北摂地域初 高槻市でマンホール蓋を活用した有料広告事業を実施

2024/05/27  高槻市  

「将棋のまち高槻」をテーマに募集を行い7事業者の掲載が決定

高槻市では新たな自主財源確保を目指し、民間事業者等の宣伝広告等をマンホール蓋に有料で掲載し、広告料収入で下水道施設の維持管理費用等に充当する取り組みを令和6年度から新たに実施。多数お問い合わせをいただき、27日に採用事業者7社が決定しました。


高槻市は、これまで高槻城公園芸術文化劇場ホール・スタジオや安満遺跡公園広場のネーミングライツ、市ホームページや広報誌を活用した有料広告事業を実施するなど、積極的に自主財源の確保に努めてきました。令和6年度、使用料収入の減少や施設の老朽化に加え、昨今の物価高騰の影響もあり、下水道等事業を取り巻く経営環境は増々厳しさを増している状況をふまえ、新たにマンホール蓋への有料広告掲出を企画しました。市内外の方が数多く行き来するJR高槻駅北駅前広場の7箇所を掲出場所に選定。マンホール蓋のデザインには、企業広告に合わせて、「私たちは将棋のまち高槻を応援しています」などの応援コメントを記載いただくことで、市と事業者が一体となり、今年関西将棋会館が移転する高槻市をさらに盛り上げる機運も高めます。掲載期間3年、広告掲載料年額66000円、マンホール蓋作成費77000円の条件で5月1日から10日まで市ホームページなどで事業者の募集を行ったところ多数お問い合わせをいただき、このたび27日に採用事業者7社が決定しました。
今後、各事業者との広告デザインなどの調整を経て、令和6年10月にマンホール蓋が完成。お披露目式を開催した後、マンホール蓋が実際に設置される予定です。下水河川企画課は「サウンディング調査等を通じて市内事業者のニーズ把握に努めてきた。今回多数お問い合わせをいただいたこともあり、新たな設置エリアを今後検討していきたい」と本市の新たな取り組みの更なる発展に期待を寄せています。

【事業者】
荘田工業株式会社、太陽ファルマテック株式会社、株式会社酉島製作所、サンユレック株式会社、合同会社セブン、学校法人今村学園、明治安田生命保険相互会社大阪北支社

【マンホール広告事業概要】
募集期間:令和6年5月1日(水曜日)から5月10日(金曜日)まで
募集条件: マンホール蓋に有料広告を掲載することで「将棋のまち高槻」を応援していただける市内事業者
掲載期間:令和6年11月1日から令和9年10月31日まで(予定)
掲載場所:JR高槻駅北駅前広場7箇所
広告掲載料:年額66000円 ※マンホール蓋作成費用77000円は事業者が負担

【関連ホームページ】
マンホール広告事業
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/soshiki/55/114303.html(高槻市ホームページ)

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