空間型VRを提供するフォレストデジタルが、シードラウンドでデットファイナンスによる7000万円の資金調達を実施。

2022/12/22  フォレストデジタル 株式会社 

人を”ウェルビーイング”にする空間型VRのさらなる展開を促進、組織体制を強化

フォレストデジタル株式会社(北海道十勝郡浦幌町、代表取締役CEO:辻木勇二)は、この度、帯広信用金庫 浦幌支店、北海道信用保証協会、日本政策金融公庫の3社によるデットファイナンスをクローズし、合計7000万円(2022年、2023年累計)の資金調達を実施いたしました。世界初の技術を搭載した空間型VR「uralaa(うらら)」の開発・販売促進および、採用も強化していきます。




【今回の資金調達の概要】
スタートアップのデットファイナンスが進む中で、フォレストデジタル社は創設3年で、シードラウンドをエクイティでは無くデットファイナンスで調達を実現。

財務実績や将来性を踏まえた信用力が評価され、創業期のスタートアップ企業の運転資金に対し、事業の今後の展開を見据えた相応の資金支援をして頂いたものです。

■資金調達額:7000万円(本年に5000万円、2023年に2000万円のデットファイナンスを予定)
■融資機関:帯広信用金庫 浦幌支店、北海道信用保証協会、日本政策金融公庫

【背景と目的】
フォレストデジタル株式会社は2019年11月に北海道十勝郡浦幌町で創業したスタートアップ企業です。2020年12月に浦幌町に第1号の没入自然空間uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)をオープン、翌年6月に羽田空港第一ターミナル内にuralaa park haneda(うららパーク羽田)をオープンするなど現在国内7箇所に常設施設を設置。

また、中部療護センターでの脳患者に向けたイベントや、HANAZONO EXPO(2022年11月 東大阪市)等のイベントでも出展。本年7月には富士フイルムグループとの販売パートナーシップ契約を締結し、当社グループのネットワークを活かしuralaaの販売活動を推進しております。

今回のシード資金は、国内での着実なトラクションを積み重ねるための体制・型化構築、販売パートナーとのアライアンス構築、システム開発への投資に用います。

今般、創業期のスタートアップ企業の運転資金に対し、事業の今後の展開を見据えた資金支援をいただきました。フォレストデジタルは、これまでエクイティによる外部調達は実施しておらず、デットによる安定的な成長を実現しています。今後とも着実な実績を積み上げ、更に高いレベルでの成長フェーズに向けたファイナンス戦略を推進して参ります。

【融資機関のコメント】
●帯広信用金庫 浦幌支店、北海道信用保証協会
地域の魅力を、最新技術や経営陣のノウハウ・経験を活かし、全国や世界に伝えていく今後の事業展開に大いに期待しています。

●日本政策金融公庫 帯広支店
特色ある魅力的な商材を開発・販売されています。
官民問わずパートナー企業も増やしており、今後の成長を期待しています。

【代表取締役CEO 辻木勇二】



北海道十勝浦幌町で3年前に創業し、初の外部資金調達をデットファイナンスという形でクローズする運びとなりました。
これまでの実績と将来のビジネスモデルを評価頂いた金融機関の皆様、いつも応援してくださる北海道の皆様、そして関わってくださる全ての皆様に感謝致します。私達のミッションである「wow! n happiness anywhere in the world(驚きと幸せを世界のどこでも)」を実現すべく航海を続けて参ります。


【採用を強化】
私たちのミッションである”wow! and happiness anywhere in the world”(驚きと幸せを世界のどこでも)を一緒に実現しませんか?
没入自然空間 uralaa(うらら)の開発やカスタマーサクセスのメンバーを採用します。

ミッション「wow! and happiness anywhere in the world」、事業ドメイン「wellbeing with immersive nature」に共感頂ける方、そして今後更に難易度が高い挑戦を一緒に乗り越えてくれる方、新しいテクノロジー、アートや空間デザイン、地方創生に興味がある方と一緒に働きたいと考えています。

当社の採用情報については下記アドレスよりお問合せください。
support@forestdigital.org

【uralaa概要】
フォレストデジタル株式会社は 「well-being with immersive nature(没入自然空間によるウェルビーイングの実現)」で、地域の社会課題の解決と持続的な経営の両立を目指しています。

uralaa は、大型のマルチスクリーンによる映像やサラウンド音響システム、自然のアロマなどを用いて、あたかも森や自然の中にいるような「ひととき旅」体験ができる空間型VRです。



世界初の技術となる”クラウドを通じたマルチスクリーン映像による没入自然空間を再現”するプラットフォームの開発に成功しました。(2022年 当社調べ)

スマートフォンやタブレット端末で日本全国の美しい森や自然を自身で選択でき、演出した空間コンセプトの実現に貢献し、地域の魅力発信・活性化にも貢献いたします。


弊社独自の技術により多様な天井・壁のサイズに対応し、継ぎ目も違和感なく、自然空間に没入することができます。(※プロジェクター性能による制限有り)

常設施設としての導入はもちろん、イベント目的で期間限定での導入も可能です。
場所や用途に合った最適な導入をご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。
https://uralaa.com/service/


【導入実績】
フォレストデジタル株式会社は、これまで数多くの場所で地域の自然や歴史・文化の魅力を発信し、「時と場所を超えて自然の価値を共有」して参りました。

(常設施設 国内7箇所)
・北海道十勝浦幌町 「uralaa park urahoro」(2020年12月 北海道浦幌町)
・羽田空港どさんこプラザ 「uralaa park haneda」(2021年6月 東京都大田区)
・北海道大学 総合博物館「uralaa park hokudai」(2022年2月 北海道札幌市)
・三菱地所シェアオフィス「TOKIWA PARK by uralaa」(2022年3月 東京大手町)
・オカムラ 「Digital Villa」 エントランス(2022年5月 神奈川県横浜市)
・生活の木 イオンモール土岐「生活の木 Earth trip by uralaa」(2022年10月 岐阜県土岐市)
・オカムラ 「We Labo」執務エリア (2022年11月 東京都千代田区)


(イベント 随時開催)
・銀座「uralaa park ginza」(2021年2月)
・台東墨田区「uralaa park taito-sumida」(2021年10月)
・大阪府松原市 セブンパーク天美「uralaa park × 生活の木」(2021年12月)
・北海道上川北部森林管理署 「uralaa park shimokawa」(2021年12月)
・北海道札幌市資料館「uralaa park sapporo」(2022年3月)
・中部脳リハビリテーション病院(2022年10月)
・「ちょっと先のおもしろい未来」(2022年10月
・HANAZONO EXPO「uralaa in HANAZONO EXPO」(2022年11月)


▽詳細はこちら▽
https://uralaa.com/park

【生理的・心理的回復効果】
VRでありながら、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)など機器不要、室内で没入体験が出来るのがuralaaの特徴です。
副交感神経の上昇及び心拍数の低下、気分改善が実証されており、ワーカーの日々のストレス低減と疲労回復効果が期待できます。
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 上席研究員 高山範理氏との共同研究で、uralaaの活用形態のひとつである「デジタル森林浴」の生理的・心理的な回復効果を確認した論文は国際ジャーナルにアクセプトされています。



共同研究のリリースはこちらよりご確認ください。
https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2022/20220301/index.html

【会社概要】


2019年11月に北海道十勝で設立した「デジタル技術を用いて森や自然の価値を共有する」デジタル・ウェルビーイング企業。
「テクノロジーは私たちを幸せにしているのか」という問いに対する解を出すために、ヤフー出身者や十勝の林業家らが集まり創設。
2022年1月に、世界初の没入自然空間サービスuralaaを一般リリースし、20を超える企業と連携パートナーシップを締結。
2022年7月に富士フイルムイメージングシステムズ株式会社とのアライアンスを提携。
2022年9月にJ-Startup HOKKAIDO認定スタートアップ企業に選定。

・社名:フォレストデジタル株式会社(英語名 forestdigital, inc.)
・本社:北海道十勝郡浦幌町字常室51−1 トコムロラボ
・東京オフィス:東京都千代田区大手町2−7−1 TOKIWAブリッジ
・代表取締役CEO:辻木 勇二
・事業内容:没入自然空間「uralaa park(うららパーク)」の開発、運営
・ホームページ:https://forestdigital.org/
・主な協定等:2020年3月9日に北海道十勝総合振興局と「森林の魅力発信等に関するタイアップ協定」、2021年5月20日に国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所と共同研究契約を締結。

他の画像

関連業界