東南アジア最大級の食品見本市「Food and Hotel Asia 2018」に3回連続ジャパンパビリオンを設置

2018年04月12日 

東南アジア最大級の食品見本市「Food and Hotel Asia 2018」に3回連続ジャパンパビリオンを設置

2018年04月12日

健康志向食品やムスリムフレンドリー食品等をシンガポール市場に売り込み

ジェトロは、4月24日(火曜)~27日(金曜)、シンガポールで開催される東南アジア最大級の総合食品見本市「Food and Hotel Asia 2018」(以下、FHA2018)にジャパンパビリオンを設置し(農林水産省補助事業)、64社・団体により全国各地の食品・食材を出品します。

東南アジアのハブとして魅力あるシンガポール市場

2017年、日本からシンガポールへの農林水産・食品の輸出額は約261億円、対前年比11.7%の増加となり、日本の輸出先国では第8位となっています。また、同国は東南アジアの中心に位置していて、物流のハブとなっていることから、ASEAN全域のみならず周辺諸国への輸出拡大を目指す日本企業にとって魅力的な輸出先国となっています。
今回、ジェトロがジャパンパビリオンを設置するFHA2018は、マレーシアで行われるFood and Hotel Malaysiaと隔年で開催され、前回のFHA2016では出品者数が 3,198社・団体、来場者数は47,630人にのぼり、東南アジア最大級の総合食品見本市となっています。ジェトロではこうした市場向けに企業が継続的にチャレンジできるように、FHA2018に3回連続ジャパンパビリオンを設置し、64社・団体が出品。オールジャパンで日本産食品・食材を売り込みます。


FHA2016 ジャパンパビリオンの様子

プロダクトショーケースを設置し、健康志向食品・ムスリムフレンドリー食品をPR

ジャパンパビリオンでは新たな取り組みとして、現地ニーズの高い健康志向食品、ムスリムフレンドリー食品(イスラム教徒向けの食品)を一同に展示し、コンシェルジュによる来場者へのアピールを行う「プロダクトショーケース」を設置します。シンガポールでは食品に対する健康意識の高まりから、2016年の健康食品の売上高は約1,315百万シンガポールドル(約1,000億円)にのぼり過去5年間で20.6%増加しています。また、国民の宗教構成比の14%をイスラム教が占めていることや、同国への観光客数の1位がインドネシア(人口の約9割がイスラム教徒)の289.3万人、3位にマレーシア(国教がイスラム教)の115.1万人となっていることなどから、ムスリムフレンドリー食品にも注目が集まっています。これらの背景を踏まえ、黒ニンニク、梅肉エキス、青汁キャンディーなどの健康志向食品やハラル認証を取得したチーズなどの乳製品、調味料、抹茶、菓子類などのムスリムフレンドリー食品を展示、PRすることで多彩な日本産食品・食材の売り込みを目指します。

健康食品の売上高推移(単位:百万シンガポールドル)
健康食品タイプ別2011年2012年2013年2014年2015年2016年2011~2016年増加率(単位:%)
減塩、減糖の食品 117.8 122.1 126.4 131.2 135.7 138.8 17.8
機能性食品・栄養強化食品 651.4 692.5 713.6 735.9 752.8 763.3 17.2
グルテンフリー、卵・小麦・乳成分などアレルゲンが含まれていない食品 32.4 35.2 37.8 41.2 44.2 46.7 44.1
自然体の未加工食品(無添加100%ジュース等) 275.4 291.3 307.6 326.4 339.3 349.5 26.9
オーガニック 13 13.7 14.4 15.4 16.2 16.8 28.8
合計 1090.1 1154.8 1199.8 1249.9 1288.2 1315.1 20.6

資料:Euromonitorから作成

北海道から沖縄まで全国各地の食品・食材を出品

日本からシンガポールへの輸出は、水産物が輸出額全体の2割近く(17.5%)と人気が高く、今回ジャパンパビリオンでも水産物・水産加工品の出品社数が15社と最多となっています。調味いくら(北海道)や冷凍ワタリガニ(宮城県)、キハダマグロ(千葉県)、冷凍牡蠣(広島県)、海ブドウ(沖縄県)など全国から出品を予定しています。また、自治体からは札幌市(北海道)が、冷凍ホタテや米、ミルクアイスなど6社を取りまとめ、北海道ブランドを出品します。和歌山県は梅酒や梅黒酢、デトックス効果のある炭を練りこんだ炭そうめんなどの4社を、さらに島原市(長崎県)は鶏卵、ドライフルーツ、小松菜やほうれん草などの4社を取りまとめ出品します。

会期前日にバイヤーとのネットワーキングを開催

会期前日4月23日に、FHA2018会期中の商談成果を上げるため、出品者とバイヤーとのネットワーキングをシンガポール中心部の会場にて行います。同ネットワーキングでは、出品者の食材を使用し開発したオリジナルレシピによる料理を、それぞれテーブルごとに配置してバイヤーへの試食を予定しており、出品者がバイヤーに自社商品を売り込む機会を提供します。シンガポールのバイヤーのみならずASEAN諸国周辺からのバイヤーや同地メディアやインフルエンサーを対象に幅広く招へいを行うことで、ジャパンパビリオンの集客力UPを図ります。

現地フードコーディネーターによる料理デモでジャパンパビリオンをPR

会期中にはジャパンパビリオン内に、日本産食品・食材の使用方法などを来場バイヤーに紹介する「料理デモステージ」を設置します。現地フードコーディネーターが出品者の商品を使用し、手軽で美味しい日本の食材を使ったローカル料理などの作り方をレシピカードにまとめ、試飲試食と共に来場者に提供します。また、出品者が自らステージに立って料理デモを行い、自社商品を売り込みます。

ジャパンパビリオン概要

主催
:ジェトロ(※FHA主催はSingapore Expo)
会期
:2018年4月24日(火曜)~4月27日(金曜)
会場
:Singapore Expo
参加企業
:64社・団体(添付資料参照)
参加規模
:630平方メートル(うち、出品者ブースは441平方メートル)

前回(FHA2016)実績

出品者数
:3,198社・団体
来場者数
:47,630人
展示面積
:97,000平方メートル
開催頻度
:隔年

ジェトロ農林水産・食品事業推進課(担当:和波、栗間、中川)
Tel: 03-3582-5546

ジェトロ・シンガポール事務所(担当:伊藤)
Tel: +65-6221-8174

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