジネスの種まきとして、企業規模・業種の枠を超えた、他社との協業・協働による新事業創出や新たな価値創造が重要です。
 そこで、経済産業省が地域の中核企業として選定・公表した「地域未来牽引企業(注1)」の中堅・中小企業と、他社との協業・協働につなげる「新事業共創マッチング」を開催します。
 地域の中堅企業は、大企業を上回る従業者数・給与総額の伸び率を有しているなど、地域経済の成長に最も大きく貢献することから、中堅企業と成長志向の高い中小企業の新事業創出を支援することで地域経済の活性化を図ります。

2.概要


 関西の中堅企業と成長志向の高い中小企業5社が登壇し、多様な共創テーマを発表するマッチングイベント「新事業共創マッチング」を開催します。本イベントにより、スタートアップや大企業等の参加者とのネットワーキングを通じて、共創パートナーとの出会い、事業アイデアの創発につなげます。
 イベント開催後は、共創を希望する参加者と登壇者との個別面談の機会を設けます。また、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営するビジネスマッチングサイト「J-GoodTech(ジェグテック)」(注2)に共創テーマを掲載し、イベント参加者以外からも幅広く共創提案を募ります。

<マッチングの流れ>

・日時:令和6年2月8日(木曜日)14:00~16:30
・場所:NTT西日本 QUINTBRIDGE(注3)(大阪市都島区東野田 4-15-82)  
 ※同時にオンラインでも配信予定
・対象:共創テーマに関心がある、または共創を希望する企業、自治体、大学等
・定員:100名
・参加費:無料

・申込方法:以下URLもしくは右記二次元コードから申込 
 https://www.kansai.meti.go.jp/7kikaku/miraikigyou/saron/matching.html
 ※令和6年2月2日(金曜日)締切
・特設サイト:https://jgoodtech2.smrj.go.jp/shinjigyoukyousoumatching
・主催:近畿経済産業局
・共催:NTT西日本 QUINTBRIDGE、 大阪商工会議所、一般社団法人関西経済同友会、公益社団法人関西経済連合会、株式会社商工組合中央金庫、独立行政法人中小企業基盤整備機構 近畿本部、株式会社日本政策金融公庫、Plug and Play Japan株式会社、株式会社りそな銀行(50音順)

3.プログラム


1. オープニング
2. 中堅・中小企業5社による共創テーマの発表


 株式会社イシダ
  ・機能性表示食品の信頼性向上に貢献
  ・食品の「美味しさ」の見える化に挑戦
  ・デジタルサイネージの新たな使い方の創出


 山本光学株式会社
  ・スマートグラスの特徴を活かした新たな使用シーンの創出
  ・スマートグラスでの課題解決を実現するアプリ・ソフトウェアの開発
 

 株式会社マルヤナギ小倉屋
  ・“もち麦”を活用した健康増進
  ・「(仮称)もち麦の里事業」を通じた地方創生
 

 株式会社スーパーホテル
  ・ホテルを核とした地域循環創出
  ・ブランド力を高める宿泊サービスの差別化
  ・ホテル運営における脱炭素の可能性
 
 アークレイ株式会社

  ・CVCなどを通じたヘルスケアスタートアップの成長支援
  ・より体に優しい糖尿病診断の実現
  ・データ処理の効率化と軽量化

3. 交流会・ネットワーキング
4. クロージング


4.今後の展開


 近畿経済産業局は、国内外の急激な社会経済構造の変化を、中堅・中小企業が成長する好機と捉え、自己変革に挑戦することを後押しするため、新事業創出や伴走型支援による地域中核企業の経営力向上を通じて、中堅・中小企業の「稼ぐ力」を強化し、関西経済の活性化を推進してまいります。


【注1:地域未来牽引企業について】
地域内外の取引実態や雇用・売上高を勘案し、地域経済への影響力が大きく、成長性が見込まれるとともに、地域経済のバリューチェーンの中心的な担い手、および担い手候補である企業を「地域未来牽引企業」として経済産業省が選定。(全国4,730者、近畿管内798者)
https://www.meti.go.jp/policy/sme_chiiki/chiiki_kenin_kigyou/index.html

【注2:J-GoodTech(ジェグテック)について】

中小機構が運営する国内中小企業、大手企業・海外企業をつなぐビジネスマッチングサイトです。国内中小企業24,000社、大手企業900社、海外企業8,000社が活用し、輸出・海外展開、新製品開発、共同開発など、年間10,000件のマッチングを実施しています。
https://jgoodtech.smrj.go.jp/pub/ja/


【注3:QUINTBRIDGEについて】
QUINTBRIDGEは、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設です。企業・スタートアップ・自治体・大学などが自由に交流し、それぞれの思いやアセットを共有しながら共創を進め、実社会での活用をめざします。会員とともに社会課題の解決と未来社会の創造を成し遂げ、ウェルビーイングが実感できる社会を実現することを目的としています。
https://www.quintbridge.jp/ 






(本発表資料のお問い合わせ先)
 近畿経済産業局 地域未来投資促進室長 山本
  担当者:川原、大川、小松
  電 話:06-6966-6012
  FAX :06-6966-6077

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