～東京ロジファクトリー株式会社の専用センターとして2024年夏開業予定～
東京建物株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役 社長執行役員：野村 均、以下「当社」）は、このたび、埼玉県川越市に新たに物流施設開発用地を取得し、東京ガス不動産株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：穴水 孝）との2社による共同事業にて「（仮称）Ｔ-ＬＯＧＩ 鶴ヶ島」（以下「本物件」）を共同開発することをお知らせいたします。
また本物件は、東京ロジファクトリー株式会社（本社：東京都立川市、代表取締役：河端 常男）による全棟利用が内定しており、同社の「鶴ヶ島第2物流センター」として2024年夏の開業を予定しております。
■「（仮称）Ｔ-ＬＯＧＩ鶴ヶ島」概要・特徴
１.立地について
本物件は、圏央道と関越自動車道の結節点に位置し、圏央道「坂戸」ICや関越自動車道「鶴ヶ島」ICの利用により、関東全域を始め北信越への広域配送にも適した立地となっています。また周辺環境についても、富士見工業団地内に位置していること、最寄り駅である東武東上線「若葉」駅から本物件周辺にかけて住宅地が広がっていることから、物流施設として運用面や雇用確保の側面で優位性のある立地となっています。
２.仕様・環境配慮について
本物件は、延床面積約7,148坪の4層ボックス型で、1階のトラックバースは40ft コンテナ車22台を接車可能としており、効率的な荷物の積み下ろしが可能です。さらに、他のＴ-ＬＯＧＩシリーズと同様、屋上に設置した太陽光パネルにより発電された電力は、商用電力と併せて施設内で自家消費し、余剰電力については東京建物グループ保有の商業施設へ託送する予定です。
３.『HERAT for LOGISTICS』の取り組みについて
Ｔ-ＬＯＧＩシリーズでは、ブランドコンセプトとして『HERAT for LOGISTICS』を掲げ、お客様のニーズを的確に反映し、細部にまでこだわった使いやすい施設づくりを目指しています。
本物件については、用地を取得した早い段階から東京ロジファクトリー株式会社に全棟利用を前提としたご入居をご検討いただいたため、将来を見据えたＴ-ＬＯＧＩシリーズとしての汎用性は確保しつつも、同社のご要望を最大限取り入れた施設設計を行っております。基本設計段階から本物件に関する建設プロジェクトチームを共同で立ち上げ、建物共用部のスリム化や、倉庫内運用に合わせた搬送機器の選定、倉庫内動線を意識したシャッター有効開口の確保など、東京ロジファクトリー株式会社の使い勝手に合わせた物件仕様の「最適化」を図っております。
今後の物件においてもお客様に寄り添い、お客様のニーズを的確に反映し、お客様が使いやすい施設をともにつくりあげてまいります。
～東京ロジファクトリー株式会社よりコメント～
本物件は、川越市、鶴ヶ島市、坂戸市の3市に跨る富士見工業団地に位置し、圏央道は「坂戸」ICより4.2km、「圏央鶴ヶ島」ICより5.3km、関越自動車道は「鶴ヶ島」ICより4.4km、国道は407号線より2.1kmと物流アクセスの良さに加えて、東武東上線「若葉」駅から2kmと雇用環境にも優れている点を評価し入居を決定いたしました。東京建物株式会社と当社は、更地の状態から建設プロジェクトチームを立ち上げ、営業可能な顧客層の想定を行い、将来にわたる自動搬送機のレイアウトや倉庫内作業員動線を分析し、倉庫内スパンの柱間等を設定しています。本物件の半径2km内には既に当社の鶴ヶ島物流センター、川越第2物流センターなどの営業倉庫が稼働しているほか、グループの輸送会社、東京ユニオン物流株式会社の川越営業所とも連携でき、本物件は同社のサービスをより強化するものと期待しています。
【施設概要】
【位置図】
以上
