SOMPOホールディングス株式会社との資本業務提携及び第三者割当による新株式の発行に関するお知らせ

2024/06/07  RIZAPグループ 株式会社 

2024 年6月7日
RIZAP グループ 株式会社

SOMPOホールディングス株式会社との資本業務提携及び
第三者割当による新株式の発行に関するお知らせ


当社は、本日開催の取締役会において、SOMPOホールディングス株式会社(以下「SOMPOホールディングス」又は「割当予定先」といいます。)との資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」といい、当該契約に基づく提携を「本資本業務提携」といいます。)を締結することを決議し、割当予定先に対して、第三者割当の方法による新株式(以下「本新株式」といいます。)の発行(以下「本第三者割当」といいます。)を行うことを決議いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。

なお、本資本業務提携に関してはSOMPOホールディングスと 2024 年7月1日に共同記者会見を開催(出席者 SOMPOホールディングス:グループCEO取締役代表執行役社長 奥村 幹夫、当社:代表取締役社長 瀬戸 健)させていただく予定です。

I 本資本業務提携の概要

1. 本資本業務提携の目的及び理由

当社は創業来、人々の消費行動において最初に削減の対象となりやすい自己実現を追求できる社会こそが人々の幸福を実現できる社会であると信じ、事業を通じ、その実現を目指してまいりました。RIZAP 事業による人々の自己実現への寄り添いを基軸に、足元では chocoZAP という「簡単・便利・楽しい」新たな「コンビニジム」のフォーマットを構築するなど、今後より多くの人が当たり前のようにウェルビーイングを実現・実感いただけるプラットフォームとして社会に貢献してまいりたいと考えております。本資本業務提携は、割当予定先との協議を通じ、そのようなウェルビーイングに対する価値観を一つにするに至ったため実施するものです。

一方で、割当予定先は、「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」をパーパスとして掲げ、同社が 2024年5月 28 日に公表した中期経営計画においては、再出発、変革、再生(SJ-R)の実現に向け、成長の軸の一つとして「ウェルビーイング事業」を掲げております。

当社と割当予定先は、2018 年 11 月にも健康寿命延伸分野における業務提携を実施の上、認知機能低下予防を目指すプログラム開発に取り組むなど、健康に資するさまざまな取組みを広く社会に提供し、日本の健康長寿社会の実現に貢献すべく、協働してまいりました。

今般、当社と割当予定先との協議のなかで、割当予定先における「ウェルビーイング事業」を強力に推進するためには、当社がこれまで取り組んできた「“人は変われる”を証明する」ための各種施策が有用であり、当社と割当予定先との資本関係を含めた提携の強化が必要であるとの結論に至りました。当社としても、2024 年2月の 2024 年3月期第3四半期決算発表時に公表した更新版中期経営計画において、chocoZAPを中心とする RIZAP 関連事業の成長を通じた計画の実現を発表しており、今回の割当によって新たに調達される資金に加え、割当予定先が有する強固な顧客基盤をはじめとする様々な経営リソースは、今後のchocoZAP 関連事業の拡大を主軸とする中期経営計画目標の達成において必要不可欠であり、また、従前からの提携関係を通じてウェルビーイングの実現に対する価値観を共有している割当予定先が、本資本業務提携の相手方として最適であると判断するに至りました。

本資本業務提携は、保険・介護事業等を通じて培った強固な顧客基盤・販売網を有し、安心・安全・健康に資する保険商品やサービスをグループで提供する割当予定先と、フィットネスや医療連携サービスを通じて健康を増進させるソリューションに強みを有する当社が業務提携し、双方の顧客が他方のサービスにアクセスしやすい環境を構築してまいります。そして、長期的には双方が有するデータの利活用等を通じ、双方の強みを活かした新商品及び新サービスを提供することで、健康寿命を延伸し、年を重ねることをポジティブにとらえられる社会の実現をめざすとともに、業務を拡大することを目的とするものです。

また、上記の中期経営計画目標の達成のためには、chocoZAP 事業における新規店舗の開設、既存店舗を含めたサービスの充実、会員数の増加等に向けた施策のための追加投資が必要になるところ、本資本業務提携においては、割当予定先から出資を受けることを予定しております。割当予定先からの出資を通じて、後記「Ⅱ 第三者割当による新株式の発行 3.調達する資金の額、使途及び支出予定時期(2)調達する資金の具体的な使途」記載のとおり、chocoZAP 関連事業への投資を推進していくとともに、割当予定先が当社株式を保有することを通じて業務提携の効果をより早期かつ効果的に発揮していくことによって、本資本業務提携は、当社の掲げる chocoZAP 関連事業の拡大を主軸とした中期経営計画目標の達成に大きく貢献するものと考えております。

2. 本資本業務提携の内容

(1) 資本提携の内容

当社は、本第三者割当の方法により、SOMPOホールディングスに対して、当社の普通株式29,069,767 株を割り当て、当該割当後のSOMPOホールディングスの当社に対する議決権比率は 4.87%(小数点以下第3位を四捨五入。議決権比率について以下同じです。)となります。本第三者割当の詳細については、後記「Ⅱ 第三者割当による新株式の発行」をご参照ください。

あわせて、当社の子会社である RIZAP 株式会社(以下「RIZAP」といいます。)が、第三者割当の方法により、SOMPOホールディングスに対して、RIZAP の普通株式を割り当て、200 億円の払込を受けます。これにより、SOMPOホールディングスの RIZAP に対する議決権比率は 23%となります。本割当は、 SOMPOグループとの協力関係を強化し、SOMPOグループの顧客向けサービスの提供や提携を通じて、RIZAP の企業価値及び株式価値が向上することを目的としています。なお、RIZAP の第三者割当増資に際して、同社の株式価値については、chocoZAP 事業を主とした事業計画等に基づき、EBITDA 倍率等の標準的な手法で算出しております。

(2) 業務提携の内容

当社及びSOMPOホールディングスは、「I 本資本業務提携の概要 1.本資本業務提携の目的及び理由」記載の本資本業務提携の目的を達成するために、以下のような業務提携を行います。具体的な業務提携の内容は、当社及びSOMPOホールディングスの間で締結する資本業務提携契約及び関連して締結される各契約において決定されています。

(i)SOMPOグループの国内の顧客基盤(約2,500 万人)に向けたchocoZAP の利用促進等、RIZAP グループ会社の商品・サービスの浸透に向けた各種施策の実施

(ii) chocoZAP 利用者へのSOMPOグループ会社が提供するサービスの紹介等を含む、RIZAP グループの顧客層(約 120 万人の chocoZAP 会員)へのSOMPOグループ会社の商品・サービスの浸透に向けた各種施策の実施

(iii) 法令・ガイドライン等の遵守とお客さま同意を前提に、SOMPOグループの損保、生保、介護事業の顧客及びデータ基盤と RIZAP グループが持つライフログデータや指導ノウハウなどを組み合わせることによる、顧客ニーズや健康状態に即した新サービス・新商品の研究開発・提供

(iv)SOMPOが展開している介護事業やヘルスケア分野等における RIZAP の事業活用も含めた協業の促進

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2928/tdnet/2458288/00.pdf

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