太陽光発電事業者の約9割が「年々、自然災害による太陽光発電所への被害が増えている」と回答!実際の太陽光発電オーナーの各種保険加入率実態とは

2023/08/29  株式会社 和上ホールディングス 

最大で数千万円から数億円の被害となる可能性も

株式会社和上ホールディングス(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役:石橋 大右)は、太陽光発電事業者と太陽光発電オーナーを対象に、「自然災害×太陽光発電所への被害」に関する調査を実施しました。


太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーは地球温暖化対策の1つとして注目されていますが、年々、台風の大型化や線状降水帯の発生、土砂災害といった「自然災害」によってパネルやブレードの破損や倒壊などの被害が増加する傾向が見られます。
(参照:経済産業省Webサイト、電力安全小委員会、2022年7月29日(第27回)、資料2 自然災害等による電力設備事故の防止に向けた今後の取組、P27 太陽電池、風力発電所の事故件数推移 https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/pdf/027_02_00.pdf

自然災害には地震や雪害などもあり、電力安全課は各事業者に対して保安管理の徹底を呼びかけています。
このほかに行うべき対策としては、「保険」に加入することも考えられますが、実際に加入している事業者またはオーナーはどのくらいの割合なのでしょうか?

そこで今回、太陽光メンテナンスの総合専門会社『とくとくサービス』https://wajo-holdings.jp/service/)を運営する株式会社和上ホールディングスは、太陽光発電事業者と太陽光発電オーナーを対象に、「自然災害×太陽光発電所への被害」に関する調査を実施しました。

調査概要


調査概要:「自然災害×太陽光発電所への被害」に関する調査
【調査期間】2023年6月29日(木)~2023年7月3日(月)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,019人(事業者:514人/オーナー:505人)
【調査対象】太陽光発電事業者/太陽光発電オーナー
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

調査トピックス


・【太陽光発電事業者】88.9%が「自然災害による被害が増えている」と回答
・【太陽光発電事業者】被害額では、家庭用の場合は30万円~100万円、産業用は100万円~500万円が多い
・【太陽光発電事業者】41.8%が「事業者向けの保険に加入すべき」、43.6%が「災害リスクに応じて必要な保険に加入すべき」と回答

このほかにも、以下の項目について調査結果をまとめました。
・【太陽光発電オーナー】火災保険、地震保険の加入率
・【太陽光発電オーナー】施設賠償責任保険と休業損害保険の加入率について

調査結果の全容はこちら(https://onl.bz/3ywiF8L)にてご覧いただけます。

調査結果詳細


■太陽光発電事業者の約9割が、年々増加する自然災害を実感している!

はじめに、太陽光発電事業者(売電収入など事業で太陽光発電を行っている方々)に、自然災害による太陽光発電所への被害はどのように推移していると感じているのか伺いました。


「自然災害による太陽光発電所への被害は、年々増えてきていると感じますか?」と質問したところ、『とても増えていると思う(43.0%)』『やや増えたと思う(45.9%)』『変わらないと思う(わからない)(10.5%)』『減っていると思う(0.6%)』という回答結果になりました。

実に約9割の方が、自然災害による被害は「増えている(とても増えていると思う、やや増えていると思う)」と実感していることがわかりました。

では、その被害額はどのくらいになることが多いのでしょうか。


「家庭用の設備(10kW未満)の場合、被害を受けた際はいくらくらいの損害になると思いますか?※一部分のパネルの破損~全損までを平均し、おおよその金額として」と質問したところ、『10万円未満(8.8%)』『10万円~30万円未満(18.5%)』『30万円~50万円未満(28.2%)』『50万円~100万円未満(24.1%)』『100万円~200万円未満(14.0%)』『200万円~300万円未満(3.5%)』『300万円以上(2.9%)』という回答結果になりました。

太陽光発電には家庭用と産業用の太陽光発電システムがあり、一般的に10kW未満は家庭用、10kW以上は産業用と出力によって区分されています。
おおよそではありますが、家庭用の太陽光発電の被害額は30万円~50万円未満、あるいは50万円~100万円未満となる傾向が比較的多いようです。

次に、産業用の太陽光発電の場合だと、どのようになるのでしょうか。

「産業用の太陽光発電設備(10kW以上)の場合、被害を受けた際はいくらくらいの損害になると思いますか?※一部分のパネルの破損~全損までを平均し、おおよその金額として」と質問したところ、『50万円未満(6.4%)』『50万円~100万円未満(10.1%)』『100万円~300万円未満(19.5%)』『300万円~500万円未満(21.6%)』『500万円~1,000万円未満(18.1%)』『1,000万円~1,500万円未満(10.5%)』という回答結果になりました。

産業用ともなるとその被害額も100万円~300万円、あるいは300万円~500万円と大幅に増える場ことが多くなるようです。
産業用の太陽光発電設備には、500kW以上の高圧や2,000kWを超える特別高圧といった大規模な発電システムも含まれるため、それ以上の損害額となることもあります。

以降の回答結果はこちら
『1,500万円~3,000万円未満(6.2%)』
『3,000万円~5,000万円未満(4.1%)』
『5,000万円~1億円未満(1.8%)』
『1億円以上(1.7%)』

■自然災害リスクに対して、メーカー保証だけでは不十分!と回答した割合は?
太陽光発電システムが自然災害に遭うと、どのくらいの被害額になるのか明らかになりました。
その際には保険に加入しておくという対策がありますが、太陽光発電設備の規模や立地条件、自然災害に遭うリスクなどは個々別々です。
実のところ、保険についてどのようにお考えなのでしょうか。


「保険に対してどのようなご認識をお持ちですか?」と質問したところ、『事業者向け(企業総合保険、施設賠償責任保険、休業損害補償保険など)の保険に加入すべきだと思う(41.8%)』『個々の自然災害リスクに応じて、必要な保険には加入すべきだと思う(43.6%)』『台風などの自然災害(地震を除く)に対して保証がある火災保険だけは加入すべきだと思う(10.9%)』『メーカー保証(システム保証と出力保証)だけで十分だと思う(任意保険には加入しない)(3.7%)』という回答結果になりました。

諸々の事情がおありかと思いますが、保険に関しては“疎か”には考えていないようです。
では次に、太陽光発電で事業を行っている方々はどのような点で保険会社を選んでいるのでしょうか。

続いて、「保険会社を選ぶ際にポイントとなるのはどのような点ですか?(上位3つまで)」と質問したところ、『想定される自然災害リスクに応じた補償内容(40.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『補償範囲や付帯可能な特約補償(39.7%)』『保険料の安さ(27.0%)』『大手保険会社などの知名度(24.9%)』『選べるプランの自由度の高さ(20.0%)』『コールセンターの品質(10.7%)』『アフターフォロー(8.6%)』と続きました。

保険料の安さよりも、補償内容やその範囲、または付帯可能な特約補償といった点を重視する傾向が見られることから、保険に加入する際は想定される自然災害リスクと保険の補償内容を重視して保険会社を選ぶ方が多いようです。

※本調査結果の全容は(https://onl.bz/3ywiF8L)にてご覧いただけます。

太陽光メンテナンスの総合専門会社『とくとくサービス』




株式会社和上ホールディングスが運営する『とくとくサービス』(https://wajo-holdings.jp/service/)は、太陽光発電に豊富な実績をもつ株式会社和上ホールディングスが提供する太陽光メンテナンスのサービスです。

とくとくサービスのご紹介
【無料おためし点検】
今の発電量に疑問がある、現在の資産価値が知りたい
 現在の発電量が適正であるのか知りたい、売却検討中などで発電所の現在の資産価値が知りたい、メンテナンス契約を検討しているけどまずはどんなサービスが受けられるのか体験したい、災害にあってしまい何から手をつけてわからない、そんな方にオススメのサービスです。おためし点検後にレポートを作ってお渡しするので、ご自身で現在の発電所の状態を確認することができます。

【定期点検メニュー】
目視・電気計測点検は、メンテナンスの要です!
 劣化・腐食・ちぎれ・外れ・ゆるみ・汚れなどを点検します。遠隔監視はとてもすぐれたもので、日々の発電量をしっかり管理してくれます。 が、目視での点検はもっと重要で、発電に関連のない不備や故障は実際の目で確認しなければわからないケースがほとんどです。今は小さな不備であったとしても、月日が経つと大きな損害を生みだしてしまいます。メンテナンスをすることでその様な状態になる前にしっかり対策。電圧計測もIVチェッカーできっちり行い、安心頂ける報告書を写真付きでお手元にお届けしています。

・モジュールの割れや汚れ
・架台接続部のゆるみや腐食、歪による段差
・接続箱、パワコン、ブレーカー等、各ボックスの腐食や水の侵入
・配線のちぎれやたるみ、焼き付きなど
・接続箱、パワコンの電流及び電圧の計測
・敷地内の雑草やゴミ
・フェンスの破損
・写真付き報告書の作成

高圧洗浄 パネルの汚れだけで5?10%発電量が低下します。
パネルに汚れがついたまま放置してしまうと5~10%発電量が低下してしまう可能性があります。一概に汚れといっても汚れの原因はさまざまで、黄砂や花粉の付着によるものや、鳥の糞や足あと、車の排気ガスや海風による塩の結晶等々、それぞれに合わせた洗浄方法が必要となり、拭くくらいでは簡単に綺麗にはなりません。とくとくサービスでは高圧洗浄、もしくは特殊な水を使用しスクイージで仕上げる作業でお客様のモジュールの発電量を守ります。
※高圧洗浄が出来ないケースでは拭き上げ洗浄も実施します。

防汚コーティング 耐久年数10年以上!
オリジナルのコーティング剤ですが、効果は超一流です。塗布する事で、雨さえ降ってくれれば少々の汚れは落としてくれる超優れもの。耐久年数もナント10年以上! 塗布方法に秘密があり、コーティング剤をポリッシャーで伸ばし摩擦を起こし付着させる事で表面に凹凸を作ります。そこに汚れが付着し、雨が降るとこの凸凹が膨張し汚れを押し出してくれる仕組みです。塗布作業をしっかりと研修を受けた職人が作業する事で効果が10年以上継続されます。

除草・防草対策 しっかり除草、対策をして発電量を下げない。
塗布する事で、雨さえ降ってくれれば少々の汚れは落としてくれる超優れもの。耐久年数もナント10年以上! 塗布方法に秘密があり、コーティング剤をポリッシャーで伸ばし摩擦を起こし付着させる事で表面に凹凸を作ります。そこに汚れが付着し、雨が降るとこの凸凹が膨張し汚れを押し出してくれる仕組みです。塗布作業をしっかりと研修を受けた職人が作業する事で効果が10年以上継続されます。

遠隔監視・管理 責任者が状況を確認し、随時連絡が入ります
監視スタッフとメンテナンス責任者の携帯電話で確認出来る様にしています。万一監視スタッフが席を立っていたとしても、責任者が状況を確認し、随時連絡が入ります。唐突に起こる発電停止や低下は「見える化」しておかなければ、いくらでも損害になります。現在ご使用の監視システムがあるならIDとパスを共有頂ければ、弊社でも監視致します。お客様の財産である太陽光発電に、低下や停止を最小限にする為、最善を尽くします。

緊急対応・駆けつけサービス 急な発電停止などの緊急時に
発電停止、著しい発電低下、破損、いたずら、大きな災害後など定期点検以外で緊急時にも駆けつけ対応しております。例えば、落雷による発電停止の場合や、近隣から害を被るケースなど。抑制によるパワコン復旧は別途になりますが、その他の大きな問題が生じる(生じている)時などは対応致します。

レポート報告 実績や低下率の比較にも活用できます
どの発電所も、点検結果をまとめて別紙報告書として、毎回点検終了後に提出します。修理が必要な個所や、気になる個所などはわかりやすく写真撮影し報告いたします。この点検報告書は弊社でも保管しますので、これまでの実績比較や低下率を出す際にも活用できます。

■ご相談・お問い合わせはこちら:https://wajo-holdings.jp/service/contact/

■とくとくサービス:https://wajo-holdings.jp/service/
■TEL:0120-427-238(050-3176-2122)
■株式会社 和上ホールディングス:https://wajo-holdings.jp/

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