神奈川県ロボット実装促進センター「導入実証サポート対象施設」ならびに「ロボット開発支援プロジェクト」2024年度の募集開始について

2024/06/25  三菱UFJリサーチ&コンサルティング 株式会社 

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田 雅一、以下 MURC)は、神奈川県より「令和6年度ロボット/ドローン開発・実装促進事業業務委託」を受託しています。 このたび、「ロボット実装促進センター」を通じ、2024年度「導入実証サポート」対象施設の募集と、2024年度「ロボット開発支援事業」支援対象プロジェクトの募集を開始しました。


●はじめに
「ロボット実装促進センター」は、神奈川県内の鉄道駅や商業施設、文化施設、教育施設など様々な県内施設(介護事業所は除く)を対象に、施設が抱える人手不足の問題をはじめとする課題を掘り起こし、ロボットの活用によって業務効率化や生産性の向上を図るなど課題解決を支援するセンターです。
ロボットユーザーに対する3つのサポートとして、「(1)相談サポート(コンサルタントによる課題の整理、解決に向けたアドバイス)」、「(2)マッチング・サポート(施設が抱える課題を解決するロボットのご紹介)」、「(3)導入実証サポート(施設の特徴に合わせたロボットの改良支援)」を行っています。

<2024年度「導入実証サポート」対象施設の募集について>
●導入実証サポートの募集開始(施設募集)
生活支援ロボットを活用した人手不足の課題の解決、業務効率化や生産性向上に向け、ロボット実装促進センターの支援のもと、ロボット企業と協力して、自らの施設の仕様や利用形態に合わせてロボットの改良を行い、課題解決及びロボットの実装を目指す上記「(3)導入実証サポート」の対象となる施設の募集を、2024年6月21日より開始しました。
※ 施設の採択後、施設課題の解決に資するロボットを有するロボット企業の募集を予定しています。



●ロボットの導入事例を紹介するセミナーの開催(参加者募集)
ロボット実装促進センターでは、より多くの方々に導入実証サポートに対し関心を持っていただくため、昨年度、導入実証サポートに取り組んだ県内施設の事例を紹介するセミナーを開催します。導入実証サポートを通じて施設が抱える課題に対してどのようなロボットを活用し、人手不足の解消、業務効率化や生産性の向上といった効果が得られたのか、店舗・施設の運営管理者のみなさまにとって参考となる情報をご紹介します。
※ 7月10日(水)のセミナーでは、「湘南鎌倉総合病院」様、「湘南ヘルスイノベーションパーク」様から事例のご紹介をいただきます。
※ 7月16日(火)のセミナーでは、「アリオ橋本」様から事例のご紹介をいただきます。


<2024年度「ロボット開発支援プロジェクト」の募集について>
●ロボット開発プロジェクトの募集開始
ロボット実装促進センターでは、物流/介護・医療/農林水産/インフラ/犯罪対策など県民生活に不可欠な分野で、生活支援ロボットを活用した社会課題の解決や市場ニーズを踏まえた新たなサービスの提供を推進します。このたび、3年以内の実用化(令和9年3月31日まで)、そして、神奈川県内でのロボットの実装が見込める斬新なロボット開発プロジェクトの募集を全国のロボット企業を対象に、2024年6月21日より開始しました。

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