JEITA電子部品部会とディスプレイデバイス部会が「CEATEC 2024」 25周年特別企画「AI for All」に共同ブース出展

2024/09/19  電子情報技術産業協会(JEITA) 

2024 年 9 月 19 日

一般社団法人電子情報技術産業協会
電子部品部会/ディスプレイデバイス部会

JEITA 電子部品部会とディスプレイデバイス部会が
「CEATEC 2024」 25 周年特別企画「AI for All」に共同ブース出展

一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の電子部品部会(部会長 中島規巨 株式会社村田製作所 代表取締役社長)とディスプレイデバイス部会(部会長 伴厚志 シャープ株式会社 パネルセミコン研究所 所長)は、10 月15 日(火)から 18 日(金)までの 4 日間、幕張メッセにて開催する「CEATEC 2024」の 25 周年特別企画「AI for All」にブースを設置し、共同で特別展示を実施することを発表しました。AI の社会実装に必要不可?な技術、また、デジタルによるウェルビーイング社会の実現を応える技術として、電子部品とディスプレイデバイスの可能性を関連大学研究室とも連携して示します。

◆展示テーマは「AI の社会実装」
AI の社会実装において、電子部品とディスプレイデバイスは重要な役割を果たしています。AI で生成されたデータをさまざま
なデバイスで繋ぎ社会にフィードバックすることで、豊かで多様なウェルビーイング社会が実現します。今後は、エッジデバイスにAI 機能を組み込むことで、ネットワークを介さずに迅速なデータ処理が可能となる「エッジ AI」の普及や、自動?の知能化とも言われる「SDV(Software Defined Vehicle)」の進展にも、電子部品とディスプレイデバイスは大きな役割を果たすことが期待されています。

◆電子部品の技術でデジタルデータを社会にフィードバック
電子部品は、フィジカル空間のさまざまなリアルデータを入力デバイスとしての「センサ」がセンシングしてデジタル化し、AI やビッグデータで最適化されたデータを出力デバイスとしての「アクチュエータ」などによって社会にフィードバックする重要な役割を担っています。電子部品は、今後もさらに進化し、さまざまな社会分野におけるキーテクノロジーとして、ウェアラブルデバイスや機器・システムに搭載され、社会実装されます。今回の展示では、先進的な電子部品技術を披露します。

◆AI の社会実装におけるヒューマン・マシン・インターフェイスの可能性
Society 5.0 が実現する社会では、情報化と AI の進化によって、フィジカル空間とサイバー空間が融合しながら、人間の能力が新たなステージへと大きく拡張していきます。そこに?る過程において、ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)としてのディスプレイが果たす役割は?常に大きく、最も多くの情報を占める視覚情報の処理を中心にさまざまな機能が複合されることで進化し、さらに高度な HMI として発展していくものと考えられます。

今回の展示では、先進的なディスプレイ技術を披露し、次世代 HMI の体験機会を提供します。

◆参加企業・団体(五?音順)と展示予定
・ アルプスアルパイン株式会社:?両位置トラッキングデバイス、5G Module、小型マルチユース ミリ波レーダセンサ
・ 宇都宮大学 山本研究室:再帰反射を用いた空中ディスプレイの最新研究に関する展示
・ シャープ株式会社:VR(仮想現実)向けデバイス展示
・ 株式会社ネクスティ エレクトロニクス:無線双方向通信ディスプレイ ほか
・ 法政大学 情報科学部 実世界指向メディア(小池)研究室:映像メディア関連技術、3D ディスプレイのデモ器展示

◆電子部品産業 100 年を振り返り、次世代につなぐ取り組み
JEITA 電子部品部会では、タムラ製作所が今年、創業百年を迎えるのを?切りに、今後順次、加盟各社が創業百年を
迎えることから、「日本のエレクトロニクスを隆盛へと先導した電子部品発展 100 年のあゆみ」のスライドショーを制作、展示ブースで公開します。また、CEATEC 2024 に出展している電子部品各社の最新技術を学生に?学いただくため、?都圏の私立大学 114 校が加盟する「大学職業指導研究会」との連携企画として、学生と教職員の会場視察ツアーを開催 4 日間にわたり実施します。次世代を担う学生に、電子部品産業のこれまでのあゆみと最新技術を体感して理解を深めていただくことで、これからの電子部品産業のさらなる発展につなげる取り組みとします。

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