【省エネ住宅に関する調査】住まいの省エネ性能に関心がある人は約65%。新築建築物の省エネ基準適合義務化の認知率は3割弱

2024/06/05  マイボイスコム 株式会社 

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住まいの省エネ性能に関心がある人は約65%。ZEHに「住んでいる」「住む予定がある・検討中」はいずれも約1%。「予定はないが、将来的に住みたい」は2割強、住宅購入意向者では5割強
新築建築物の省エネ基準適合義務化の認知率は3割弱。1~2年以内に住宅を購入した人・購入したい人では「詳しく知っている」の比率高い

マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、『省エネ住宅』に関するインターネット調査を2024年5月1日~7日に実施しました。
住まいの省エネへの関心、ZEHや省エネ適合義務化の認知などについて聞いています。調査結果をお知らせします。

 
1.住まいの省エネ性能への関心度
住まいの省エネ性能に関心がある人は、「関心がある」「やや関心がある」を合わせて約65%です。70代では8割弱みられます。また、今後住宅を購入したい層でも8割強と高くなっています。



2.住まいの省エネ設備・エネルギー創出設備
現在住んでいる住宅で、省エネ設備やエネルギー創出設備に該当するものは(複数回答)、「窓ガラスが二重・三重窓」が27.3%、「高効率の照明設備を利用」が21.8%、「省エネ型の冷暖房設備・エアコン」が20.0%となっています。
 
3.ZEHの認知
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の認知率は、「内容について詳しく知っている」「聞いたことがある程度」を合わせて3割強です。
5年以内に住宅を購入した人では6割、購入意向者では7割弱となっています。
 
4.ZEHの居住状況・意向
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に住んでいる人は0.9%です。
「住む予定がある・検討中」は0.9%、今後1~2年以内に住宅を購入したい人では約14%となっています。
「予定はないが、将来的に住みたい」は23.3%、住宅購入意向者では5割強となっています。



5.新築建築物の省エネ基準適合義務化の認知
2025年4月から、原則すべての新築建築物に対して省エネ基準適合が義務付けられます。
その適合義務化の認知率は、「内容について詳しく知っている」「聞いたことがある程度」を合わせて3割弱です。
1~2年以内に住宅を購入した人・購入したい人では、「詳しく知っている」が15~16%と比率が高くなっています。



6.住宅の性能に関する重視点
今後住まい選定時に、住宅の性能に関することで重視する点を聞いたところ(複数回答)、「耐震性、地震対策」が66.9%、「断熱性」「通気性、換気、風通し」が各5割強、「明るさ、採光」「防犯対策」が各40%台です。
「省エネ基準、省エネルギー性能」は38.8%で、東北でやや高くなっています。
ZEH居住者では、「断熱性」「省エネ基準、省エネルギー性能」「耐震性、地震対策」が上位3位です。
 
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☆住まいの省エネ設備や省エネのために行っていること(全3,686件)

<調査結果詳細>

◇調査結果に関するお問合せ
MAIL: otoiawase@myvoice.co.jp / TEL: 03-5217-1911
<会社概要>
マイボイスコム株式会社
【代表者】 代表取締役 高井和久
【設 立】 1999年7月
【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)
【事 業】 インターネット調査、オフライン調査、テキストマイニング、アンケートデータベース
【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階
【企業HP】 https://www.myvoice.co.jp/
*マイボイスコム株式会社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社です。

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