8年目で2,000回の出前授業、24万人以上の児童生徒が参加 パラサポが提供するパラアスリート講師による教育プログラム「あすチャレ!スクール」

2023/11/30  公益財団法人 日本財団パラスポーツサポートセンター 

ー障がいとは何か、多様性の大切さ、夢や目標を持ち可能性に挑戦する勇気を考える機会をー

公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンター(以下「パラサポ」、所在地:東京都港区、会長:山脇康)が全国の小・中・高・特別支援学校を対象にパラアスリート講師と学ぶ機会を提供する教育プログラムのパラスポーツ体験型授業「あすチャレ!スクール」は、11月28日(火)島根県立石見養護学校での開催で通算2,000回に達しました。


2,000回目の開催校となった島根県立石見養護学校の生徒10名と根木講師
「あすチャレ!スクール」とは 



これまでに全国24万人以上の児童生徒に出前授業を開催した「あすチャレ!スクール」は、パラサポが提供する小・中・高・特別支援学校向けの教育プログラムで、パラアスリート講師との対話、体験などから「障がい」とは何か、夢・目標を持ちチャレンジすることの大切さを学んだり、障がいとは何か、共生社会、多様性の大切さなどを考える機会を提供します。

車いすバスケットボール、ゴールボール、車いす陸上の3つのプログラムがあり、90分間の授業は、1. デモンストレーション、2. パラスポーツ体験、3. 講話の3部から構成され体験だけでは伝わらない、深い学びにつながるプログラムです。

▽「あすチャレ!スクール」公式サイト
https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/school/


※ 「あすチャレ!スクール」は、パラサポが提供する5つの教育・研修プログラム「あすチャレ!」(協賛:株式会社ブリヂストン、株式会社JTB、中外製薬株式会社、日本電気株式会社(NEC)、株式会社アシックス、日本航空株式会社(JAL) )の1つです

▽「あすチャレ!」公式サイト
・あすチャレ!とは https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/outline
・小・中・高・特別支援学校向け教育プログラム https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/education
・企業・団体・自治体・大学向け研修プログラム  https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/training

「あすチャレ!スクール」講師一覧



▽「あすチャレ!スクール」講師
https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/school/instructors/

2,000回目の実施校となった島根県立石見養護学校


◎講師のコメント
根木慎志(車いすバスケットボールプログラム講師/「あすチャレ!」プロジェクトディレクター)
2,000回目の開催校となった島根県立石見養護学校の生徒たちに自身の経験談などの講話をする根木講師
2016年度の第1回から始まり、あっという間の2,000回で、島根県立石見養護学校での「あすチャレ!スクール」は、それぞれの生徒のチャレンジに触れることができ、これまでを振り返る時間となりました。
現在は6名の講師と共に、全国各地の学校を回っており、「あすチャレ!スクール、最高だった」「自分のあすへのチャレンジを宣言することの大切さを学べた」といった児童生徒の感想や、「みんなの意識が変われば障がいはなくなる、など前向きな態度や意欲が感じられます。」という先生のコメントなど嬉しいお声をたくさんいただき、大きな励みになっています。

これまで「あすチャレ!スクール」を受けてくれたみんなには、これからもチャレンジすることを楽しんでもらえたら嬉しいです。

「あすチャレ!」の教育・研修プログラムは、ジュニアアアカデミー、Academy、メッセンジャー、運動会もあります。私たちはこれからも「あすチャレ!」を通じて、パラサポのスローガンである『SOCIAL CHANGE with SPORTS』を目指していきます。
最後に、このプログラムを一緒に全国に展開していただいている協賛社の皆さん、スタッフ、そして何よりこれまで参加してくださった皆さんに本当に感謝しています。これからも「あすチャレ!」をよろしくお願いします!

◎受講した生徒のコメント

代表生徒が車いすバスケットボールを体験
中1の時から趣味でバスケをやっているのですが、車いすバスケットボールはドリブルが難しく、思うように動けませんでした。
難しかったけど、難しいことをやるのが楽しくて、少しずつできるようになっていったのも楽しかったです。



◎先生のコメント
昨年も実施させていただき、生徒も生き生きしていてとてもよかったので、今年も応募しました。
今日の講義を経て、「チャレンジする姿勢」を忘れないでほしいと改めて思いました。
社会に出た時に、困難にぶつかっても今日の経験を思い出して、「次に!」と思える姿勢を持っていてもらいたいです。まさに、「あすチャレ!=あすへのチャレンジ!」を学べる貴重な機会でした。

2016年度からこれまでの「あすチャレ!スクール」実施実績


◎2016年度
・2016年4月から「あすチャレ!School」スタート
・プログラムは車いすバスケットボール、ゴールボール
・初年度目標とした100回を超える116回開催
◎2017年度
日本全国へのさらなる展開を図り、北海道や沖縄なども含め263回開催
【協賛】日本航空株式会社(JAL)
◎2018年度
車いす陸上プログラムを開始し296回開催
2019年2月には全国47都道府県でのプログラム実施を達成
【協賛】日本航空株式会社(JAL)
◎2019年度
海外開催初となるシンガポール日本人学校3校を含む287回開催
【協賛】日本航空株式会社(JAL)
◎2020年度
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け一時休止
ガイドライン等を策定し、安心、安全に配慮し10月よりプログラムを再開し134回開催
2020年10月には通算1,000回達成
【協賛】日本航空株式会社(JAL)
◎2021年度
鹿児島県屋久島、喜界島での開催などを含む277回開催
【協賛】株式会社ブリヂストン、日本航空株式会社(JAL)
◎2022年度
2020年4月より一時休止していたゴールボールプログラムを再開
過去最高の344回開催
【5つの教育・研修プログラムを統合した「あすチャレ!」協賛】
株式会社JTB、日本電気株式会社(NEC)、株式会社ブリヂストン、中外製薬株式会社、日本航空株式会社(JAL)
◎2023年度
11月に通算2,000回達成、受講者数24万人を超える
本年度の開催回数目標は400回
【5つの教育・研修プログラムを統合した「あすチャレ!」協賛】
株式会社ブリヂストン、株式会社JTB、中外製薬株式会社、日本電気株式会社(NEC)、株式会社アシックス、日本航空株式会社(JAL)

日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ)について    


2015年5月に活動を開始した日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ)は、「SOCIAL CHANGE with SPORTS」をスローガンに、パラスポーツを通じて、一人ひとりの違いを認め、誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)社会の実現を目指しています。
設立以来、パラリンピック競技団体の運営支援とパラスポーツ専用体育館「日本財団パラアリーナ」の運営、そして約80名のパラアスリートを中心とした講師たちと一緒に知る、学ぶ、体験する、小・中・高・特別支援学校向け教育プログラムと、企業・団体・自治体・大学向けの研修プログラム「あすチャレ!」を展開しています。

2022年1月1日付けにて団体名を日本財団パラリンピックサポートセンターから 「日本財団パラスポーツサポートセンター」 に改称いたしました。

▽パラサポ公式サイト
https://www.parasapo.or.jp/

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