鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表(2021年10月分)

2021/12/03  経済産業省 

最新結果の概要【2021年10月分】

(2021年12月3日発表)

鉱工業出荷内訳表

  • 鉱工業出荷は88.3、前月比2.0%と4か月ぶりの上昇となった。
  • うち国内向け出荷は86.3、同3.1%と4か月ぶりの上昇、輸出向け出荷は95.9、同-1.3%と3か月連続の低下となった。
(1) 国内
国内向け出荷の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)、「石油・石炭製品工業」(石油製品、石炭製品)等、低下に寄与した業種は、「汎用・業務用機械工業」(ボイラ・原動機、光学機器・レンズ等)、「鉄鋼・非鉄金属工業」(熱間圧延鋼材、冷間仕上鋼材等)等であった。
(2) 輸出
輸出向け出荷の低下に寄与した業種は、「輸送機械工業」(船舶・同機関、車体・自動車部品等)、「化学工業(除.医薬品)」(環式中間物、無機化学工業製品等)等、上昇に寄与した業種は、「生産用機械工業」(建設・鉱山機械、その他の生産用機械等)、「電気・情報通信機械工業」(電池、回転電気機械等)等であった。
(3) 財別
財別にみると、国内向け出荷については、生産財、耐久消費財等が上昇、輸出向け出荷については、生産財、非耐久消費財が低下となった。

鉱工業総供給表

  • 鉱工業総供給は88.9、前月比0.0%と横ばいとなった。
  • うち国産は86.3、同3.0%と4か月ぶりの上昇、輸入は97.5、同-7.6%と2か月連続の低下となった。
(1) 総供給
総供給の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)、「石油・石炭製品工業」(石油製品)等、低下に寄与した業種は、「鉱業」、「生産用機械工業」(半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置、基礎素材産業用機械等)等であった。
(2) 輸入
輸入の低下に寄与した業種は、「鉱業」、「化学工業(除.医薬品)」(プラスチック、石油化学系基礎製品等)等、上昇に寄与した業種は、「汎用・業務用機械工業」(ボイラ・原動機、計測機器等)、「石油・石炭製品工業」(石油製品)等であった。
(3) 財別
財別にみると、総供給については、耐久消費財等が上昇し、非耐久消費財等が低下、輸入については、生産財、非耐久消費財等が低下となった。

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最終更新日:2021年12月3日

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