社屋改築プロジェクトが 国交省 「省CO2 先導プロジェクト2019」 に採択

2019/12/12  常盤工業 株式会社 

常盤工業㈱の社屋改築プロジェクトが、補助・支援事業として採択されました。

※令和元年度サステナブル建築物等先導事業の採択プロジェクトの略称が「省CO2 先導プロジェクト2019」

総合建設会社の社屋として先導的環境配慮オフィスを実現し、 サステイナブル建築物を広めていく役割を担います。

令和元年12月6日の国土交通省リリースにて、令和元年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)第2 回提案募集の採択結果が発表されました。その中で、常盤工業㈱本社改築プロジェクトも採択を受けましたのでご報告をさせて頂きます。

【サステナブル建築物等先導事業[省CO2先導型]とは】
本事業では、サステナブル性という共通価値観を有する省エネ・省CO2や木造・木質化による低炭素化に係る先導的な技術の普及啓発に寄与する住宅・建築物のリーディングプロジェクトに対して、国が予算の範囲内で支援します。これにより、関係主体が事業の成果等を広く公表し、取り組みの広がりや意識啓発に寄与することを目的とします。また、併せて住宅・建築物の市場価値を高めるとともに、居住・生産環境の向上を図ります。 ※国立研究開発法人 建築研究所 HP記載より抜粋

【当社社屋改築プロジェクトの概要】
2021年に改築を予定している社屋は現在社内で設計を進めており、多日照で風力がある浜松の地域特性を生かして自然エネルギーを最大限に活用しZEB(ゼロエネルギービル)を目指しています。総合建設業である当社が、気候に合った建築形態と、快適性や健康性に配慮した汎用技術の組合せで先導的環境配慮オフィスを建築することで、地域への波及効果も期待されます。
【当社社屋改築プロジェクトの評価委員会による評価内容】
小規模の事務所ビルとして、CASBEE・Sランク、BELS・5つ星の達成を目指し、建築計画、設備計画において多様な技術がバランス良く提案され、地方都市に多い中小規模建築物への波及性・普及性が期待できるものと評価した。

【補足情報】
「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)
建築物の環境性能で評価し格付けする手法。
「Sランク」「Aランク」「B+ランク」「B-ランク」「Cランク」という5段階評価。
「BELS」
建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)に基づく第三者認証制度の一つ。5つの星数による評価。
新社屋の外観パース図

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