太陽光設置者の54%が卒FIT後「蓄電池などで自家消費」と回答

2019/02/19  株式会社 グッドフェローズ 

電気自動車人気1位は「日産リーフ」、主な情報源は「ネットニュース」

次世代エネルギー業界の発展のための調査研究及び広報活動等を行う「タイナビ総研」を運営する株式会社グッドフェローズ(本社:東京都品川区、代表取締役:長尾 泰広)は、住宅用太陽光発電一括見積りサイト「タイナビ」の利用者のうち自宅に太陽光発電を設置している全国のユーザー967名を対象に「太陽光発電と卒FITに関するアンケート調査」を実施しました。アンケート調査の回答者に「10年の売電期間が終了したら、あなたはどうしますか?」と質問したところ、54%が「蓄電池やエコキュートなどを購入して、自家消費する」と回答しました。


■住宅用太陽光発電一括見積りサイト「タイナビ」:https://www.tainavi.com/

■調査概要 :太陽光発電の満足度と卒FITに関するアンケート調査
■有効回答 : 太陽光発電を設置している全国の男女967名(タイナビユーザー)
■調査方法 : インターネットによるアンケート調査
■調査期間 : 2019年1月10日~2019年1月23日
■タイナビ総研: https://www.tainavi-soken.com/


(1) 太陽光設置者の卒FIT後の進路は「自家消費」が54%!「売電」は2位。
太陽光発電設置者に、「10年の売電期間が終了したら、あなたはどうしますか?」と質問したところ、54%が「蓄電池やエコキュートなどを購入して、自家消費する」と回答しました。「自家消費」と回答した人に理由を聞くと、「(自宅が)オール電化でその方が経済的だから(大阪府/30代男性)」「電気代を安く抑えたいから(富山県/30代男性)」など、家計への経済効果を期待する声がある一方で、「電気料金が値上がりしそうだから(大分県/60歳以上男性)」と、上昇する電気料金へ懸念を抱く声もありました。また、「震災を経験しエネルギー自給意識が高まったから(岩手県/40代男性)」「昨年の台風による長期停電時に、昼間だけでも太陽光による発電の恩恵に授かることができたが、余剰発電分を蓄電し、夜間にも自家消費に回せるようにしたい(静岡県/40代男性)」など、実際に震災や台風による停電を経験したことでエネルギーの自給自足への意識が高まったという人もいました。
図1:10年の売電期間が終了したら、あなたはどうしますか?
次に「売電する」と回答した人に理由を聞くと、「新たな設備投資はしたくないから(静岡県/50代男性)」「年金生活者なので出金を抑えるため(大阪府/60歳以上男性)」など、蓄電池の購入等によるコストを新たにかけたくないという声がありました。また、「一番簡単にできそう(兵庫県/30代男性)」「面倒なことがしたくない(愛知県/30代男性)」など、とにかく手間をかけたくないという声も多数ありました。中には「蓄電池を購入してメリットが出せる発電容量でないため(東京都/40代男性)」という回答もありました。他方、「電気自動車を購入する」と回答した人の理由には「車への投資と同時に蓄電池の設備投資も行えるから(神奈川県/40代女性)」「燃料費も節約することができるため(東京都/20代男性)」などがありました。

(2) 太陽光設置者が選ぶEV、「日産リーフ」が第1位!ブランド力と性能に評価!
太陽光発電設置者に「今持っているまたは欲しい電気自動車はありますか?」と質問したところ、「日産リーフ」と回答した人が36%(31人)を占め、第1位を獲得しました。「日産リーフ」と回答した人に理由を聞くと、「国産の電気自動車で最もメジャーなため(熊本県/40代男性)」「日産車が好きだから(大阪府/50代男性)」など、国産メーカーへの安心感や日産ブランドへの信頼性を上げる声が多くありました。さらに、「航続距離が伸びたから(栃木県/60歳以上男性)」「自動ブレーキ等安心して乗車できる機能があるから(京都府/30代男性)」「蓄電容量が多いから(熊本県/40代男性)」など、性能を評価する声もありました。次に、第2位の「三菱アウトランダーPHEV」を選んだ人の理由には、「デザインが好き(静岡県/40代男性)」「ガソリンも使えて使い勝手が良いから(愛知県/40代女性)」などの声が上がりました。また、第3位の「トヨタ プリウスPHV」を選んだ人の理由には、「デザインがいいから(埼玉県/40代男性)」「ハイブリットなので長距離でもノンストップで走行可能(青森県/60歳以上男性)」などの回答がありました。

◆今持っているまたは欲しい電気自動車ランキング
第1位 日産リーフ       ・・・36%
第2位 三菱アウトランダーPHEV ・・・15%
第3位 トヨタプリウス     ・・・14%
第4位 三菱アイミーブ     ・・・9%
第5位 日産セレナ       ・・・5%
第6位 日産ノート       ・・・3%
その他             ・・・18%

(3) 蓄電池を持っている人の86%が「満足している」と回答!購入の主な理由は「非常用」が5割!
太陽光発電設置者に「蓄電池を保有していますか?」と質問したところ、回答者の9%が「保有している」と回答しました。そこで、蓄電池設置者に「蓄電池を購入した主な理由はなんですか?」と質問したところ、47%が「非常用電源としての使用のため」と回答しました。その後、「光熱費削減のため(36%)」「売電期間が終了するため(13%)」が続きました。次に、蓄電池設置者に「蓄電池を購入したことに満足していますか?」と質問したところ、86%が「はい」と回答しました。蓄電池を購入して満足した理由を質問すると、「蓄電池も併用することにより購入する電気を抑えられるため(長野県/40代男性)」「時間帯別料金で深夜電力を貯めて太陽光発電を効率的に運用出来るから(京都府/30代男性)」など、効率的に電気料金を抑えられたという声が多くありました。また、「小さい子どもが怖がらないので、停電があったときに安心だから(広島県/30代女性)」「胆振東部地震を経験したから(北海道/30代男性)」など、非常時の備えとして蓄電池に期待する声もありました。
図2:蓄電池を購入した主な理由はなんですか?

(4) 蓄電池を保有していない人の7割が「欲しい」と回答!半日分の電力で停電時も安心!
蓄電池を保有していない人に、「蓄電池は欲しいですか?」と質問したところ、69%が「はい」と回答しました。また、停電時に家電(300W※)を使える時間が、小規模蓄電池は約8時間分、中規模蓄電池は約13時間分、大規模蓄電池は約32時間分とそれぞれ仮定したうえで、「蓄電池を購入するとしたら、どのような蓄電池が欲しいですか?」と質問したところ、54%が中規模蓄電池(5kWh程度)と回答しました。この結果から、停電発生時には半日分の電力を賄えれば安心だと考える人が多いことがわかりました。
※家電が使用する出力電力の目安は、冷蔵庫50~100W、テレビ100~150W、照明50~100W、携帯電話の充電5W 、変換効率等は80%と仮定しました。
図3:蓄電池は欲しいですか?
図4:蓄電池を購入するとしたらどのような蓄電池が欲しいですか?
(5) 太陽光発電設置者の約9割の主な情報源はネットニュース!
太陽光発電設置者に「太陽光発電・蓄電池の情報をどこで収集していますか?」と質問したところ、「ネットニュース」と回答した人が約9割を占めました。その後、「新聞(176人)」「施工販売店(155人)」と続きました。
図5:太陽光発電・蓄電池の情報をどこで収集していますか?

(6) 2019年11月から始まる太陽光発電業界の2019年問題!卒FITとは?
「卒FIT」とは、2009年に開始した再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)により定められた10年間の買取期間が終了することをさします。FIT開始から10年が経過する2019年11月には53万件が、その後毎年度約18万件が卒FITを迎えます。FITを利用せず、電力を消費しながら、電力を創出する電力プロシューマ―は2025年には約230万件に及ぶといわれ、その件数は日本の戸建て住宅の10軒に1軒にあたります。経済産業省は卒FIT世帯向けに情報提供サイトを開設し、1.蓄電池などと組み合わせて自家消費をすることと、2.新たに小売電気事業者などと相対・自由契約し、余剰電力を売電することの二つの選択肢を提示しています。また、『動く蓄電池』として電気自動車(EV)を購入するという選択肢もあります。現在、メーカー・施工販売店・電力事業者など、エネルギーに関わるあらゆる業種の企業から、「卒FIT世帯がどの選択肢を選ぶのか」に注目が集まっています。

■タイナビ総研について
タイナビ総研( https://www.tainavi-soken.com/ )とは、株式会社グッドフェローズが再生可能エネルギー関連をはじめとするガス・電気エネルギー業界の発展のために、調査研究及び広報活動を行うことを目的として設立した組織です。太陽光発電の導入や電気料金の切り替えを実施もしくは検討した会員からインターネットを通じてリアルな声を集め、調査し、ユーザーの声を社会に発信する活動などを行う以外に、「タイナビ発電所」( https://www.tainavi-pp.com/ )や「タイナビスイッチ」( https://www.tainavi-switch.com/ )のユーザーや登録店を対象としたセミナー企画もサービス化。セミナー開催から運営まで、オールインワンのサービスを実施しています。

次世代エネルギー業界のプラットフォーム「タイナビシリーズ」
当社は2009年の創業以来、太陽光発電・風力発電を中心とした次世代エネルギー業界のプラットフォーム「タイナビシリーズ」を開発・運営し、全国の太陽光発電所の普及に尽力してきました。住宅用太陽光発電ナビゲーションサイト「タイナビ」をはじめとする「タイナビシリーズ」は延べ13万人以上のユーザーにご利用いただいており、当社運営サイトを通じて太陽光発電・風力発電を設置・購入されています。産業用の「タイナビNEXT」「タイナビ発電所」の3万名以上の会員うち1万1141名が発電所を保有しており、その保有する発電所の物件数(事業計画認定数)は全国の発電所の11%以上を占めています。また、その総出力容量は3.7GWを超え、原子力発電所1基の出力容量を1GWと想定した場合、約4基分に相当します。(2018年7月時点)

【『タイナビ総研』概要】
名称  : タイナビ総研
サイト : https://www.tainavi-soken.com/
事務局 : 株式会社グッドフェローズ内
事業内容: 太陽光関連をはじめとする次世代エネルギー業界の発展のための調査研究及び広報活動等

【会社概要】
名称 : 株式会社グッドフェローズ
所在地: 東京都品川区西五反田7-17-3 五反田第2noteビル3階
代表者: 代表取締役 長尾 泰広
URL : https://www.goodfellows.co.jp/

 

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