統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM(R) R4.01」を開発・発売 ~ プラントの機器全体の情報を統計的に把握して保全作業と運転業務を支援 ~

2018年04月12日 

2018年4月12日発表

統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM® R4.01」を開発・発売
~プラントの機器全体の情報を統計的に把握して保全作業と運転業務を支援~

PRM

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横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、プラントで使用されている大量の監視制御用機器や製造装置の情報を集中管理する、統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM® R4.01」を開発、4月12日に発売しますのでお知らせします。

現行製品「PRM R3.31」を大幅に機能強化した「PRM R4.01」により、お客様はプラントにある機器全体の情報を統計的に把握して、迅速で最適な保全作業が可能になります。「PRM」は、保全業務の効率化と保全情報を活用した最適な運転を支援し、プラントの安全・安心の確保に貢献します。

開発の背景

製造業各社の保全部門では、プラントで使用している大量の監視制御用の機器や製造装置の状態を機器管理システムで一元管理しています。当社は、機器管理システムを活用して、機器の不具合の情報を迅速に把握してプラントの安全運転につなげたいという恒常的なニーズに対応して「PRM」の機能を継続的に強化しています。

「PRM R3.31」では、機器個別の機器情報や稼働状態を把握できましたが、「PRM R4.01」にはプラントにある機器全体の稼働状態も統計的に把握できる機能を追加しました。不具合の原因の特定や必要な処置を検討する際の参考データとして統計データを参照できるようになります。また、機器のパラメータ設定を支援する機能も追加したことで、保全作業の効率が一層向上するようになりました。

機能強化の特長

  1. プラント全体の機器の状態を定量的に把握
    フィールドアセットKPI(Key Performance Indicators:評価指標)レポート機能を追加しました。この機能により、稼働時間に対して、機器がアラームやイベントの発生を伴わずに正常に稼働していた時間的割合(ODE)、機器が「PRM」と正常に通信していた時間的割合(TA)、および機器がアラームやイベントを伴わずに正常に稼働し、かつ「PRM」と正常に通信していた時間的割合(PA)の3種類のKPIが「PRM」に集計・表示されます。従来、個別に把握していた機器の稼働状態をKPIで統計的に把握できるようになり、機器の潜在的な異常の発見、不具合の原因の特定や解析、保全作業の優先順位付けの検討、および保全計画を立案する際の参考データとして活用できるようになります。


フィールドアセットKPIレポート

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  1. 機器のパラメータ設定の効率化
    機器のパラメータを設定する機能として、パラメータ テンプレート機能を追加しました。テンプレートにパラメータを設定し、これを機器にダウンロードすることで、同じパラメータの複数の機器を効率的に設定することができます。また、故障した機器を交換する場合、既存の機器のテンプレートを活用したり、テンプレートを事前に準備したりすることで、機器設置後のパラメータ設定に時間をかけることなく、機器の迅速な立ち上げに貢献します。

「PRM(Plant Resource Manager)」について

プラントで使用されている大量の監視制御用の機器や製造装置の状態や保全情報を集中管理するソフトウエアパッケージです。フィールドデジタルの主要通信プロトコル(FOUNDATION™ フィールドバス、HART®、ISA100 Wireless™、PROFIBUS)に対応し、他社製の機器や診断・調整ソフトも「PRM」から幅広く活用できます。「PRM」は、機器・装置のオンライン監視機能やオンライン診断機能など、保全員の作業を支援する機能をさまざま搭載しています。現場で活用される機器調整・設定・管理ソフトウエア「FieldMate®」と双方向に連携するため、現場で「PRM」が持つ機器の最新情報を確認できます。また、統合生産制御システム「CENTUM® VP」から「PRM」の機器情報を参照することで、保全情報を活用した運転を支援します。

主な市場

石油・天然ガス、石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、電力、水処理など製造業全般

用途

  • プラントのフィールド機器の立ち上げ支援
  • 保全業務の支援(リモート含む)
  • プラントの運転業務の支援

以上

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