2022 年 3 月 23 日
株式会社ヤマダホームズ
ヤマダホームズ “ＳＤＧｓ課題解決”に向けた取り組み
ヤマダホームズ独自研究の内装システム「ウェルネスエアー」、
花粉アレルゲン物質の大幅低減※による
お部屋の空気質改善効果が確認されました！ 埼玉大学 王青躍教授との共同研究により、『ウェルネスエアー』の更なる効果を確認
株式会社ヤマダホームズ（本社：群馬県高崎市、代表取締役：松本英樹、以下ヤマダホームズ）では、『癒しと健康』をテーマに心地良い空間創りや健康維持増進をサポートする研究開発を進めてまいりました。その中の一つとして、自然素材で調湿・消臭・ＶＯＣ分解などの空気浄化機能を備えた木炭塗料を、寝室などの壁・天井面に塗布し、高品質木炭の通電特性を活かした、部屋の空気環境をマイナス荷電粒子（いわゆるマイナスイオン）がプラスイオンよりも優位となる室内環境を創りだす「空気質改善システム」『Wellness AIR』（ウェルネスエアー）の技術開発を推進してまいりました。
【ウェルネスエアーの仕組み】
ウェルネスエアーは、高品質木炭塗料を 部屋の天井や壁面に塗布し、そこに「空気 質改善装置」で微弱電流を流して、天井、 壁面をマイナス帯電化。 そうして発生する ごく微弱な静電気によって、空気中のニオ イ、化学物質などのプラス空気イオンを天井 や壁面に引き寄せて、室内のマイナス空気 イオンの割合を高めるという考え方のシステ ムです。その結果室内は、いわゆるマイナス 空気イオンに恵まれた空気環境がつくられ、 森林浴効果に近い癒しや心地よさ、あるいは快眠や健康促進が期待できる住空間に生まれ変わります。
【今回確認された効果：花粉アレルゲン物質の低減効果】
ヤマダホームズは、2018 年から、花粉症原因物質研究の第一人者である国立大学法人埼玉大学大学院・理工学研究科の王青躍（おう・せいよう）教授と、花粉アレルゲン物質（抗原）に対するウェルネスエアーの効果について共同研究を行ってきました。
その結果、ウェルネスエアーの素材である高品質木炭を塗布し、通電させることで、通電しない状態より花粉アレルゲン物質をより高く低減することを今回の実験で確認しました。（下図参照）
※埼玉大学王青躍教授研究室にて、ウェルネスエアーに使用する高品質木炭及び塗料を用いた通電の実験例で、 80%～90%の低減効果が確認されました。
＜王青躍教授コメント＞
室内での花粉や化学物質の対策として、エネルギーをあまり使わないウェルネスエアーは、自然の空気清浄機として注目しています。
花粉症は地球温暖化により、通年性になりつつあります。春のスギやヒノキ花粉だけでなく、 秋のブタクサ、ヨモギなどの花粉との共通抗原性もあり、コロナ禍の影響も続いていることから、室内空気質については季節を問わず注意する必要があります。 今後の研究展開によって、さらなるウェルネスエアーの効果を確認し、より優れた花粉対策技術として、より多くのお客様にご提供できると考えています。
【王青躍（おう・せいよう）教授 プロフィール】
国立大学法人埼玉大学大学院・理工学研究科教授
花粉症原因物質研究の第一人者
研究職歴
1992.埼玉大学大学院・理工学研究科、工学修士
1995.埼玉大学大学院・理工学研究科、工学博士
1996.安田火災海上保険株式会社・地球環境部顧問
国際善隣協会環境推進センター主席研究員、環境事業部長
1997.国立環境研究所 客員研究員
2002.埼玉大学
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://yamadahomes.jp/ir/pdf/news/20220323.pdf