2024年6月5日
「エコチャレンジ2030」の指標・目標の見直しについて
レンゴー株式会社は、当社グループの2030年度に向けた環境目標「エコチャレンジ2030」に関して「脱炭素社会の形成」「循環型社会の形成」「水リスクの管理」の3つの重要課題への取組みをさらに強化するため、指標・目標の見直しを行いました。また、これらの目標を達成するため、環境投資に概算700億円を組み込みましたのでお知らせいたします。
当社グループは、より少ない資源で大きな価値を生む“Less is more.”を環境経営とパッケージづくりのキーワードに、持続可能な社会の実現と当社グループのさらなる価値向上を目指して「エコチャレンジ2030」の目標達成に向けて取組みを進めてまいります。
「エコチャレンジ2030」指標・目標の見直し内容
脱炭素社会の形成 | 対象ガスおよび対象範囲を拡大し、国内グループ会社一体となって温室効果ガス排出量の削減に取り組む |
循環型社会の形成 | 板紙の古紙利用率の目標を引き上げ、あわせて未利用材の利用拡大を目指し、資源の有効利用に取り組む |
水リスクの管理 | 水使用量の削減目標を新たに設定し、国内グループ会社一体となって水リスクの低減に取り組む |
エコチャレンジ2030(見直し部分のみ抜粋)
重要課題 | 項目 | 指標 | 2030年度 |
目標 |
脱炭素社会の 形成 | 温室効果ガス 排出量の削減 | 【変更前】 化石エネルギー起源CO2排出量 (2013年度比) <対象範囲> レンゴー単体および国内連結子会社の 「省エネ法」対象企業※1 ↓ 【変更後】 温室効果ガス排出量※2 (2013年度比) <対象範囲> レンゴー単体および国内連結子会社 (事務所、倉庫等の非製造拠点を除く) | 46%削減 |
循環型社会の 形成 | 資源の 有効利用 | 板紙の古紙利用率 <対象範囲> レンゴー単体および国内連結子会社の 板紙製造拠点 | 【変更前】 98%以上 ↓ 【変更後】 99%以上 *2027年度を年限とする |
【新規追加】 未利用材の利用拡大 <対象範囲> レンゴー単体および国内連結子会社の 板紙製造拠点 | 【新規追加】 調達する未ざらしパルプを 国内未利用材由来と することを目指す *2027年度を年限とする |
水リスクの 管理 | 水リスク評価と リスクの低減 | 【新規追加】 水使用量原単位※3 (2021年度比) <対象範囲> レンゴー単体および国内連結子会社の 製造拠点※1 | 【新規追加】 22%削減 |
※1 国内連結子会社の子会社を除く
※2 「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく調整後温室効果ガス排出量
※3 水使用量÷売上高
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