「わからない」って楽しい! 国立科学博物館監修の恐竜絵本『きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと』発売!

2024/06/27  株式会社 小学館集英社プロダクション 

子どもたちの「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本。

株式会社小学館集英社プロダクション(東京都千代田区神保町/代表取締役社長:松井 聡)は新刊絵本きょうりゅうのわかっていること・わかっていないことを6月27日(木)に発売いたします。

『きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと』

- 本書の最大の特徴

「ティラノサウルスの腕が短いのは、なんでだろう?」
「恐竜は、どんな色やもようをしていたのかな?」

世界には、わかっているようでわかっていないことがいっぱい。
「?」を「!」にするための第一歩は、「もしかして〇〇だから?」と自由な発想で仮説を立て、検証することから始まります。
本書は、国立科学博物館の恐竜研究者と一緒に作った、これからの予測不可能な時代を生きる子供たちに必要な「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本です。
- 恐竜研究者の真鍋 真先生も推薦!

本書の監修に携わった恐竜研究者・真鍋 真(まなべ まこと)先生より、推薦コメントをいただきました。
学校の勉強と研究の違いは、研究にはまだ正解がわかっていないことがたくさんあることだ。そして正解は一つではないかもしれない。恐竜の時代に国境がなかったように、恐竜の研究にも国境がない。恐竜にはまだまだわからないことがたくさんあるから、恐竜が好きな仲間が世界中にいる。カメやワニのような爬虫類の中に、たまたま恐竜が進化してきて、その子孫が絶滅せずに鳥類として私たちの頭の上を飛んでいる。ハトやカラスやスズメを見たら、その祖先の恐竜のことも思い出してみよう。その瞬間に、あなたは1億5000万年のタイムトラベルをしているかもしれない。

真鍋 真(国立科学博物館・恐竜研究者)

- 自由な発想を育てる工夫

最新の研究で、恐竜についての色んな事実が解明され始めています。
それでも、未だに「わかっていないこと」がたくさん残っています。

本書は、「わかっていること」を紹介するだけでなく、「わかっていないこと」に対して「どうしてだろう?」と考えるきっかけを提示することで、想像や対話を楽しんでいただける、新しい絵本。子ども同士や、大人と子どものコミュニケーションツールとしても大活躍の1冊です。

例えば、ティラノサウルスは腕が短かったことがわかっていますが、その理由はわかっていません。


本書には考え方のヒントがたくさん。お友達同士で、親子で、アイデアをシェアしてみましょう。


自由なアイデアが、子どもたちの更なる発想を促します。

- イラストの魅力

「かわいらしさ」「あたたかさ」「やわらかさ」の溢れる吉森太助さんのイラストが子どもたちの自由な発想・想像力をより一層掻き立てます。
「恐竜好き」のお子さんにとどまらず、幅広い方々に楽しんでいただける絵本です。



- 商品情報


- 著者情報

木下さとみ[文]……1983年生まれ。九州大学大学院修了後、株式会社電通入社。コピーライター/CMプランナーとして数多くの企業/商品ブランディングを担当。2013年に野生動物研究者の双子の姉と「まもろうPROJECT ユキヒョウ」を設立し生息地での保全活動を開始。その経験から2020年に「DENTSU生態系LAB」を立ち上げ、生態系保全を起点としたコミュニケーションを行っている。

吉森 太助[絵]……1979年生まれ。東京藝術大学大学院修了後、株式会社電通入社。デザイナー/アートディレクターとして多数の企業・商品の広告やブランディング、デザインに携わる。仕事の傍ら個人での作家活動も行い、イラストやデザインなどの作品も制作している。2020年から「DENTSU生態系LAB」に参加。

独立行政法人国立科学博物館[監修]……1877年(明治10年)に創立された日本で最も歴史ある博物館のひとつであり、自然史・科学技術史に関する唯一の総合科学博物館。日本およびアジアにおける科学系博物館の中核施設として、主要な3つの活動(調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援)を推進している。
- 関連書のご紹介

好評発売中のどうぶつのわかっていること・わかっていないこと。京都大学の野生動物研究者による監修で、「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚絵本の第1弾として2022年7月に誕生しました。
同書は、全国学校図書館協議会絵本委員会が選定する2023年度の「えほん50」にも選ばれています。

『どうぶつのわかっていること・わかっていないこと』


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