エコモットの連結子会社であるGRIFFYが現場作業員の体調管理ソリューション「GenVital(ゲンバイタル)」を大林組と共同開発

2024/04/16  株式会社 GRIFFY 

~2024年度より大林組が施工する建設現場にて活用スタート~

エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役 入澤 拓也、以下「エコモット」)は、連結子会社である株式会社GRIFFY(本社:東京都千代田区、代表取締役 入澤 拓也、以下「GRIFFY」)が株式会社大林組(本社:東京都港区、社長 蓮輪 賢治、以下「大林組」)と共同で、現場作業員個人の心拍数および建設現場内の暑さ指数を把握し、独自に設定した体調管理指標が閾値を超えた場合に、瞬時に注意喚起メールを通知する現場作業員の体調管理ソリューション「GenVital(ゲンバイタル)」を開発し、2024年5月より大林組が施工する約100か所の建設現場で現場作業員約3000人を対象に運用を開始することとなりましたので、お知らせします。


<システム構成図>


■GenVital(ゲンバイタル) 製品概要
○リストバンドにより収集された現場作業員の心拍数と位置情報、計測器により収集された建設現場内の暑さ指数から、独自計算アルゴリズムにより計算された指標が閾値を超えた場合に、瞬時に作業管理者に対し注意喚起メールを送信することで、現場作業員の体調管理をサポートするソリューションです。
○専用クラウドサーバ「GRIFFY Wear.」にLTE通信にてデータを送信する親機、心拍数データを収集する中継機、現場作業員が装着し心拍数を計測するリストバンド※から構成されます。リストバンドから中継機の通信はBLE、中継機から親機への通信はLoRaを使用し、暑さ指数計測およびデータ収集は、環境モニタリングクラウド「SisMil」※を使用します。
○心拍数の計測間隔は20秒、専用クラウドサーバ上の収集データは1分間隔で更新され、管理画面から心拍数や暑さ指数をリアルタイムで確認可能です。親機からクラウドサーバへのデータ送信は、LTE通信以外にも衛星回線や光回線も利用可能であり、電波不感地帯における建設現場への活用も可能です。
※リストバンドはホシデン株式会社製です。
※SisMilは、株式会社オーク情報システムの登録商標です。

<製品外観>

■エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場、2018年6月に東京証券取引所マザーズへ上場。2019年1月にKDDI株式会社と資本業務提携いたしました。
所在地 : 〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東1丁目2番5号 カレスサッポロビル 7階
代表  : 代表取締役 入澤 拓也
設立  : 2007年2月
資本金 : 6億1,787万円(2024年2月末現在)
事業内容: IoTソリューションの企画、およびこれに付随する端末製造
通信インフラ、アプリケーション開発、並びにクラウドサービスの
運用・保守に関する業務のワンストップでの提供
URL  : https://www.ecomott.co.jp/

■株式会社GRIFFYについて
GRIFFYは「建設産業の未来図を、デジタルテクノロジーで描き出す。」をミッションとして掲げ、建設ドメインに特化したDXプロダクト・ソリューションの共創事業に加え、多数の建設DXソリューションを「現場ロイド」ブランドとしてラインナップしたレンタルサービス事業を運営しています。
「現場ロイド」は累計18,000件(2024年2月末現在)を超える導入実績を有しており、現場への実装で積み重ねたノウハウとデジタルネイティブな発想の組み合わせによって、生産性向上、省人化、安全対策といった建設産業全体の共通課題と向き合うことを通じて、建設産業に携わるすべての人が幸せに働ける環境づくりに貢献してまいります。

所在地 : 〒101-0047 東京都千代田区内神田2丁目12番6号 内神田OSビル7階
代表 : 代表取締役 入澤 拓也
設立 : 2023年12月1日
資本金 : 6,000万円
事業内容 : 建設現場向けのDXソリューション提供事業
URL : https://griffy.co.jp/



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