人気飼育犬種・猫種ランキング2021を発表!犬・猫ともミックスが、連覇達成!

2022/01/21  アイペット損害保険 株式会社 

~注目の「うさぎ、鳥、ネズミ」のランキングも必見!~

アイペット損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:安田敦子 以下、当社)は毎年、前年1年間に当社のペット保険にご加入いただき、保険契約が開始された犬・猫を対象に、人気飼育犬種・猫種ランキングの調査を行っています。今年も、2021年1月1日~12月31日の期間にご加入いただき、保険契約が開始されたペットを対象にしたランキングを発表いたします。また、昨年に続き注目の小動物「うさぎ」「鳥」「ネズミ」の調査結果も公開いたします。



【犬部門:1位~10位】
飼育犬種ランキングでは、「ミックス」が昨年に続きトップとなりました。また、5位のポメラニアンが順位を1つ上げ、6位のミニチュア・ダックスフンドとの順位の入れ替わりがありましたが、その他は、昨年と同じ顔ぶれが並び、引き続き小型犬が上位の多くを占めています。

*¹小型犬:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「小型犬」(12kg未満)
*²犬I:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬I」(16kg以下)

【猫部門:1位~10位】
飼育猫種ランキングでは、5年連続で「ミックス」が第1位となったほか、昨年と比べ、下位が大きく変動しました。

6位に浮上した、SNSなどで話題の「サイベリアン」は、調査を開始した2017年の28位から昨年までに、19ランク順位を上げてきましたが、今回さらに3つ順位を上げました。また、長毛で愛くるしい「ラガマフィン」(10位)が初のトップ10入りを果たすなど、ふわっとした長めの毛をもつ猫種が躍進しました。「ラガマフィン」は、澄んだ青い目が特徴の「ラグドール」から派生した比較的新しい品種で、体格や性格はその特徴を受け継いでおり、「ラグドール」に比べて毛色や模様のバリエーションが豊富です。甘えん坊で飼い主さんのそばにいたい性格なので、一人でお留守番する時間は長くならない方がよいといえます。

猫はペットショップで純血の猫種を迎え入れるよりも「拾った、迷い込んできた」という入手経路が最も多く(参考:ペットフード協会調べ)、コロナ禍においてはSNSや動画配信などで「オンライン譲渡会」を開催する取り組みも増えています。こうした経路も、5年連続で猫種1位が「ミックス」であることに影響を与えている可能性もあります。

*³ ミックス:純血種同志を組み合わせている猫、日本猫、雑種の猫を含みます

また、犬・猫それぞれの11位以下のランキングは以下の通りです。

【犬部門:11位~30位】
昨年同様、トップ10に引き続き、11位から30位まで小型犬種が多数ランクインしました。

その他、「ゴールデン・レトリーバー」(19位→15位)や、昨年初のランクインを果たした「ダックスフンド」(30位→26位)がさらにランクアップした他、「ボーダー・コリー」・「アメリカン・コッカー・スパニエル」(27位→26位)などの中型犬も着実に順位を上げました。

コロナ禍で在宅勤務やオンライン上でのやり取りが主となり、環境のよい郊外へ引っ越しを選択される方も増えていると言われております。広いお庭がある郊外で、体が大きく運動量が必要な「ゴールデン・レトリーバー」「ボーダー・コリー」などの中・大型犬を迎え入れるという新たな選択肢も、コロナ禍において増えているのかもしれません。

*⁴ 中型犬:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「中型犬」(12kg以上20kg未満)
*⁵ 犬II:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬II」(16kg以上31kg以下)

【猫部門:11位~30位】
昨年に引き続き、大型種や長毛種の猫種も多くランクインしました。美しい毛が特徴の「シャルトリュー」・「チンチラ」(22位→18位)がそれぞれ順位を上げた他、27位には、セミロングの絹のようなコートをもつ「マンチカン・ロングヘア」が初ランクインを果たしました。

また、昨年に引き続き、「スコティッシュ・ストレート」・「スコティッシュ・フォールド・ロングヘア」(18位)は、2位の「スコティッシュ・フォールド」と同じく、安定した順位を保っています。なお、折れ耳の「スコティッシュ・フォールド」は、骨軟骨異形成症等の遺伝性疾患のリスクなども示唆されており、猫種によって疾患リスクは様々なので、それらをしっかりと理解したうえで終生飼養する必要があります。

【番外編:小動物部門】
昨年に引き続き、エキゾチックアニマル*⁶が対象となる当社のペット保険「うちの子キュート」*⁷へ加入いただき、契約が開始された小動物のランキングも発表いたします。

小動物の中でも特に人気が高い「うさぎ」のランキングでは、絵本などで人気のキャラクターがモチーフとなった「ネザーランドドワーフ」が3年連続で第1位となりました。また、昨年3位だった小柄な品種のミックスで、独自の特徴を持つ「ミニうさぎ」が2位へあがり、小柄でタレ耳が特徴的な「ホーランドロップ」が3位となりました。来年の“兎年”では、どのような順位変動が起こるのか楽しみですね。

「鳥」のランキングでは、情熱的で愛情深い性格といわれる「コザクラインコ」が、昨年のランク外落ちの雪辱を果たし、第3位に返り咲きました。「ネズミ」のランキングでは、第1位の「チンチラ」から第3位の「ラット」まで3年連続で同順位となり、引き続き人気の高い3種となっています。

また、うさぎ・鳥・ネズミ全体の加入数は、引き続き増加傾向にあります。コロナ禍における生活様式の変化を受け、居住環境や生活スタイルに比較的制限のない小動物への需要もさらに高まっていくことが予想されます。

*⁶ 犬・猫以外のペットとして飼育されている小型哺乳類、爬虫類、鳥などの小動物の総称
*⁷ 2018年4月より販売開始したエキゾチックアニマルを対象とするペット保険。ペットショップ代理店限定商品

2021年は、前年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、ワクチン接種が進むなど、日常生活に徐々に変化を感じることができた年でした。このような中、ペットを家族として新たに迎え入れる方は、引き続き、増加傾向にあると言われています。

当社が、昨年3月に実施した「ペットの支出に関する調査」では、犬飼育者の40%以上、猫飼育者の25%以上が、ペット関連の年間合計支出額が「10万円以上」と回答しています。費用内訳には、「病気やケガの診療費」「フード・おやつの購入費」「ワクチン・健康診断などの予防費用」などがあがります。犬や猫の平均寿命が延び、ペットの高齢化が進む中、生涯にわたり飼養するためには、計画的な支出設計や、時間的な余裕も必要となります。こういったことを十分考慮した上で、検討することが大切です。

また、新たにペットを迎え入れる際には、ペットの健康を守る上で大切な、「ワクチンの接種、フィラリアやノミダニの予防、避妊去勢手術」や、これから義務化となる「マイクロチップの装着」などへの対応についても、しっかりと知識を身につけておくことが重要だといえます。

一方で、コロナ禍における経済的な事情によりペットを手放すケースや、安易に飼い始めたことから飼育が困難となり、飼育を放棄するケースなどが増えていることもニュースなどで伝えられています。飼養する動物がその命を終えるまで、責任と愛情を持って飼養することが飼い主の責務であることを念頭に置いた上で、それぞれの品種の特徴等を考慮し、ご家庭や生活スタイルにあったペットを迎え入れることをおすすめします。

アイペットが運営する専門家監修の犬・猫の情報サイト「ワンペディア」「にゃんぺディア」では、ペットの健康に関する情報や、ペットとのおうち時間の遊び方なども掲載しておりますので、こちらもご参照ください。

ワンペディアはこちら:https://wanpedia.com/playing-at-home/
にゃんペディアはこちら:https://nyanpedia.com/pleying-at-home/

アイペットでは今後も、ペット保険の提供を通じ、「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指して、より一層の努力を続けてまいります。

【調査方法】
2021年1月1日~2021年12月31日にアイペットの保険にご加入いただき、保険契約が開始された犬・猫・うさぎ・鳥・ネズミの品種を集計
※ランキング表の( )内は昨年度の順位を表しています。
※昨年の「2020年人気飼育犬種・猫種ランキング」の調査より、「日本猫」は「ミックス」として集計しています。

■昨年のランキングはこちらからご覧いただけます。
2020年人気飼育犬種・猫種ランキング:https://www.ipet-ins.com/info/26411

■ご参考
ペットの支出に関する調査(2021.3.31)
~「コロナ禍における生活環境の変化」によるペット関連の支出への影響も調査~
https://www.ipet-ins.com/info/27299/

商 号 : アイペット損害保険株式会社
代 表 者 : 代表取締役 執行役員社長 安田敦子
所 在 地 : 〒106-0032 東京都港区六本木1-8-7 MFPR六本木麻布台ビル
設 立 : 2004年5月
事業内容 : 損害保険業
資 本 金 : 4,119百万円(2021年9月30日現在)
U R L : https://www.ipet-ins.com

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