資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について

2024/05/23  ベルク 

2024 年5月 23 日

株式会社 ベ ル ク

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について

当社は、2024年5月23日開催の取締役会において、今後の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応方針を下記のとおり審議・決議いたしましたので、お知らせいたします。



1.現状分析・評価

【連結経営指標等】 (百万円)
2020 年2月期
第 61 期
2021 年2月期
第 62 期
2022 年2月期
第 63 期
2023 年2月期
第 64 期
2024 年2月期
第 65 期
営業収益
239,497
284,460
300,268
310,826
351,856
売上高
236,904
281,656
297,019
305,561
346,072
経常利益高
11,077
12,675
13,885
14,297
14,972
経常利益率
4.7%
4.5%
4.7%
4.7%
4.3%
当期純利益※
7,296
8,828
9,187
9,614
10,677
ROE
11.0%
12.1%
11.5%
11.0%
11.2%
PBR
1.57 倍
1.48 倍
1.37 倍
1.23 倍
1.32 倍
年間配当金
76.0 円
86.0 円
90.0 円
94.0 円
108.0 円

※=親会社株主に帰属する当期純利益

当社は、食品スーパーマーケット業界において、高い成長性と利益率を確保しており、一定程度の資本収益性の確保及び市場からの評価は得られていると認識しております。

2.方針・目標

現状分析・評価を踏まえ、資本コスト及び資本収益性等を十分意識しながら、以下目標を立て、引き続き達成を継続することにより、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。

・「PBR1倍以上」
・「ROE10%以上」

3.具体的な取り組みについて

①高い収益性を実現する経営
標準化したフォーマットでの計画出店を行い、効率経営による、さらなるローコストオペレーションに取り組む。

②株主還元に対する考え方
当社は、株主に対する利益還元につきましては、経営の最重要課題のひとつとして位置付けており、安定配当の継続を基本方針としております。あわせて、財務体質の強化と業容の拡大に備え、また店舗の新設及び改装等の設備投資や有利子負債の圧縮等に活用するための内部留保の充実も勘案して決定する方針であります。

配当性向につきましては、20%を目安とし、安定的な配当を実施してまいります。

③IR 活動の強化
株主・機関投資家との面談を継続的に実施し、当社グループの持続的成長に向けた事業戦略・成長戦略を株主・機関投資家の皆様と共有するとともに、対話によって得られたご意見・ご要望等を当社の取締役会にフィードバックすることで、企業価値の向上を目指してまいります。

(その他の IR 活動の強化について)
・機関投資家との 1on1 ミーティングの継続実施
・IR 情報開示の充実
・IR 担当部門の強化
・個人投資家向け IR の強化
・中期経営計画の開示

以上

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