海運大手Capital Product Partners L.P.との船舶リース契約の締結並びに 同リース事業を対象とした投資案件組成のお知らせ

2024/05/31  SBIリーシングサービス 株式会社 

海運大手Capital Product Partners L.P.との船舶リース契約の締結並びに 同リース事業を対象とした投資案件組成のお知らせ

2024年5月31日

各位

東京都港区六本木一丁目6番1号
SBIリーシングサービス株式会社
代表取締役会長兼社長 佐藤 公平



海運大手Capital Product Partners L.P.との船舶リース契約の締結並びに
同リース事業を対象とした投資案件組成のお知らせ



SBIリーシングサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:佐藤 公平、以下「当社」といいます。)は、船舶ファイナンス世界大手、かつ当社の船舶リース事業における戦略的パートナーでもあるBNPパリバ銀行との協働により、Capital Product Partners L.P.(本社:ギリシャ、以下「CPLP」といいます。)との船舶リース契約の締結並びに同リース事業を対象とした投資案件の組成を行ったことをお知らせいたします。

本件リース先であるCPLPは、ギリシャを拠点に天然ガス・コンテナ貨物・乾貨物等の海運輸送を営む大手企業であり、2007年に米NASDAQ市場に上場をいたしております。また、同社の船隊は2024年3月時点で22隻あり、今後はLNG船事業を主軸とする方針を打ち出しております。
本件対象船であるLNG船(2024年5月建造)は、温室効果ガスの排出抑制等の環境規制に対応した最新鋭の高性能エンジンを搭載しており、日本のガス事業者に対して長期間に亘り定期用船される予定です。

LNGは「環境にやさしいクリーンなエネルギー」として、近年世界各国で需要が高まっております。2022年2月に起きたロシアによるウクライナ侵攻を機に、ヨーロッパ諸国がロシア産LNGからの脱却を図ったことからもその需要はより一層高まっており、LNGを海上輸送するLNG船の市況も高騰しています。
これに伴い、LNG船1隻あたりの取引価格は中古船でも200億円を超え、船舶リース業においては参入障壁が最も高い船種の1つとされております。しかし当社は本案件がCPLP向けの優良案件であることのみならず、日本経済への貢献度の高い案件であり、かつ投資家にESG投資を提供する機会に資する取り組みであると考え、本案件に取り組むことといたしました。

また、本案件の融資金融機関には、BNPパリバ銀行をはじめ、株式会社広島銀行(本店:広島県広島市、頭取:清宗 一男)、株式会社中国銀行(本店:岡山県岡山市、頭取:加藤 貞則)、韓國産業銀行 東京支店(所在地:東京都千代田区、支店長:パク ジンウ)と船舶融資における高い専門性を有する国内外金融機関も参加する大型案件となりました。

当社は、「100年企業への挑戦」を経営理念とし、今後も本件と同様にCO2削減等、環境対策に配慮した航空機や船舶等の投資案件の組成に取り組んでいくとともに、税務や法務の専門家、金融機関等のパートナーが持つ高い専門性を組み合わせ、投資家には付加価値の高い金融ソリューションを、航空・海運会社等の賃借人である資金需要者には競争力のあるファイナンスの提供を行うことで、投資家、パートナー、賃借人とともに100年企業を目指してまいります。


<LNG船>ASSOS


SBIリーシングサービス株式会社
■第二種金融商品取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第3016号
加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
■貸金業者
登録番号:東京都知事(3)第31678号

以上

印刷時には、PDFデータをご利用ください。

本プレスリリースに関するお問い合せ先
SBIリーシングサービス株式会社 経営企画部 03-6229-1080

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