2024年女性視点トレンドキーワード『人離れと人恋し。相反するアンヴィバレンツ消費』を発表。セミナーアーカイブ配信は3/22まで!

2024/03/14  株式会社 ハー・ストーリィ 



女性インサイト総研を運営する株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都港区、 代表取締役:日野佳恵子)は、毎年大盛況の女性トレンドセミナーを2/15に開催し、2024年の女性消費トレンドキーワードとして「アンヴィバレンツ消費」を発表しました。
■ベースとなるのは「3つのS」
 当社の調査によると、2024年の女性消費トレンドのベースとなるのは、「節約(Savings)」「安心(Safety)」「安全(Security)」の「3つのS」です。これらは、予測不能な災害や物価高騰の影響を受け、消費者の意識に深く根付いています。2023年秋のアンケートでは、楽しさを求める買い物の割合が減少し、代わりに経済的な節約や安心・安全を重視する傾向が明らかになりました。
 この背景から、「アンヴィバレンツ消費」というトレンドキーワードが浮上しました。これは、「両極端」や「相反するもの」を意味し、人離れをしたいけれども人恋しいといった両極端な心理状態を表しています。


2023年12月調査発表HERSTORY 15歳~の女性893人
■2024年の女性視点トレンドキーワード:「アンヴィバレンツ消費」の背景
・孤独と不安
SNSの普及により外部との繋がりは容易になりましたが、長引く自粛期間はコミュニケーションの質を変え、「孤独と不安」を感じる女性が増加しています。特に、未来に対する不安を強く抱える20代女性が、自己投資や投資といった新しい行動パターンを採り始めています

・つながりの渇望
同時に、人と深くつながる小さなコミュニティや個性を大切にする空間への渇望も見られます。例えば、地域コミュニティを再生するスナックや友人運営のカフェが、幅広い年齢層からの支持を集めています。これらは、人とのつながりを求める心と、個々の「私らしさ」を尊重する現代の傾向を象徴しています。

・ひとりひとり個別化
社会の流れに応じて、消費者は「自分だけの」選択を重視し始めており、これは製品やサービスに対する期待にも反映されています。人々はリアルな場所での経験を求めつつも、パーソナルな価値観に基づく消費を好んでいる傾向があります。

2024年の女性消費トレンド「アンヴィバレンツ消費」は、企業が女性消費者の心に深く響く製品やサービスを提供するための鍵となります。相反する感情とその背後にある深いニーズを理解することで、企業にはより女性生活者の心の動きに寄り添うアプローチが求められます。
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■女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィについて
女性のリアルな声を拾い集め、「暮らしにくさ」「生きづらさ」を解決するための商品・サービスを企業と共創し、社会全体へ循環させる「女性視点マーケティング(R)」を普及しています。女性は消費市場の8割に関与し、購入決定に影響力を持っています。女性の拡散行動に着目し、“子どもたちのあした”をしあわせにすることをミッションとしています。
【会社名】株式会社ハー・ストーリィ
https://www.herstory.co.jp/
【所在地】〒106-0032 東京都港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス5F
【TEL】03-5775-1581
【事業内容】女性視点マーケティング(R)事業(研究調査/専門情報出版/マーケティング支援/人材育成支援)
【設立】1990年8月20日
【代表取締役】日野 佳恵子

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