International Material Supplier Co., Ltdの株式取得に際し、Tokyo Century Leasing (Singapore) Pte. Ltd.、Omni-Plus System Limitedとの共同投資を実施（特定投資業務）
2024/06/06
株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」という。）は、Omni-Plus System Limited（本社：シンガポール、CEO：Neo Puay Keong、以下「OPS」）が行うInternational Material Supplier Co., Ltd（本社：台北市、Chairman：DL Hou、以下「IMS」）の株式取得に際し、Tokyo Century Leasing (Singapore) Pte. Ltd.（本社：シンガポール、Managing Director：平川博章、以下「TCS」）とともに、買収SPCの発行する優先株式の引受を通じて、OPSとの共同投資（以下「本件共同投資」）を実施しました。
OPSは、伊藤忠商事株式会社（以下「伊藤忠商事」）の持分法適用関連会社としてエンジニアリング・プラスチックの流通、開発、製造事業を展開しており、東京証券取引所に上場した初めてのシンガポール企業です。今般、エンジニアリング・プラスチック事業及び顧客基盤のさらなる拡大を目指すOPSがIMSの買収を検討する中、TCS及びDBJと連携し、本件共同投資の実現に至りました。
TCSの親会社である東京センチュリー株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：馬場高一、以下「TC」）は、「中期経営計画2027」において、新たな事業領域創出や事業投資の資産回転等により、利益成?とROA向上にこだわり、?い収益性と安定性のあるポートフォリオへの変革を目指すことを掲げております。
本件共同投資は、TCSとして従来のリース・割賦等のデットファイナンスの枠を超えて、優先株式を用いた買収ファイナンスを行う初めての試みです。
DBJは、本件共同投資を通じたTCSのファイナンス手法の多様化及び高度化が、TCグループの競争力強化、ひいては国内リース業界の競争力強化に向けた取り組みに資するものとして、「特定投資業務（注１）」を活用してサポートを行うこととしました。
DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
（注1）民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資（産投出資）を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
【お問い合わせ先】
企業金融第3部 電話番号 ０３－３２４４－１６７８
