商品量目立入検査(後期)の結果について

2019/01/11  富山県庁 


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商工労働部 計量検定所
担当:塚田 電話:(直通)076-422-0551

平成 31 年 1 月 11 日
商品 量 目
りょうもく
立入検査(後期)の結果について
富山県、富山市、高岡市では、商品の購買が多い年末時期に、適正計量の推進
により消費生活における計量の安全を確保するため、計量法に基づきスーパーマーケットや小売店への立入検査を実施しました。
1 商品量目立入検査の概要
店頭に陳列されている食料品が「表示内容量」どおり正しく計量されているか、内容量が法定の量目公差(許容誤差)を超えて不足する商品が販売されていないかについて、抜き取り検査を行いました。

(1) 検査実施機関 富山県計量検定所、富山市消費生活センター、高岡市共創まちづくり課

(2) 検査期間 平成 30 年 11 月 26 日~平成 30 年 12 月 19 日 (3) 検査対象 食料品(食肉類、魚介類、野菜、惣菜、その他)
2 検査結果
検査店舗数 23 戸 うち、不適正店舗数 1 戸 (
4.3%) 検査個数 2,419 個 うち、不適正商品数 29 個 (
1.2%)
※不適正店舗:検査個数に占める不適正商品数の割合が5%を超えた店舗

不適正商品:計量法に定められた量目公差(許容誤差)を超える量目不足商品
3 検査結果の比較
昨年同期の検査結果に比べ、不適正店舗数の割合、不適正商品数の割合ともに低下しています。
不適正商品は、野菜が最も多く、次いで魚介類、食肉類の順でした。
後期(今回)
昨年同期
不適正店舗数
1 戸(
4.3%)
検査店舗数
23 戸
不適正店舗数
4 戸(
17.4%)
検査店舗数
23 戸
不適正商品数
29 個(
1.2%)
検査個数
2,419 個
不適正商品数
42 個(
2.0%)
検査個数
2,077 個
4 量目不足の主な原因
(1) 乾燥などによる自然減量
・ 野菜を長時間陳列したことに伴う水分蒸発による減量。

(2) 風袋量の無視・軽視(風袋:トレー、ラップ、たれ、吸水紙など)
・ はかり
...
への風袋引き設定ミス。
・ ラップ、吸水紙などを風袋として考えていない。

(3) 計量自体のミス
・ 計量に対する理解不足による計量自体のミス(粗雑な計量など)。
5 不適正事業者への措置
・ 水分蒸発による自然減量が原因と考えられる商品については、よりきめ細かな計量管理を行うよ
う指導しました。
・ 店舗責任者に対し、計量担当者に対する教育を徹底し、自主点検を行うよう指示しました。
6 その他
今回の結果はホームページに掲載するとともに、関係機関へデータ提供を行います。
今後とも消費者保護と適正計量の確保のため、定期的に商品量目立入検査を実施します。
News Release

<詳細は別紙のとおりです>

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<詳 細>

商品量目立入検査は、県民の消費生活の安全を守るため、計量法に基づき日常消
費される商品を製造及び販売する事業所へ立入検査を行うことにより、適正な計量
の実施の確保を図ることを目的にしています。
1 検査の概要

(1)

対象店舗等

スーパーマーケット、小売店あわせて
23 戸、検査個数 2,419 個。
※ 県内の検査(監視)の所管は次のとおり。

検査店舗数
検査個数
富山市内:富山市市民生活部 消費生活センター
6 戸 181 個
高岡市内:高岡市市民生活部 共創まちづくり課
5 戸 471 個

上記以外:富山県商工労働部 計量検定所
12 戸 1,767 個

(2)

検査期間

平成30 年 11 月 26 日~平成 30 年 12 月 19 日

(3) 検査対象品目
食肉、魚介、野菜、惣菜など日常頻繁に消費される食料品で、内容量が表示
されているもの。

(例:豚肉小間切れ、すり身、れんこん、ポテトサラダ、マカロニ、茶など。)

2 検査結果

(1) 検査店舗 23 戸のうち、不適正店舗(下記注参照)が 1 戸あり、その割合は
全検査店舗数の
4.3%でした。

【表1】
検査を行った店舗の集計
※ 不適正店舗とは、検査を行った商品数に占める不適正商品数の割合が5%を
超えた店舗をいいます。

不適正商品とは、計量法で定められた量目公差(許容誤差)を超え不足して
いる商品をいいます。
(商品の種類ごとの量目公差は末尾の参考に記載)
検査店舗数

不 適 正

店舗数



富山市

6
0

0.0%
高岡市

5
1

20.0%
上記以外の市町村

12
0

0.0%
合計(県全体)

23
1

4.3%
(別紙)

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(2) 検査個数 2,419 個のうち 29 個の量目不足があり、その割合は全検査個数の
1.2%でした。

【表2】
商品の計量状態の集計

検査個数
過量
正量
量目不足
量目不足率
食肉類
457
7
447
3
0.7%
魚介類
524
3
516
5
1.0%
野菜
463
0
444
19
4.1%
惣菜
443
10
433
0
0.0%
その他

532
19
511
2
0.4%

2,419
39
2,351
29
1.2%

※ 商品の計量の難しさ等により、それぞれの商品に量目公差(許容誤差)が規
定されており、それを超える量目不足は計量法違反となります。

量目公差は商品の種類とその表示量により異なり、
100g を超え 500g 以下の
食肉などは表示量の2%、
100g を超え 500g 以下の魚介、野菜、惣菜などは
3%と決められています。

なお、内容量が表示量の
10%を超える過量のものについても指導の対象とな
ります。
3 量目不足の主な原因

(1)

水分蒸発に対する注意不足

・ 野菜の
85%~95%は水分。長時間の陳列により水分が蒸発し、減量して
しまう。

(2)

風袋量に対する注意不足(風袋:トレー、ラップ、たれ、吸水紙など)
・ はかり
...
への風袋引きの設定ミス。
・ ラップ、吸水紙などを風袋として考えていない。

(3) 計量自体のミス

計量に対する理解不足による計量自体のミス(粗雑な計量など)。
【表3】量目不足の主な原因
4 不適正商品・不適正店舗などに対する措置等

(1)

水分蒸発による自然減量が原因と考えられる商品については、よりきめ細かな計量管理を行うよう指導しました。

(2)

店舗管理者に対し、計量担当者への教育と計量管理体制の見直しを指示し、正確な計量を励行するよう厳重に注意しました。
量目不足の主な原因

量目不足全数

風袋量の
無視・軽視

乾燥などの
自然減量

その他
(粗雑な計量など)

29
5
14
10


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5 今後の対応

① 今回の結果はホームページに掲載し、消費者、製造・販売事業者などに広く
情報を提供します。

② 県・富山市・高岡市の連携を強化し、立入検査の検査結果を活用して事業者
に対し適切な指導を行います。

③ 今後とも商品量目立入検査を実施し、消費者保護と適正計量の確保に努めま
す。また、消費者自らが計量に関心を持っていただけるよう、試買調査会などにおいて、計量思想の普及・啓発を図ります。
【参 考】

主な商品と量目公差

量目公差表
【1】

主な商品

表示量

量目公差

食肉、ハム、ウインナー、塩たらこ、塩かずのこ、精米 、 も ち 、 お 茶 、 コ ー ヒー、菓子

など
5g 以上 50g以下
50gを超え 100g以下

100gを超え 500g以下

500gを超え 1kg以下

1kgを超え 25kg以下
4%
2g
2%
10g
1%
量目公差表
【2】

主な商品

表示量

量目公差

惣 菜 な ど の 調 理 食 品 、 野菜、漬物、果物、乾めん、魚、貝、乾燥魚介類

など
5g 以上 50g以下
50gを超え 100g以下
100gを超え 500g以下
500gを超え
1.5kg以下
1.5kgを超え 10kg以下
6%
3g
3%
15g
1%

※ 量目公差は、表示量に対して実量が不足している場合に適用されます。