【イベント開催レポート】 ドリーム・アーツ、SmartDB(R)ユーザーのJCBと「Climbers 2024」に登壇~JCBのクラウド革命 一歩踏みだす勇気と行動~

2024/06/27  株式会社 ドリーム・アーツ 

 大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、2024年5月16日にSansan株式会社が提供する名刺管理アプリ「Eight」、株式会社テレビ東京および株式会社幻冬舎「GOETHE(ゲーテ)」が主催する日本最大級のビジネスカンファレンス「Climbers 2024(クライマーズ)」にて、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)(スマートデービー)」のユーザーである株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好、以下 JCB)と対談しました。そのレポートを公開しましたのでお知らせします。


■「Climbers 2024」について

 「Climbers 2024」はEight・テレビ東京・幻冬舎「GOETHE」が主催するリアル&オンラインイベントです。 スポーツ・ビジネス・カルチャー・政界など各界の第一人者に加えビジネスパーソンにとって身近で飛躍的な成果をあげている企業人が登壇し、それぞれが「乗り越える」をテーマにしたセッションを「人生の特別講義」としてお届け。 ビジネスの成功事例や秘訣だけでなく、さまざまな苦難を乗り越えてきた登壇者自身のマインドや挑戦し続ける力の源を本質から探ることで、不確実な未来に向き合うすべてのビジネスパーソンを後押しします。

■ドリーム・アーツがJCBを推薦した理由

 JCBでは、ドリーム・アーツが提唱する「デジタルの民主化(※1)」の実現を目指し、社内システムのクラウド化を推進されています。 同社では機密性が高い業務情報を多く扱うため、SaaSを提供するサービスプロバイダが物理的にデータにアクセスできない状態をつくらなければ、SmartDB(R)の活用展開が進められない状況でした。 このような状況のなか、ドリーム・アーツとの協創で新たなクラウドセキュリティソリューションの開発に至り、当初計画していた目指すべき方針に向けて現在も邁進されています。
 こうしたJCBならびにプロジェクトメンバーの挑戦する姿をチャレンジする全てのビジネスパーソンに届けたいと考え、ドリーム・アーツの推薦により登壇いただきました。

※1現場部門(非IT部門)が自らデジタルを活用し、全社のデジタル化を加速させること
https://www.dreamarts.co.jp/democratization/


■JCB × ドリーム・アーツの対談内容
 イベント当日は、社内向けシステムのデジタル改革を主導されたジェーシービー コンプライアンス部 AML企画室 室長 花田 信人氏(本案件担当時は、インフラ開発部OAインフラグループ 次長)と、ドリーム・アーツ マーケティング本部 マーケティンググループ マネージャー和田 真由子が対談しました。

動画視聴のご案内:https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/form/climbers2024_jcb/


【1】 JCBのクラウド革命

 はじめに、花田氏からJCBのクラウド革命についてご紹介いただきました。
 社内向けシステムは安定稼働が第一のためシステム変更による現行業務への影響を考慮すると、アップデートに踏み出すことができていませんでした。 そういった状況を打破した取り組みをクラウド革命と位置付けていらっしゃいます。 そのようなクラウド革命を掲げるなかで、花田氏がぶつかった2つの壁とそれを乗り越えたエピソードについて、次のパート以降でお話しいただきました。


【2】 立ちはだかった2つの壁
 1つ目の壁は、インフラ開発部に異動されて間もない頃のお話でした。 畑違いの部署に次長というポジションで参画されましたが、適切な意思決定ができず役割を果たせていないと感じる期間が半年以上も続いていたそうです。 当時の失敗談などに触れつつ、最終的にはチームの新方針を掲げるに至るまでのエピソードをご紹介いただきました。

 2つ目の壁として、JCBで「デジタルの民主化」を実現するためのセキュリティ課題を上げられました。 現場開発の範囲拡大に伴いさまざまな業務データがシステム上に蓄積されるため、サービスプロバイダであるドリーム・アーツがJCB側のデータに物理的にアクセスできないことを証明しなければなりませんでした。 もちろんSmartDB(R)の運用上、ドリーム・アーツがデータにアクセスすることはありませんが、JCBのセキュリティ基準を満たすにはそれを上回るセキュアな状態をシステム的に実装する必要がありました。



 社内関係者やドリーム・アーツとも何度も打合せを重ね、実現する方法を議論。 個別契約を締結することで解決する選択肢もありましたが、あくまで「システム的にセキュリティが担保されること」に強くこだわりました。 結果的に新クラウドセキュリティソリューション(※2)の実装につながり、「デジタルの民主化」に向けた土台が整ったとお話しされました。

※2 ドリーム・アーツ、クラウドセキュリティソリューション第一弾「BYOK」を発表
  https://www.dreamarts.co.jp/news/press-release/pr231220/

  BYOK(Bring Your Own Key)とは?概念・重要性・メリットをわかりやすく解説
  https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/learning/le240522/

【3】 花田氏が挑戦し続けられる理由

 最後に、「新しい価値創造」へ挑戦し続けることで壁を乗り越えてきた花田氏に対して、その秘訣をお話しいただきました。 仕事の「意義・価値」を追求し、一歩を踏み出すと見える世界が変わる。 と話した上で、自分の場合はそれが新しい価値創造への挑戦だったと語られました。 また、イベント参加者に向けて一歩踏み出すための魔法の言葉として「What‘s New」をご紹介いただき対談を締めくくりました。

本講演の全編動画を公開していますので、ぜひ下記からご視聴ください。
動画視聴のご案内:https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/form/climbers2024_jcb/


■株式会社ジェーシービー コンプライアンス部 AML 企画室 室長
花田 信人氏からのコメント
 今回Climbers 2024にて登壇の機会をいただき、大変ありがとうございました。 弊社でのSmartDB(R)導入からBYOKのクラウドセキュリティソリューション導入にいたる対応は、ドリーム・アーツが掲げている「協創」を各担当の方々がしっかり考え実現してくれたものでした。 SmartDB(R)の機能で弊社業務のデジタル化を実現するのみにとどまらず、弊社側がなにを目指しているのか、どういう対応が必要なのかの「根っこ」をしっかり考えてくれた結果だったと思います。


 ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。


SmartDB(R)(スマートデービー)について https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/
SmartDB(R)は、大企業市場シェアNo.1(※3)の業務デジタル化クラウドです。 現場個別の業務から全社横断業務までノーコードで開発可能。 ワークフローとWebデータベースを中心に多彩な機能をもち、柔軟な外部システム連携、きめ細かな権限管理、高度なセキュリティ要件にも対応しています。 三菱UFJ銀行や大和ハウス工業、立命館大学など、大企業を中心にあらゆる業種業態のお客さまが利用中です。 サービス基盤としてマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に
対応できる環境を実現しています。
※3 テクノ・システム・リサーチ「2023年 SaaS型ワークフロー市場メーカーシェア調査」より

株式会社ドリーム・アーツについて https://www.dreamarts.co.jp/
1996 年 12 月に設立されたドリーム・アーツは「協創する喜びにあふれる人と組織と社会の発展に貢献する」 をコーポレート・ミッションに、「情報共有」と「対話」を重視した独創的かつ高品質なソリューションとサービスを提供します。 「協創力を究めよ」のスローガンのもと、ICT だけでも人間だけでもできないビジネス上の難題の解決を ICT と「協創」でお手伝いしています。 大企業向け業務デジタル化クラウドSmartDB(R)、多店舗オペレーション改革を支援する「Shopらん(R)(ショップラン)」、大企業の働き方を変えるビジネスコックピット「InsuiteX(R)(インスイートエックス)」などのクラウドサービスを開発・提供しています。

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