熊野古道の新たな魅力を発信します~“地域の人がすすめる熊野古道の新たな魅力100選”熊野古道ライブラリーWEBサイト開設及び祓殿石塚遺跡の発掘・展示整備が完成

2018年04月05日 

公開日 4月5日
開催日 4月3日
熊野古道の新たな魅力を発信します~“地域の人がすすめる熊野古道の新たな魅力100選”熊野古道ライブラリーWEBサイト開設及び祓殿石塚遺跡の発掘・展示整備が完成
連絡先 商工観光労働部 観光局 観光振興課
担当者 尾崎
電話 073-441-2424 (内線2424)
FAX 073-432-8313
E-mail
国内外から多くの方が訪れる熊野古道。一方、主要な観光スポット以外にも、熊野古道周辺には地元の人しか知らない絶景や生活・文化、動植物など知る人ぞ知る見どころが多くあります。
今回こうした“新たな魅力”にスポットをあて、熊野古道を歩く人の周遊拡大や滞在時間の延長につながる情報の発信を行います。

◆“地域の人がすすめる熊野古道の新たな魅力100選”熊野古道ライブラリーWEBサイトを開設
季節、時間帯、気候…その一瞬だけに見られる熊野古道の魅力。地域の人々だからこそ知る隠れた魅力を美しい写真とともに紹介します。

・URL(スマホ対応)
https://www.kumano-kodo.jp
・掲載ルート
熊野古道中辺路、大辺路
・掲載エリア
田辺市、那智勝浦町、新宮市、上富田町、白浜町、すさみ町、 串本町、古座川町
・出現条件、位置、アクセス情報など、訪れる人の目線に立った情報を掲載。
・地図アプリ、SNSとも連動できるサイト構成

◆祓殿石塚遺跡 (熊野古道中辺路・田辺市本宮町) の発掘・展示整備が完成
・平成29年秋から祓殿王子付近の熊野古道沿いの発掘調査の結果、18~19世紀に築かれたとみられる石塚の存在が明らかとなりました。(詳細は下記のとおり)
・現地の復元・展示整備、案内板設置のほか、世界遺産センター(熊野本宮館内)での発掘遺物のレプリカ・3D模型展示などを行い、江戸時代後期の参詣の様子を
うかがえる新たな魅力として整備を行いました。

【祓殿石塚遺跡】
南北約15m、東西約4m、最大高約1.3m の高さまで積上げられた石塚である。石の大半は30c m 未満の川原石で、江戸時代後半(18 ~ 19 世紀)の陶磁器や銭貨が共に出土した。このことから、石塚遺跡はこの時期に築かれたとみられる。
同種の遺跡は奈良県吉野郡大淀町にも所在し、参詣者たちが自らの穢れを清めることや参詣道中の安全などを祈念するために、石を積み上げたとされているため、このことから本遺跡も同種の遺跡と考えられる
また、発掘調査の結果、石塚遺跡が築かれる以前の石列や集石遺構を検出するとともに、宝篋印塔の一部や他の遺物が出土した。このことから、石塚遺跡が築かれる以前の中世(鎌倉から室町時代)の段階には、すでに信仰関連の何らかの遺跡がこの地に存在したと推定される。
江戸時代の人々に神聖な場所という記憶が残っていたため、石塚遺跡がこの地に築かれたと考えられる。

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