太陽光発電設備メンテナンスの新会社設立について
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2022年8月4日
静岡ガス・エンジニアリング株式会社
株式会社イクト
静岡ガスグループで工場設備の工事や設備保全などを手がける静岡ガス・エンジニアリング株式会社(代表取締役社長 小嶋大輔)と、太陽光発電の開発などを手がける株式会社イクト(代表取締役 平井辰憲)は、8月4日、太陽光発電設備のメンテナンスを行う合弁会社「SGI(エスジーアイ)メンテナンス株式会社」を設立しました。静岡ガスグループとイクトはこれまで、太陽光発電の開発分野で協業してきましたが、メンテナンス分野まで協業の幅を広げます。
新会社は、公共施設や工場の屋根、平地などに設置された、主に事業用の太陽光発電設備のメンテナンスに特化した事業を展開します。静岡ガスグループが所有する計8,000kW以上※1の設備のメンテナンスに当たるほか、営業活動を通して静岡ガスグループ以外の案件獲得にも積極的に取り組みます。
太陽光発電設備の耐用年数は一般的に20年程度※2と言われていますが、安定した発電量を保つには、定期的なメンテナンスが必要です。目視点検と測定により、太陽光パネルの破損や配線異常の有無、発電効率などを確認し、不具合の予防・早期発見と長期的な安定稼働に寄与します。
静岡ガスグループでは、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、2030年までに再生可能エネルギー電源の開発容量を20万kWまで拡大する目標を掲げています。メンテナンスに特化した新会社を設立することで、業務の集約化とコスト低減を図り、グループ全体で太陽光発電の開発を加速させます。
イクトは、大きく 2つの開発テーマ「環境・地域住民と共生する再生可能エネルギー」と「再生可能エネルギーの開発を通じて社会的課題を解決する事業の創出」を掲げています。長期にわたり安定した運用管理体制を整えることで、地域社会に根付いた重要な電源種となるよう、太陽光発電の開発を進めます。
静岡ガスグループとイクトは、引き続き、地域社会や環境に配慮した再生可能エネルギーの普及促進に努めてまいります。
※1 2022年8月時点で稼働中の設備容量(AC容量)
※2 法定耐用年数は17年
【新会社概要】
会社名 |
SGIメンテナンス株式会社 |
所在地 |
静岡県富士市津田260-12(静岡ガス富士支社内) |
代表者 |
代表取締役社長 小嶋大輔 |
設立 |
2022年8月4日 |
資本金 |
1,000万円 |
出資構成 |
静岡ガス・エンジニアリング株式会社(80%)、株式会社イクト(20%) |
主な事業内容 |
太陽光発電設備の保守・管理・修繕 |
左:株式会社イクト代表取締役 平井辰憲
右:静岡ガス・エンジニアリング株式会社代表取締役社長 小嶋大輔
以上