日本国内企業の成長を支援する「MSD第二号投資事業有限責任組合」の設立と運用開始について

2021/10/28  三井物産 株式会社 

日本国内企業の成長を支援する「MSD第二号投資事業有限責任組合」の設立と運用開始について

2021年10月28日

三井物産株式会社(社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠、以下「SMBC」)、株式会社日本政策投資銀行(社長:渡辺 一、以下「DBJ」)と共に、本日、3社(以下「スポンサー3社」)による投資事業会社であるMSD企業投資株式会社(以下「MSD企業投資」)が組成するファンド「MSD第二号投資事業有限責任組合(以下「MSD2号ファンド」)」に出資し、運用を開始しました。今後は、スポンサー3社に加えて、金融機関を含む新規投資家にも幅広く出資を仰ぎ、ファンド規模を拡大する予定です。

2015年9月のMSD企業投資設立後、同年10月に「MSD第一号投資事業有限責任組合(以下「MSD1号ファンド」)を組成し、投資先企業及び創業家等に対して長期的な視野に立ったパートナーとして、その永続的成長や可能性の顕在化実現に向け、スポンサー3社が有する幅広いネットワークや知見を活用して、次のステージまでの成長を支援してきました。

具体例としては、大企業からのカーブアウトである日本電解株式会社の成長支援、創業家と共に新規事業への挑戦に取り組んでいるユナイテッド計画株式会社や株式会社海洋堂等があります。

MSD2号ファンドは、MSD1号ファンドでの取り組みを継続し、長期的な視野に立ったパートナーとして企業の経営課題に共に取り組み、それに必要な資金を供給し、より一層の成長をサポートしていきます。

三井物産は、これまで自社や関係会社を通じてベンチャー企業・成熟企業向けの企業投資活動を続けてきましたが、近年、成熟企業向け投資として取り組む範囲拡大や投資規模を加速化させ、国内のみならず海外においても、今回のような優良パートナーとのファンド組成活動やファンド出資を行ってきました。今回の取組において、三井物産はこうした経験の中で蓄積した事業運営ノウハウや国内外に広がるネットワークを活用し、MSD2号ファンド投資先企業の事業拡大や経営改善、海外展開等を通じた成長に貢献していきます。

MSD企業投資株式会社の概要

商号 MSD企業投資株式会社
所在地 東京都千代田区大手町1-9-2
大手町フィナンシャルシティ グランキューブ19F
資本金 4,950万円
株主構成 三井物産企業投資株式会社
株式会社三井住友銀行
株式会社日本政策投資銀行
設立日 2015年9月1日
代表者 安田 浩(代表取締役社長)
問い合わせ先 代表電話番号:03-3285-3622
事業内容 投資事業組合の管理・運営、及び経営コンサル業務
基本理念 日本企業による日本企業のための投資事業会社として、企業の課題解決と成長実現を支援し、株主・取引先・従業員といったすべてのステークホルダーにとっての価値最大化を目指す。

運営ファンドの概要

ファンド名称 MSD第二号投資事業有限責任組合
無限責任組合員 MSD企業投資株式会社
有限責任組合員 三井物産株式会社
株式会社三井住友銀行
株式会社日本政策投資銀行
ファンド組成日 2021年10月27日
ファンド期間 10年間

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三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「新たな価値を生む人をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

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Information

参考サイト

MSD企業投資株式会社 ウェブサイト

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