「VRプレゼンゲートウェイ メタバース版」を「AWS Summit Japan 2024」に出展

2024/06/12  大日本印刷 株式会社 

クラウド環境を活かした住宅プランの提案で、生活者の利便性向上と住宅事業者のDXに寄与

大日本印刷株式会社(DNP)は、2024年6月20日(木)~21日(金)に幕張メッセ(千葉県)で開催される「AWS Summit Japan 2024」の展示エリア「AWS Village」にブースを出展し、「DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ*1 メタバース版」*2が提供する価値を紹介します。 本サービスは、住宅プレゼンテーションソフトのデータをアマゾン ウェブ サービス(AWS)上で最短15秒*3でVR空間のデータに変換することにより、生活者に住宅プランを提案するハウスメーカーやリフォーム会社、建築資材のメーカー等に対し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進とそれによる業務効率化等の価値を提供し、商談成約率の向上にも貢献します。


「VRプレゼンゲートウェイ メタバース版」で作成するバーチャル空間のイメージ(画像は同サービスの画面をキャプチャしたもの)
【DNPの取り組みのポイントについて】
○アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社が主催する「AWS Summit Japan 2024」は、毎年延べ約3万人が参加する、日本最大の“AWSを学ぶ”イベントです。DNPは今回、この催しに企業ブースを出展し、「DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ メタバース版」を広く紹介します。




○DNPはカタログやWebサイト等で長年培った三次元(3D)CG制作の技術・ノウハウを活かし、「VRプレゼンゲートウェイ メタバース版」を2023年に開発しました。このサービスは、住宅プレゼンテーションソフト(現在は株式会社DTSの「Walk in home 2022」以降に対応*4)で作成したデータをAWS上で、迅速かつ容易に高精細なVRデータに変換することができます。住宅等の施主となる生活者は、メーカー等との商談時だけでなく、どこにいても好きな時間にWebブラウザー上で住宅プランのVR空間を自由にウォークスルーできます。それにより、施主の理解を一層深めて、購買の意思決定を促す効果的なプレゼンテーションが可能になります。

○本サービスでは、AWSのグラフィックサーバーを活用して高精細なクラウドレンダリングを行い、AWSの潤沢なGPUインスタンスリソースを活かしたクラウドストリーミングによって、個別住宅プランのVR提案を実現します。また、マネージドサービスを採用することで高いセキュリティと可用性(availability:システムの使用可能状態を維持する能力)を実現しました。

○ショールームや事業所内の会議室等に設置し、大画面やヘッドマウントディスプレーを利用したプレゼンテーションを実現する「スタンドアロン版」も提供可能です。

【今後の展開】
DNPは、「DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ」をハウスメーカーや工務店、リフォーム会社等へ住宅の販売や空間の提案のDXツールとして提供していきます。
またDNPは、リアルとバーチャルの空間の融合によって人々の体験価値を拡大する「XRコミュニケーション(R)」事業*5を2021年から展開しており*6、その一環で、メタバース関連の多様なサービスと「VRプレゼンゲートウェイ」の連動を図り、機能拡張などを進めていきます。

*1 「DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ」について → https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172699_4986.html
*2 「VRプレゼンゲートウェイ メタバース版」 → https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172701_4986.html
*3 DNPの環境における試験での実測値
*4 Walk in homeのWebサイト → https://walk-in-home.com/
*5 XRコミュニケーション事業について → https://www.dnp.co.jp/biz/products/maintag/xr.html
*6 XRコミュニケーション事業の最新事例について → https://hacosco.com/xr/

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