鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について(2023年度/大手民鉄16社)

2024/05/21  西日本鉄道 株式会社 


民鉄協ニュースNo.2
2024年5月21日

鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について
(2023年度/大手民鉄16社)


日本民営鉄道協会では、大手民鉄16社(東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京急、東京メトロ、相鉄、名鉄、近鉄、南海、京阪、阪急、阪神、西鉄)における2023年度(2023年4月~2024年3月)に発生した駅員や乗務員等の鉄道係員に対する暴力行為の件数について集計を行ったところ、暴力行為の発生件数は144件(上期72件、下期72件)と、前年度に比べて6件増加しました。

2023年度の発生件数は、上期において前年度上期と同数となりましたが、下期については前年度同期と比較し増加しました。下期については飲酒の機会が増える年末年始期を含むことから、上期の件数を上回る傾向が見受けられます。

暴力行為が発生する状況としては、酩酊しているお客様を介助しようと近づいた時や、はっきりとした理由が見当たらないまま突然暴力を振るわれるケースが多く、時間帯については依然として深夜帯(22時以降)に集中して発生しています。また、加害者年齢は幅広い年代に分布しており、飲酒している場合が多いことが見受けられます。犯罪である暴力行為をなくし、安全で快適な鉄道を維持するため、当協会では引き続き啓発ポスターの掲出など各種の取り組みを実施してまいります。


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20240521_2/main/0/link/24_019.pdf

他の画像

関連業界