【デジタル時代化によって、データが激増】
映像データの急増に加え、紙文書からデジタル文書への移行、さらには証拠性担保のための保管ニーズ拡大が背景にあります。
【既存のデータ保全体制の脆弱性】
企業のデータはクラウドサービスも含めて、その多くはハードディスク(HDD)に保管されていることが多いのですが、HDD自体の故障や劣化に加え、人為的なミスなど様々な要因でデータ障害のリスクを抱えています。
そもそもHDD自体は、一般的に寿命が5年程度と言われており、長期保存に向きません。
また、クラウドサービスは、自社運用に比べて最新のサービスを効率よく活用できるメリットがありますが、外部からの攻撃などでデータ消失や改ざんされてしまう恐れもあります。
重要性が増しているビッグデータや来る5G時代のことを考慮すると、”データの保全”が企業の成長には欠かせません。しかし、現在の日本のデータ保全環境は整っていないため、、有効活用できるはずのデータを上書き、消失してしまっていたり、あるいは海外への情報流出が発生したりと、非常に大きな機会損失につながっています。