【昭和のビルってたまらなくカッコいい!】高度成長期に生まれた東京のレトロビルを細部まで楽しめる、『シブいビル』(河出文庫)6月6日発売!

2024/06/06  株式会社 河出書房新社 

1964年の東京オリンピック前後に建設された東京の「シブいビル」21件の魅力を細部まで楽しめる保存版ガイド。円熟味を増したビルの魅力と価値を豊富な写真とともに紹介。

株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役 小野寺優)は、鈴木伸子著『シブいビル――高度成長期生まれ・東京レトロビルガイド』(税込990円/河出文庫)を6月6日に発売いたします。



●昭和の香りただよう「シブいビル」の魅力と価値を豊富な写真とともに紹介
昔ながらの喫茶店、地階に広がる賑やかな飲食街、象が下りた階段、都心にひっそりとある屋上庭園……1964年の東京オリンピック前後、高度経済成長期に建設された、昭和の香りただよう「シブいビル」。
本書は、建築として円熟味を増したビルの魅力と価値を豊富な写真とともに紹介する、保存版ガイドブックです。
中央階段の壁一面に広がるモザイク壁画が美しい「東京交通会館」、地階にディープワールドが広がるいま話題の昭和レトロなビル「新橋駅前ビル」など、全21件のビルを紹介します。
東京散歩のお供にもぴったりの本書を、ぜひお楽しみください。
モザイク壁画が美しい東京交通会館(有楽町)
ディープな飲み屋街が広がる新橋駅前ビル(新橋)

●現存する15ビル + なくなった6ビルを収録
「いつまでも、あると思うなシブいビル」(著者)。
1960~70年代に建築された「シブいビル」は、築50年を節目として、再開発で失われつつあります。
本書では既に閉館、解体されてしまった、ソニービルや有楽町ビル・新有楽町ビル、ホテルオークラ東京 別館など6つのビルについても貴重な写真とともに紹介。
失われたビルにも想いを馳せつつ、高度成長期にできた建築のカッコよさ、その時代の息吹を感じてみませんか。
2017年に解体されたソニービル(銀座)

●文庫版では新たに2ビルを増補収録
本書は、2016年にリトルモアから刊行された同タイトルの書籍『シブいビル』を大幅に加筆・再編集して文庫化したものです。この度、「静岡新聞・静岡放送東京支社ビル」(設計:丹下健三・都市・建築設計研究所)および「国立国会図書館東京本館・本館」(設計:MID同人)を新規取材・追加収録しました。
2022年に改修工事されたメタボリズム建築の静岡新聞・静岡放送東京支社ビル(銀座)
重厚な空間が広がる国立国会図書館東京本館・本館(永田町)

■目次より
日本橋 日本橋高島屋 増築部分
日本橋 柳屋ビルディング
有楽町 東京交通会館
新橋  新橋駅前ビル
新橋  ニュー新橋ビル
丸の内 新東京ビル
丸の内 国際ビル
銀座  静岡新聞・静岡放送東京支社ビル
*コラム 1957年の有楽町 読売会館と東京都庁
永田町 国立国会図書館東京本館
永田町 ホテルニューオータニ
竹橋  パレスサイドビル
新宿  紀伊國屋ビル
目黒  目黒区総合庁舎
池袋  ロサ会館
中野  中野ブロードウェイ
*コラム 1960年代のデパート建築
[失われたシブいビル]
銀座  ソニービル
有楽町 有楽町ビル・新有楽町ビル
赤坂  三会堂ビル
赤坂  コマツビル
虎ノ門 ホテルオークラ東京 別館

■著者紹介
鈴木伸子(すずき・のぶこ)
1964年東京都生まれ。東京女子大学卒業後、雑誌「東京人」編集室に勤務。1997年より副編集長。2010年退社。現在は都市、建築、鉄道、町歩き、食べ歩きなどをテーマに執筆活動を行う。
著書に『グッとくる鉄道』『中央線をゆく、大人の町歩き』『山手線をゆく、大人の町歩き』『わたしの東京風景』などがある。
平凡社の「WEB太陽」にて『昭和ビル遺産の記憶』(写真=都築響一)を不定期連載中。
■Instagram  https://instagram/nobunobu1999

■書誌情報
シリーズ:河出文庫
書名:シブいビル
副題:高度成長期生まれ・東京レトロビルガイド
著者:鈴木伸子
写真:白川青史
仕様:文庫版/並製/184ページ
発売日:2024年6月6日
税込定価:990円(本体900円) ISBN:978-4-309-42113-1
カバー・本文デザイン:nimayuma Inc.
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421131/
出版社:河出書房新社

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