カーボンニュートラル実現に向けた連携協定の締結について~奥出雲町内の森林を活用したJ-クレジット創出支援~

2024/04/11  株式会社 山陰合同銀行 

2024 年 4 月 11 日

カーボンニュートラル実現に向けた連携協定の締結について
~奥出雲町内の森林を活用した J-クレジット創出支援~

ごうぎんは、奥出雲町(町長 糸原 保)および株式会社バイウィル(代表取締役 CEO 下村 雄一郎)と共に J-クレジットをはじめとした環境価値を活用した地域のカーボンニュートラルの実現を目指すことを目的に、下記内容の連携協定を本日締結しましたのでお知らせします。本協定に基づき、奥出雲町内の森林を活用した J-クレジット創出を3 者で連携して進めてまいります。なお、本件は当行の J-クレジット創出支援として初めての取り組みとなります。

当行は、取引先の企業価値の向上と持続可能な地域社会の形成のため、地域脱炭素・カーボンニュートラルの実現に積極的に取り組んでまいります。



1.締結日

2024 年 4 月 11 日(木)

2.締結の背景

当行は、2023 年 4 月に(株)バイウィルと「カーボンニュートラルに関する取り組み」の連携協定を締結し、地域のカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んできました。

奥出雲町では脱炭素への取り組みを着実に進めており、2022 年度の CO2 排出量は基準年(2013 年)比で23.88%の削減を達成しました。さらに、2023 年 6 月には脱炭素宣言を行い、2050 年までに脱炭素社会を実現することを目指して、再生可能エネルギーや電気自動車の導入推進などに取り組んでいます。

今回、J-クレジットを中心とした環境価値の創出・流通に着手することで CO2 排出量削減を加速し、脱炭素社会を実現すべく
3 者協定に至りました。

3.具体的な取り組み内容

(1)奥出雲町職員および奥出雲町内の事業者の方々に対する、J-クレジット活用をはじめとする 脱炭素化に向けた啓発活動
(2)J-クレジット活用に関するセミナーの広域的な開催
(3)J-クレジット創出の実行支援
(4)J-クレジットなど環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出

4.創出予定のJ-クレジットの概要

対象面積
約 570 ha
累計創出量(予定)
約2.9 万 t-CO2(2025 年秋頃から 8 年間の予定)

【参考】締結先の概要
名称
株式会社バイウィル
代表者
下村 雄一郎
所在地
〒103-0027 東京都中央区日本橋 2-3-21 群馬ビル 6 階
事業内容
・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業

以上

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