自然に寄り添う酒づくりを目指して。オーガニック日本酒「有機純米吟醸 GREEN」が新登場。

2022/09/08　玉乃光酒造　株式会社　

玉乃光酒造株式会社（本社：京都市伏見区　代表：丸山恒生）は、有機農法で栽培した酒米を使用したオーガニック日本酒「有機純米吟醸GREEN山田錦」「有機純米吟醸GREEN雄町」を、2022年9月8日（木）オーガニックの日（※1）より新発売いたします。 ※1　2006年12月8日「有機農業の推進に関する法律」(有機農業推進法)が成立したことから、その10年後に12月8日を「有機農業の日」と制定。JAS協会は有機栽培に関する取り組みのさらなる活性化を目的に、毎月8日を「オーガニックの日」としている。

【オーガニック日本酒『有機純米吟醸GREEN山田錦』『有機純米吟醸GREEN雄町』】

創業1673年以来、素材に向き合い真摯に日本酒をつくってきた玉乃光酒造。2023年の350周年を前に、初のオーガニック認証を取得した日本酒が完成しました。『有機純米吟醸GREEN山田錦』『有機純米吟醸GREEN雄町』は、有機栽培でつくられた酒米を100%使用。2022年2月22日にEUオーガニック認証、USDAオーガニック認証、エコサート認証の３つを取得し、次世代の日本酒づくり、特に日本酒を支える米づくりを持続可能な形にするべく、酒米の有機栽培を広げていくことを目指します。

今回新発売する銘柄は『GREEN山田錦』『GREEN雄町』の2種。”おいしい酒は、よいお米から”ーー。素材の中でも特に酒米にこだわる玉乃光酒造は、岡山や滋賀の契約農家とともに酒米をつくっています。もともと酒米は栽培が難しい作物と言われており、ましてや有機栽培でつくられたものは当初ほとんどみられませんでした。そこで、杜氏自ら田んぼに訪れ、滋賀県の米農家にかけあうことで山田錦を有機栽培で、その後岡山県の米農家の協力のもと雄町を有機栽培でつくれるようになりました。このように、交流を深めていくことで、志をともにして酒米の有機栽培に取り組む農家が徐々に増えてきています。

こうした取り組みは「ただ、うまい酒をつくりたい」、そして「次世代にもうまい酒を愉しんでほしい」という一心から生まれる新たなチャレンジです。70年ほど前に戦争で和歌山の蔵を焼失し、再起をかけて伏見に移ってきた玉乃光酒造。その後は純米吟醸蔵として純米吟醸と純米大吟醸のみの製造にこだわり、酒造りに合う米を求めて”幻の酒米”と言われる雄町の復活にも一躍を買いました。いまでこそ定番のものにいち早く取り組むパイオニア精神をもつ玉乃光酒造の次なる挑戦は、「自然に寄り添う酒づくり」。次世代にも日本酒のおいしさを、そして日本の自然の豊かさを伝えていくために、あらたな定番としてオーガニック日本酒のさらなる拡大に取り組みます。

お料理を邪魔せず寧ろ引き立て、京料理の特徴でもあるお出汁の味と調和するような、いわば、究極の食中酒。それが、創業350年を迎える大銘蔵・玉乃光酒造の目指す酒。私たちは、これからもみなさまの暮らしに寄り添う酒づくりに挑戦し続けてまいります。

＜商品概要＞

商品名：有機純米吟醸 GREEN 山田錦
原料米：有機山田錦（滋賀県産）100％
原材料名：有機米（滋賀県産）、有機米こうじ（滋賀県産米）
精米歩合：60%
アルコール度数：15度
内容量：720ml
価格：2,178円（税込）
発売日：2022年9月8日（木）

商品名：有機純米吟醸 GREEN 雄町
原料米：有機雄町（岡山県産）100％
原材料名：有機米（岡山県産）、有機米こうじ（岡山県産米）
精米歩合：60%
アルコール度数：15度
内容量：720ml
価格：2,178円（税込）
発売日：2022年9月8日（木）

＜販売情報＞
・全国の百貨店および小売店
・通販サイト（楽天市場他）
・玉乃光酒造アンテナショップ「純米酒粕玉乃光」店内
・玉乃光酒造オンラインショップ：https://tamanohikari.sake.com/　

【玉乃光酒造について】

延宝元（1673）年に和歌山で酒づくりをはじめ、13代続く京都・伏見の酒蔵。玉乃光の日本酒はすべて、アルコールを添加しない米100％の純米吟醸と純米大吟醸。原料となる酒米は農家と直接取引し、自社にある精米所にて自分たちで責任を持って丁寧に磨きます。米は甑（こしき）で蒸し、麹も手づくり。ひとつひとつ心を込めてお酒造りに向き合うのは、よい酒を造り、届けたいから。「純米酒」という日本の誇るべき伝統を復活させた半世紀前の蔵人たちの想いを引き継ぎ、これからも守り続けます。