空調設備工事のプロ・九電工と、創設1年のベンチャー・メンテルが“空調制御AI”を共同開発!オフィスやホテルに多い個別空調を最適化し、CO2削減を強力に推進

2024/07/10  株式会社 メンテル 

CO2排出量の多さで知られる建築物分野の中でもエネルギー消費の多い空調に着目。オフィスやホテルを中心に採用比率が高いものの、運転データを収集して解析することが困難だった個別空調をAIの力で最適化、そして自動化します。

株式会社メンテル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:井上 智樹、以下「メンテル」)と株式会社九電工(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:石橋 和幸、以下「九電工」)は、採用比率が高い個別空調を自動制御するAIの開発を目指し、2024年6月、基本契約を締結したことをご報告いたします。

 

▼ 設備制御最適化サービスご案内ページ(株式会社メンテル公式ウェブサイト):

https://menteru.jp/service/list/opti-mep

 

 

■建物のCO2排出量は日本全体の約3分の1、エネルギー消費の多い空調に着目し脱炭素化に貢献

現在、環境問題への取り組みがグローバル規模で進められています。とりわけ活発化しているのが、地球温暖化の原因と言われているCO2(二酸化炭素)の排出削減です。CO2排出量の多さで知られるのが、建築物分野。日本全体のCO2排出量の3分の1程度とも言われており、削減対策の強化が強く求められています。

 

建物単体で、CO2排出量に大きく関わるエネルギー消費の大半を占めるのが、空調。空調方式の中でも個別空調方式は、オフィスやホテルを中心に採用比率が高く今後も増加が見込まれます。そこで、メンテルは九電工とタッグを組み、AIを用いて個別空調方式の制御最適化に取り組むことを決定しました。

 

 

■施設の利用者や管理者がおこなっている、運転モードや設定温度の変更操作を自動化

個別空調方式は、各部屋やフロアごとに空調が可能なのがメリット。一方で、運転データを収集して解析することが困難というデメリットも指摘されていました。

 

今回共同開発するAIによる個別空調制御最適化サービスでは、設備設計施工とAI開発の実務経験を有するメンバーが開発に参加しています。空調機のメーカーを問わずデータの収集と遠隔制御を実現する空調コントローラーを採用することで、そのデメリットを解消。通常は施設の利用者や管理者がおこなっている運転モードや設定温度の変更などの操作を自動化することが可能となります。

 

サービスの導入開始は、2025年以降を予定。九電工が空調設備の設計施工で培った知識と、メンテルの設備制御最適化の開発技術を組み合わせ、建物や都市の脱炭素化を強力に後押しいたします。

 

 

【株式会社九電工について】

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本社:〒815-0081 福岡県福岡市南区那の川一丁目23番35号

代表者:代表取締役社長執行役員 石橋 和幸

設立:1944年12月

URL:https://www.kyudenko.co.jp/

事業内容:総合設備業

 

 

【株式会社メンテルについて】

メンテルは、「サステナブルな建物へのアップデートを永続的に」をミッションに掲げ、AIを活用した設備制御の最適化ソリューションを提供します。

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本社:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目25番5号 BIZ SMART 代々木 4F

代表者:代表取締役 井上智樹

設立:2023年4月

URL:https://menteru.jp/

 

 

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名:株式会社 メンテル

Email:contact@menteru.jp

 

 



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