CASBEE不動産評価認証の取得支援サービスを強化

2024/06/27  株式会社 フロンティアコンサルティング 

-環境性能評価がビル資産価値向上に寄与-

 株式会社フロンティアコンサルティング(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川原 邦章、以下当社)は、ビルの資産価値を高めテナント入居率向上に寄与する一助として、CASBEE(*1)不動産評価認証の取得支援サービスを強化、サステナブル環境認証の取得を推進します。
 当社は、ワークプレイス構築・ビルリニューアルにおける、物件仲介~設計・デザイン~施工・管理までワンストップで手掛けるコンサルティングファームとして、当社在籍のCASBEE不動産評価員資格保有者を中心に、提案の時点からCASBEE不動産評価認証の取得を視野に入れ、認証取得までをサポートします。
 昨今の不動産投資やテナント入居時に重視されるESGへ配慮したビルの構築は、ビルオーナーにとってメリットが大きく、CASBEE不動産評価認証の取得によりグリーンローンといったローンの選択肢拡充や、GRESB(*2)評価の対象になるなどの効果が期待されます。2023年3月31日からは有価証券報告書にてサステナビリティに関する情報記載が義務化され、持続可能な社会の実現に向けた企業の取り組みに注目が集まります。
 CASBEE不動産評価認証は、竣工後1年以上が経過した既存建築(オフィス/店舗/物流施設/集合住宅)を対象とした評価ツールで、環境性能評価および環境性能表示としての役割を担います。オフィス改修のカテゴリでは、改修工事計画に基づく予測評価で申請が可能のため、改修が完了すると同時に認証を取得でき、運用を開始するタイミングからCASBEE不動産評価認証取得を謳ったリーシング活動が可能です。なお、CASBEE不動産評価認証は2013年に認証を開始し、2024年6月時点で1,826件が認証を取得しました(*3)。

(*1)CASBEE(建築環境総合性能評価システム):建築物の環境品質(生活快適性の向上)と環境負荷(外部に与える環境的影響)の両面から環境性能を客観的かつ総合的に評価するシステムです。
(*2)GRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark):不動産セクターやファンドが、ESGにどれだけ貢献しているかを評価する指標です。
(*3)出典:一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター.“CASBEE不動産評価認証物件一覧”. CASBEE建築環境総合性能評価システム.2024-06-07. https://www.ibecs.or.jp/CASBEE/MP_certification/CASBEE_MP_certified_buld_list.htm,(参照2024-06-07)

株式会社フロンティアコンサルティング
【代表者】
代表取締役社長 川原 邦章(かわはら くにゆき)【設立】
2007年2月【従業員数】
353名(2024年1月1日現在)【コーポレートサイト】
https://www.frontierconsul.net【拠点】
国内9拠点:東京本社・札幌・仙台・横浜・静岡・名古屋・大阪・広島・福岡
海外3拠点:上海・ハノイ・ホーチミン【事業内容】
「Creating a new work stage.」をブランドスローガンに掲げ、オフィスを中心とするワークプレイスといった環境と、時代に呼応して更新する働き方やコミュニケーションといった機会の有機的な結びつきをより深め、働く人と働く場所の未来をつくります。また、オウンドメディア『Worker’s Resort』(https://www.workersresort.com)による、ワークプレイスにまつわる広範な情報発信から、オフィスマネージャーへ向けた〈働き方〉〈働く場所〉に関する双方向型の活動は、〈働く〉をより高次で考察する創造性の高いコミュニティを形成し、クライアント以外の企業・団体からも第三者オピニオンとして注視されます。

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