2024 年 1 月 18 日
ニプロ株式会社
ニプロ 代表取締役社長 佐野 嘉彦 2024年1月13日 ニプログループ経営方針
２０２４年１月１３日（土）開催の当社グループ経営発表会におきまして、代表取締役社長 佐野 嘉彦が 「２０２４年ニプログループ経営方針」を発表しました。要旨は以下のとおりです。
［テーマ］
ナイチンゲールの精神と地産地消の方針と三方良しの考え方に基づいて
［要 旨］
「令和６年能登半島地震」によりお亡くなりになった方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまとそのご家族の方々に心よりお見舞い申しあげます。また、被災地の皆さまのご健康と被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申しあげます。
世界では力の論理がより前面に押し出され、経済が分断されつつあります。しかし、このような不安定な状況の中でも、 ニプログループはナイチンゲールの精神と地産地消の方針と「三方良し」の考え方に基づき、意欲をもってグローバルに発展していきたいと思います。そのために、一気通貫のタテの組織と委員会のようなヨコの組織を活用し、より効率的な運営を推進するとともに、新たなニーズやシーズのもと、商品開発を進めてまいります。
そして、ONE NIPRO の心と意欲をもってなすべきことをなし、将来に向かって、ユーザー目線で持続的成長を実現していきたいと思います。
■５つの重点方針
１．ニプログループにおける営業利益率 5%以上を堅持。中期的には営業利益率 9%を目指す。なお、連結売上高においては 2030 年度 1 兆円達成を目指す。
２．事業展開における優先順位を、売上＜営業利益＜危機管理＜コンプライアンス とする。
３．意欲のある人にチャンスを与える社風を堅持する。
４．三方良し（ユーザー、社会、会社）の考え方を堅持し、他社以上にユーザー目線に立ち、ユーザー以上にユーザーの利益に重きを置いた目線に立って判断するという風土を醸成。
５．全従業員が PDCA の各ステップに関する必要な情報を共有し、これまで以上に意欲をもって PDCA サイクルを回す。
■５つの具体的強化項目
１．透析商品の世界シェア拡大と自社透析センター事業の拡充
２．バスキュラー商品の強化
３．安定生産、安定品質、安定供給のための危機管理を強化
４．より積極的なサステナビリティ推進対応
５．成果配分システムの精度向上
