能登半島地震復興支援プロジェクト「日本の伝統を継ぐ、超極薄テキスタイル天女の羽衣」6月27日よりMakuakeにてクラウドファンディングを開始

2024/06/27  合同会社 アマイケ 

【販売期間】2024年6月27日~8月26日/「Makuake」にて

合同会社アマイケ(石川県七尾市)は復興を目指し、この度、アタラシイものや、応援の購入サービス「Makuake」にて、超軽×超薄素材「天女の羽衣」を使ったオリジナルモデルのスカーフやポケットチーフを先行販売いたします。 募集期間は2024年6月27日(木)から8月26日(月)で、募集金額は 400万円を目指します。 URL:https://www.makuake.com/project/tennyonohagoromo/



Makuake挑戦の背景とプロジェクト概要


当社は1956年の創業以来、繊維王国、石川の七尾市で織物と向き合ってきました。しかし、今ではその生産は海外にシフトされ、繊維業界は著しく縮小しています。今年初めの能登半島地震により、さらに地場産業を取り巻く環境は厳しくなっています。
この度、再び繊維をきっかけに世界にビジネスを広げて、また多くの人に働ける場所を取り戻し、新しいカタチで地域を盛り上げたいという想いから被災した生地を活用し、「Makuake」に挑戦することにしました。
【「天女の羽衣」クラウドファンディング概要】



開発商品


(1)見えないほどの繊細な細糸を織る。繊維王国・石川の町工場が育んだ世界に誇る技術。
(2)少量生産、職人技にこだわって68年。
糸への加工から縫製まで完全に内製化。長年の挑戦が実った奇跡の生地。
(3)刻々と変わる光と影のやわらかく豊かな表情。
世界に誇る軽くて薄い織物をさりげなく日常の暮らしに。

2サイズ×16カラーの32種類の生産を予定しております。
「ロングスカーフとお礼の手紙」


定価:12,100円(税込) 
寸法:45×170 cm
「ポケットチーフとお礼のお手紙」
定価:3,300円(税込) 
寸法:35×35 cm
「お礼のお手紙のみ」
定価:1,100円(税込)



天女の羽衣とは



たった7デニールの27ミクロンの細さで、髪の毛の約1/5から1/6ほどの糸を1インチあたり130本並べて均等に織り上げた超極薄テキスタイルです。
欧州メゾンではジャパンマジックと絶賛される程です。
ポリエステルでありながら、まるでシルクのような肌触りが心地よく、天に舞い上がる羽毛のような素材です。
パリのトップメゾンにも採用される素材です。
国内では2014年にグッドデザインベスト100に選出され、2016年にはドイツのグッドデザイン賞にあたる「アイコニックアワード」でベストオブベストを受賞しています。




地震の被害状況について 


工場の糸は崩れ落ち、5~6トンもある機械が移動し倒れ、車輪が割れたり、社宅の屋根は全部崩れ落ちたり割れたり、手におえない状況となっていました。工場内にも地割れがあり、道が沈み段差ができて、フォークリフトも通れず応急処置でセメントを補修して自社で修繕しました。雨漏りはいまだにありますが、修理業者の手が回らず年内の修繕は難しい状況です。














ヨーロッパのメゾンブランドからも大口受注を頂きましたが、社員の出社が確保できず受けることができませんでした。道路状況が悪く、仕入先や運送業者などが来られない状況もありました。
売上は2023年夏頃から年末にかけて増加傾向にありましたが、2024年地震発生後の1月は大幅ダウンとなりました。
100年先の未来へ


当社は七尾の小さな会社ではありますが、天女の羽衣には大きな可能性があると信じています。羽田国際空港の店や、金沢東山の店でも海外の方から高い評価をいただいています。繊維産業は斜陽産業と言われることもありますが、だからこそ日本でしかできない付加価値を高めていきたいと思っています。
今回Makuakeというプラットホームを通してはじめて当社のことを知っていただいた方もいらっしゃると思います。今、当社は創業以来の苦境に立たされています。皆さまの応援をきっかけに再建を目指します。どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

合同会社アマイケについて


1956年天池機業場を創業。石川県七尾市にある「天女の羽衣」を製造する織物メーカーです。天池合繊から合同会社アマイケとなり、確かな経験と高い技術を武器に織りから縫製まで一貫して自社製造しています。

【会社概要】
社名:合同会社アマイケ
本社所在地:石川県七尾市国下町ろ部6番地
事業内容: 織物製造業
設立: 2021年(令和3年)


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