明治大学の地域連携・社会貢献の取組みを強化          学生と教職員による7件の地域連携プロジェクトが始動!

2024/07/22  学校法人 明治大学 

明治大学社会連携機構は、2023年度より本学の教職員及び学生が行う地域連携、社会貢献に寄与する活動を対象に、学内の助成金制度「地域連携活動助成金」を新設しました。本制度の2年目となる2024年度は下記7件のプロジェクトが採択され、地域での取り組みを開始しています。本制度の活用により、明治大学の地域連携、社会貢献活動を一層活性化させ地域社会の発展に寄与するとともに、活動を行う学生の社会性を培う教育機会へとつなげます。


2024年度 地域連携活動助成金採択プロジェクト一覧


【昨年度の活動成果例】
1.三浦市地域における新規事業提案
代表者:商学部特任准教授 松尾 隆策
主な活動地域:神奈川県三浦市
活動概要:神奈川県三浦市の観光振興を中心とした地域活性化の推進に繋げるべく、学生によるフィールドワークと新たな事業提案を行いました。くろぜむ農園、三浦パン屋 充麦、bread&gelato3204、明治大学「道の駅」研究所、三浦市役所経済部との連携した取り組みで活動の成果を、ディスカッションペーパー2篇と成果報告書パンフレット「地域のチカラ」に取りまとめました。
「地域のチカラ」
(PDF)https://www.meiji.ac.jp/social/japan/mkmht0000012q5co-att/booklet.pdf


 道寸祭りに直垂を着用した諸役として参加

農園の作業所で開催した研究会の様子


2.北海道仁木町におけるアグリ&ワインツーリズムを通じた地域活性化
代表者:経営学部教授 中西 晶
主な活動地域:北海道余市郡仁木町
活動概要:北海道余市郡仁木町の地域資源であるワイン産業が生み出す生産物の価値、ならびに経験価値の理解、地域ステークホルダーの共同体系の創出、集客効果のあるコンテンツ制作、ターゲットセグメントにおける地域ブランドの確立を目指し、以下の活動を実施しました。
1) 経験価値の源泉であるワインの生産工程への参加・生産物の企画・デザイン・販売
2) 他の地域資源との組み合わせによる旅程先としての価値創出スキームの企画・経営
具体的な成果としてワイナリーにおいて、収穫・除梗作業のボランティアや、仁木町、余市町を中心にフィールドスタディを行い、現地の状況についての理解を深めることができました。また現地経験をもとに、地域の関係者を招き6大学の学生がプレゼンテーションを行うなど、今後継続的に活動していくための基礎作りができました。

仁木町での合同合宿に参加した学生たち  

仁木町のワイナリーにおいて、ブドウの収穫を体験

【地域連携活動助成金】2023年度の活動成果報告一覧はこちら
https://www.meiji.ac.jp/social/japan/mkmht0000011fqtb.html

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