DX時代の設備管理・モノづくりの最新事例を紹介!

2021/11/04  公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会 

第60回 設備管理全国大会(記念大会)~協会社団法人化40周年 TPM提唱50周年 連動企画~

『第60回 設備管理全国大会(記念大会)』 主 催:公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 日 時:2021年12月2日(木) ~ 3日(金) 会 場:浜松町コンベンションホール&Hybridスタジオ ※ご来場(定員制)もしくはZOOMによるライブ配信で聴講可 主な講演企業:トヨタ自動車、デンソー、富士フイルム、三井化学 お申込み・プログラム:https://www.jipm.or.jp/offer/?id=1634085667-255118  ★参加は有料です <大会主旨・目的>  設備管理・保全のDX化は各社がチャレンジを進めているが、「設備そのものの高経年化によりフィットさせづらい」、「データは収集できているが、多岐に渡りすぎていて解析が難しい」などの課題もある。日本の強みであるコアなメンテンナンス技術・ノウハウを維持しつつ、DXなどの新しい道具を融合させることで、日本の競争力につながることは間違いない。DX化・自動化・人手不足の時代の主役は設備管理ができるモノづくり人財。第60回設備管理全国大会では、「未来の設備管理のあるべき姿」の方向性を示します。


第60回テーマ
未来の設備管理のあるべき姿とは?
<プログラム>
詳細はプログラムをご確認ください⇒https://www.jipm.or.jp/offer/up_img/1634085667-255118.pdf
【12月2日(木) ~1日目~】
1.設備管理全国大会 企画委員会「10年後の設備管理に向けて」
 各業界の設備管理のキーパーソンで組織される本大会の「企画委員会」では約2年に亘り、設備管理の実情や今後について、意見交換を進めてきた。今回は議論した内容を基に「10年後の設備管理」に向けた方向性について、紹介する

2.日本プラントメンテナンス協会「未来も支える保全人材育成の考え方」
 保全業務は「=修理」という理解がされ、正当な評価をされていないケースがある。しかし生産の全き(まったき)を保つために、専門力を駆使できる「保全エンジニア」の役割は必須である。今回は保全エンジニア育成の考え方やその重要性について紹介する。

3.株式会社 高田工業所「人材育成と次世代への技能伝承―ICTを活用した生産性向上と技能伝承について」
 同社が長年取り組み、大切にしている「全社共通基礎技能教育」や「技能オリンピック全社大会」、またICTを活用した技能伝承や工事業務の効率化などを紹介する

4.NS-Siam United Steel Co., Ltd. (日本製鉄連結子会社 タイ)
「Creating the Path to Sustainability with TPM:NS-SUS Experiences~2020年度TPMワールドクラス賞 活動紹介~」
 NS-SUS社におけるTPM活動は、2005年にキックオフし、現在も継続的な活動を行なっている。2012年からはTPM活動にトヨタ生産方式(TPS)を融合した活動による徹底的なロス改善と生産効率改善を図ってきた。さらに2018年からは、デジタル技術の積極導入など、新たな取組みを加えている。持続的な成長が出来る企業体質の構築を目指し、取り組んできた活動を紹介する

5.現場目線のIoT生産革新研究会(事例紹介:ジヤトコ株式会社)
「IoT利用によるリアルタイムな現場ロスの顕在化~現場目線のIoT生産革新研究会 活動より~」
 昨今はセンシング技術の進化により、設備におけるロスのリアルタイムでの把握が可能になりつつある(事例紹介)。また、設備だけでなく人・材料・エネルギーも含めたロスの撲滅について、考え方や事例を紹介する

6.株式会社 デンソー「故障/良品解析による高信頼性設備づくり」
大きな市場変化にも対応すべく、設備のモジュール化を進めるなか、信頼性と保全性の確保が課題であった。設備づくりの信頼性解析部隊を創設し、全社で組織的に取り組んだ事例を紹介する

【12月3日(金) ~2日目~】
1.三井化学 株式会社「先進技術を活用した次世代工場構築」
 設備高経年化・ベテラン減少・労働力不足のなかでの保全・運転の高度化を目指し、人間の能力を引き出す次世代工場構築へ、先進技術を活かして取り組んだ事例を紹介する

2.富士フイルムエンジニアリング 株式会社
「保全改革におけるDX推進の取組み~ 設備管理における業務改革 ~」
 保全のPDCAサイクルを回す中での予兆保全の仕組み化と、デジタル技術を駆使したデータ収集・分析など、保全活動のDX化のコンセプトを紹介する

3.JFEテクノリサーチ 株式会社「オントロジー技術による知識の体系化と設備管理における活用」
 オントロジーは専門知識・ノウハウをツリー状にして体系化を図る手法であり、設備管理・保全などの複雑性の高い業務も簡潔明瞭に可視化できる。トラブル対応、技能伝承等にこの手法を利用した事例やシステムについて紹介する

4.次世代TPM(R)品質と設備管理研究
「次世代TPM(R) “100%良品”をつくり続ける設備を実現するための仕組みづくり提案」
 品質を真に設備でつくり込むためには、設備のライフサイクルを通じた良品条件の設定と最適な運転・保全の条件設定、また人の育成と仕組みの構築が必要である。今回は設備管理の視点から100%良品生産を実現する仕組みづくりについて紹介する

5.トヨタ自動車 株式会社 今だから伝えたい「保全の心得」
 近年、薄れつつあった保全の「心」に対し、保全活動にあたる際の「心得を明文化」し、グローバルに展開した。今回はその取組みを紹介し、同様の課題を持つ皆様と対応策について意見交換させていただきたい

【本件に関するお問合せ先】
公益社団法人日本プラントメンテナンス協会
普及推進部 府川・松川
電話:03-6865-6081
メールアドレス:event@jipm.or.jp
FAX:03-6865-6082

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