新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業に参加の搬送用自律移動ロボットに当社モーターが搭載

2021/10/12  マブチモーター 株式会社 

新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業に参加の搬送用自律移動ロボットに当社モーターが搭載

2021年10月12日

マブチモーター株式会社(本社:千葉県松戸市、代表取締役社長CEO:大越博雄)が開発した移動体用モーターを搭載した搬送用自律移動ロボットが、このたび神奈川県が推進する「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」に参画することが決定いたしました。 採用されたロボットは、株式会社Piezo Sonic(本社:東京都世田谷区、社長:多田興平、以下Piezo Sonic社)製の搬送用自律移動ロボット『Mighty』で、本事業では「移動支援ロボット」というプロジェクトテーマにおいて、自律移動ロボットを導入し、屋外駐車場から病院本棟入口までの誘導・案内を実証する、というものです。

Mightyに搭載されているのは、当社が開発した移動体用モーター「IS-74BZA」及びコントローラー「DS-34EC1」で、「IS-74BZA」は気密性の高い防水構造で、かつ薄型設計で取り付けスペースのスリム化を実現することが特長です。
当社とPiezo Sonic社は2019年に協力関係がスタート、「小型・軽量で高トルクのモーター」というご要望に対して、モーター単品の機能部分だけでなく制御も含め技術者の交流を重ね、Mightyの開発を実現いたしました。これまでPiezo Sonic社は、第25回おおた工業フェアや、HANEDA INNOVATION CITYオープニングイベント等でMightyのデモンストレーションを行っており、今後もつくばチャレンジ2021(2021年10月)への参加や2022国際ロボット展(2022年3月)への出展等を予定しています。

生活支援ロボットなどの移動体は、人との接触を減らすことを可能にするため、新型コロナウイルス感染症対策にも有用だと考えられ、一層の実用化・普及推進が期待されています。また移動体や協調ロボットは、人手不足という社会課題の解決につながる手段として、当社は移動体用モーターや協調ロボット用モーターといったブラシレスモーターの開発に注力しています。

今後も当社の小型・軽量・高トルクといった特長のあるモーターのご提供を通じて、お客様と共に人々の安全で快適な生活に貢献していきます。

神奈川県「新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/jisso.html

株式会社Piezo Sonic

https://piezo-sonic.co.jp/

搬送用自律移動ロボット 「Mighty」(Piezo Sonic社)

移動体用モーター 「IS-74BZA」

コントローラー 「DS-34EC1」

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