株式会社メディスケットにおけるユニフォームの刷新について

2024/05/10  株式会社 メディパルホールディングス 

2024年5月10日
株式会社メディパルホールディングス

株式会社メディスケットにおけるユニフォームの刷新について
~機能性向上、ユニバーサルデザイン採用、環境への配慮をコンセプトに開発し、持続可能な社会の実現に貢献~


当社連結対象の子会社である株式会社メディスケット(本社:埼玉県三郷市、代表取締役社長:若菜 純、以下、「メディスケット」)は、従業員のユニフォームを刷新し、2024年4月より順次、着用を開始しましたことをお知らせいたします。

メディスケットは、全国の高機能物流ネットワークを活かし、メディパルグループにおける医療用医薬品等卸売事業の物流業務を担っており、患者さんまでを見据えたヘルスケア物流に関する課題解決に取り組んでいます。

メディスケットでは、当年度より医薬品等の配送に加えて臨床検査検体の共同集荷を行う「シェアリングロジスティクス」の全国展開を開始することから、これに合わせ、従業員からの改善提案を取り入れる形で新しいユニフォームを製作することにしました。

このたび刷新したユニフォームは、労働安全衛生と機能性を高めることで働きやすさを追求するとともに、性別や年齢を問わないユニバーサルデザインを採用することで従業員の多様性と包括性の推進と、着用を終えたユニフォームを素材に戻す循環型リサイクルシステムによる環境負荷の低減に配慮しました。なお、色合いはコーポレートカラーである赤と誠実さや信頼感を感じさせるネイビーを基調に、着用する従業員がグループの一員として誇りを感じられるデザインにしました。

メディスケットの代表取締役社長である若菜純は、「今回のユニフォームは社内一体感の醸成、組織エンゲージメント向上等の効果を期待し、従業員が主体となり刷新しました。新しいユニフォームを着用することで従業員がこれまで以上に生き生きと活動し、お得意様から求められるニーズを捉え『安全・安心・満足』の物流に邁進してくれることを期待しています。当社は引き続き、物流を通じて、人・企業・地域を結び、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。」と、述べています。

以 上

(ご参考)

1. 特徴

① 機能性向上

多くのアスリートの動きをサポートしてきた株式会社ミズノ様と制服を手掛けてきた株式会社カマタニ様に実際の業務を視察いただき、現場のニーズを踏まえた素材選定とデザインを検討。スポーツメーカーならではの縫製技術により、作業効率向上につながる伸縮性や、熱中症対策・衣服内環境の改善を狙いとした通気性、さらには、消臭、制電、撥水にもこだわって製作しました。

② ユニバーサルデザインの採用

多様な価値観を持った人材が互いに認め合い、だれもが快活に楽しく、前向きに取り組む姿勢を大切にするとともに、お得意様にも親しみやすさや生き生きとしたイメージを感じていただけることを目的に、性別・年齢・所属に左右されない全従業員統一のユニバーサルデザインとしました。

③環境への配慮

着用を終えたユニフォームは、素材に戻す循環型リサイクルシステムを採用し環境に配慮することで、環境負荷の低減に貢献してまいります。

2. 協力会社様コメント

① 株式会社ミズノ様(配送担当者ユニフォーム制作事業者)

提案にあたり実際に埼玉・大阪・広島・福岡のALC※1(Area Logistic Center)を訪問し、実際に働く方の声を直接聴取することで作業環境・モチベーションの向上を図り、従業員が誇りをもって生き生きと働けるよう現場の課題をしっかりとらえ、製品に落とし込みました。

② 株式会社カマタニ様(庫内担当者ユニフォーム制作事業者)

庫内ユニフォームは24年ぶりのフルモデルチェンジとうかがい、現代仕様のストレッチ機能・環境に配慮した素材を選定し、現場の意見を反映した配色や作業を損なわない機能性にこだわりました。

【メディスケットについて】

メディスケットは、メディパルの医療用医薬品等卸売事業における物流機能とH.U.グループホールディングス株式会社(以下、「HUHD」)の臨床検査およびそれに関連する事業の物流機能を融合することにより、“医療と健康、美”を支える国内最大のヘルスケア物流プラットフォームの構築を目指し設立いたしました。メディパルと HUHD が提供するGDPガイドライン※2に準拠した高品質な物流機能をプラットフォーム化することによって、医薬品・検査資材等の供給と臨床・治験・研究等の検体集荷の最適化実現に加え、第三者が所有権を持つ物品を取り扱う様々なヘルスケア領域に関わる企業の参画を促進してまいります。

※1 ALC(Area Logistics Center):医療用医薬品や医療材料などを扱う高機能物流センターで、主に調剤薬局、病院、診療所に商品を供給しています。

※2 GDPガイドライン(Good Distribution Practice 医薬品の適正流通):流通経路(仕入・保管・供給)の管理が保証され、医薬品の完全性が保持されるための手法、さらに、偽造医薬品の正規流通経路への流入を防止するための適切な手法を定めたものです。

以 上

【お問い合わせ先】
株式会社メディパルホールディングス 広報部
TEL:03-3517-5171

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