ゼロトラト・セキュリティモデルにて、エンドポイント保護方式として推奨されている「アプリケーション・ホワイトリスティング方式」を採用しているPC Matic PROの代理店権を獲得

2024/05/14  株式会社 K2 

株式会社K2(京都市中京区、代表取締役:岡本 秀敏)は、ブルースター株式会社(東京都港区、代表取締役社長:坂本 光正)が扱う「PC Matic PRO」の販売代理店として全国展開することを発表します。


PC Maticシリーズのアプリケーション・ホワイトリスティング方式と、従来の一般的なアンチウイルス製品の違い
ゼロトラトセキュリティモデル製品
PC Matic, Inc.は、アメリカ政府機関とアメリカの民間企業24社が協力して作成を進めている「NIST ゼロトラト・セキュリティモデル」を策定するメンバーの一社です。
同セキュリティモデル (NIST SP 800シリーズ)に準拠した法人向けエンドポイント保護スイートは、「政府機関向けのPC Matic Federal」「法人向けのPC Matic PRO」「機器組込版のPC Matic Embedded」「MSP事業者向けのPC Matic MSP」がラインナップされています。

この度、株式会社K2は、法人向けのPC Matic PRO再販権および、中小零細企業向けのPC Matic MSPの取り扱いを日本総代理店によるトレーニングを受け、販売を開始致しました。

MDRも実施
セキュリティオペレーションセンターを運用する人材を有していない企業向けに、株式会社K2はMDRサービスを実施致します。

セキュリティと運用管理の機能が統合されたスイート製品
 PC Matic Federalを含むPC Maticシリーズの大きな特徴が「アプリケーション・ホワイトリスト方式」(英: Application Allowlisting)の採用です。同保護方式は、NIST SP 800-167にて規定されており、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド政府機関および捜査機関より、各政府機関およびインフラ企業での利用が強く推奨されています。PC Matic,Incは、この根幹を支えるアプリケーション・ホワイトリスティング方式に関連する8つの国際特許を保有し、世界数社へアンチウイルスエンジンをOEM供給しています。開発元であるPC Matic Inc.では、米国政府のクラウド調達認証であるFedRAMP ATO(運用機関認証)も取得しています。
ホワイトリスト方式の延長線上にありながら、ブラックリスト方式と同様の利便性を持つこのエンドポイント保護は、珍しくMicrosoft認定を受けておりOSにてセキュリティ機能として識別されます。この他、強力なEDR機能、そして脆弱性管理機能(CVE Control)、リモートデスクトップなどのリモートツールを含む端末運用管理(RMM)を標準にて統合したスイート製品になっており、企業が必要とするセキュリティ機能および運用管理機能を単体製品で全て提供しています。
各機能は、管理ポータル上で専門用語なしにご利用いただけ、複数のセキュリティ製品を横断する必要性を排除致しました。

アプリケーション・ホワイトリスティング方式 (英: Application Allowlisting)とは?
 一般的なアンチウイルス製品では、あらかじめブラックリスト(いわゆる「シグネチャ」)に記載されたマルウェアの起動だけをブロックし、その他のプログラムについてはデフォルトで起動を「許可」します。そのため、ブラックリストに記載されていない未知のマルウェアが侵入すれば、その実行も許してしまうという欠点があります。
 PC Maticシリーズはまったく逆のアプローチを採用しています。あらかじめホワイトリスト(安全性が確認済みのプログラムリスト)に記載されたアプリケーションの起動だけを許可し、その他のプログラムについてはデフォルトで起動を拒否します。未知のマルウェアが侵入しても、ホワイトリストに記載されていないため起動できず、攻撃は失敗します。
 「未検証のプログラムは一切信用せず、実行を拒否する」というアプリケーション・ホワイトリスト方式は、アプリケーションに対する“ゼロトラスト”アプローチと言えます。

PC Maticでは、ホワイトリストをPC Matic社から提供される「グローバルリスト」によって、元FBIのサイバー捜査官たちも在籍するマルウェア分析チームがグローバル・ホワイトリストに追加済の1億3千万以上のファイルにつき、利用者はローカル・ホワイトリストへ追加することなく、従来のエンドポイント保護製品と同様にご利用頂けます。このリストは現在、市場に出回っているアプリケーションファイルの99%を網羅しています。
グローバル・ホワイトリストを利用せず、政府機関や企業の情報システム部門が指定したアプリケーションのみ利用を可能とする「ローカル・ホワイトリスト運用モード」も装備しており、標的型攻撃など高度なサイバー攻撃への耐性も脆弱性管理(NIST SP 800-40)と相まって同方式の製品投入時点から8年に渡り、全顧客に無感染実績を誇っており、現在も記録を更新中です。

【今後の計画】
株式会社K2はお客様への販売・サポート窓口として、ブルースター株式会社は高度なサポート及び米国PC Matic社との情報連携をそれぞれ担い、2024年度中に、端末を含む1000社の販売を目標といたします。

【株式会社K2について】
2020年に設立、「DX事業部」をはじめとするパソコン訪問サポートサービスの提供のほか、通化粧品の卸売り・エステティックサロン開設コンサルティング・ROウォーターサーバーの販売、設定工事、メンテナンスを行う「ライフスタイルサポート事業部」電気通信建設業を行う「電気通信コンストラクション事業部」大企業から中小企業まで規模を問わず様々なニーズへお応えしております。
会社名    株式会社 K2
代表者    代表取締役社長 岡本 秀敏
業務内容   ICTサービス・化粧品卸売販売・電気通信建設工事
所在地    〒604-315  京都市中京区衣棚通押小路上る上妙覚寺町215-1
会社HP   https://k-2.jp【ブルースター株式会社について】
1990年に日本初のネットマーケティングコンサル企業として設立され、2010年にPC Pitstop LLC社(現PC Matic,Inc.)の総代理店権を取得、以降PC Matic社製品をはじめとする海外セキュリティ製品の国内展開を中心に活動しております。
会社名    ブルースター株式会社
代表者    代表取締役社長 坂本 光正
業務内容   セキュリティ分野を中心とする海外製ICT商材の輸入販売 等
所在地    東京都港区西新橋 1-6-12 AIOS虎ノ門4階
会社HP   https://www.blue.co.jpその他、本リリースに記載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

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