自然・森林由来の環境価値を活用した環境配慮型鋼材ブランド「+Green(TM)」の販売開始について

2024/04/24  大和工業 株式会社 



大和工業株式会社の連結子会社であるヤマトスチール株式会社(本社:兵庫県姫路市大津区吉美380番地、取締役社長:山内 靖彦、以下「ヤマトスチール」)は、当社製品のライフサイクル(Cradle to Gate)で発生したCO2等の温室効果ガス(以下、GHG)を、環境価値によってオフセット・再エネ化した環境配慮型鋼材ブランド 「+Green (TM)(プラスグリーン)」(以下、+Green)の販売を4月24日より開始します。­+Greenが生まれた経緯
森林は日本に住む私たちにとって最も身近な自然資源であり、我々の生活や経済活動から発生した大気中のCO2を吸収し、水資源の涵養や生物多様性の保全にも貢献しています。
未来に引き継ぐべきかけがえのない森林の維持・発展を、バリューチェーンの枠組みを超えてお客様と共に支援しながら、自然・森林資源の力を借りて持続可能な鉄づくりを目指す為に、新ブランド+Greenを立ち上げました。

+Green特設サイトでは、私たちが自然・森林資源を支援する理由についてもご紹介しています。是非ご覧ください。

­+Greenが提供できるもの
ヤマトスチールは半世紀以上にわたって省エネルギー技術の導入や燃料転換といったGHGの削減努力を積み重ねてきました。その結果、製品あたりのGHG排出量は、国内でもトップクラスの水準まで低減されています。そのうえで、現時点において削減が困難な部分の排出量について、森林由来のカーボン・クレジットとバイオマス発電由来の再エネ証書の環境価値によってオフセット・再エネ化された鋼材が+Greenです。ヤマトスチールの全ての鉄鋼製品は+Greenとしてご提供することができます。


­+Greenが目指す価値
+Greenで使用するカーボン・クレジットと再エネ証書は国内の森林・バイオマス由来のものに限定し、森林保全に取り組む方々に資金を循環させることで、自然・森林資源の持続的な発展に貢献することを目指します。また、+Greenをご購入頂いたお客様とともに、バリューチェーンを超えた社会全体のGHG削減にも貢献していきたいと考えています。

大和工業グループは「国内2030年・2050年環境Vision」において、2030年でのCO2排出量の46%削減(2013年比)及び2050年カーボンニュートラルへの挑戦を掲げており、当社の+Greenもこの目標達成に向けた移行手段の一環です。
大和工業グループは、サステナブルな社会の実現に向けて環境にやさしい“未来の鉄”を提供していきたいと考えています。

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